中山グランドジャンプとグランドナショナル。

第20回中山グランドジャンプ(JG1・中山・芝4250m)

単純なレースの感想です。

オジュウチョウサン強かったです。
アップトゥデイトがマイネルクロップ辺りに絡まれた、というよりオジュウチョウサンがぴったりと追走し、大逃げを許さなかったというのが大きいでしょうね。

ヒヤッとした年末のレースすら許さないという感じだったんだと思います。

4コーナーでアップトゥデイトの心を折るかのように、林騎手が抜かされた後に後方を振り返ったというのは、あの馬のスピードを何よりも物語っていたようでした。

それにしても強いですね。
時計もどんどん詰めてしまい、手が出ません。

飛越も低く、無駄なく走ります。飛ぶのが怖くないんでしょうか?

乗馬クラブに新馬が来て、障害調教をすると、やったことない馬は地上横木(地面に置いてあるだけ)ですらピョンと飛びます。
3級馬場の経路できちんと扶助しないと、3本の地上横木すら避けますので、馬は基本そういう生き物です。転ぶ可能性があるところを敢えて行く必要はありません。

障害もそう。
基本馬術の障害は100cmを飛ぶには110cm位飛ばないといけません。
バーを落とせば順位も下がりますし、脚が引っかかって危険です。馬自身もそれを知っているから脚をバーにはできる限り当てたくないものです。

競馬の障害はそれではダメ。スピード優先なので、100cmのところをできれば95cm位で飛びたい。
それだけで特殊な馬です。

モガミの馬が障害を走ったというのは、身体の強さだけでなく、気性の激しさがプラスだったのでしょう。
慣れれば徐々に上手に飛越してくれますが、身体を擦るのもへっちゃら、怖くもない、みたいなのはやはり鍛えただけでは無理で、立派な(?)才能です。

ジェットコースターに乗れない人はなかなか乗れないのと一緒ですかね。

 

2018 Grand National Handicap Chase(G3・エイントリー・約6,907m)

オジュウチョウサンが3連覇を成し遂げた日に、英国ではかのグランドナショナルも行われました。

オジュウチョウサンは圧勝でしたが、こちらは約7000m走って頭差。
40頭エントリーで38頭が走り、落馬やらなんやらで12頭が完走。

落馬もあり、エンタメとしてみる方は面白いのかもしれませんが、ジョッキーは命がけです。落馬のタイミングによっては踏まれますから。

解説とか無理なレースですが、1週目で落馬した馬が途中倒れてて、チェッカーフラッグが振られていました。
もう、動物虐待の域にあるレースですが、人気もありますし、これがグランドナショナルといえばそうなりますね。

Tiger Roll(タイガーロール)という馬が勝ったらしいですが、よくわかりません。
最後疲れたっぽいですが、よく粘りました。

なんせ着地地点が下りになっているというとんでも仕様の障害もあり、飛んですぐカーブとかそりゃ動物愛護団体から訴えられますわ。

今年じゃないけどジョッキーカメラもあります。