第56回弥生賞、第26回チューリップ賞 レース感想

第26回チューリップ賞(G2・阪神・芝1600m・良)

しっかりとダノンファンタジーが勝ちました。

道中内側で直線どうなのかなーと思っていましたが、しっかり外に出してからは素晴らしい末脚。
上がり34.0で1馬身差。

着差以上に強く感じました。
スタートも1番だったように、レースが上手。総合力が高いので、桜花賞で大崩れはないでしょうね。
普通に考えればこの馬から。年明け初戦として無理しておらず、素晴らしい始動戦でした。

1つ気になったのは道中で馬の後ろに入った時に、ややクビを振るシーンもありました。
同年代のオークスは2400mが得意ではなくてもなんとかなる舞台ですが、この馬のタイプと良さを考えると2000m以上を走らすのは「もったいない」と思いました。
NHKマイルカップは同じダノン勢でチェイサーがいますので、出走は無いと思いますが、オークスで積極的に狙えるタイプか?というと現時点ではやや微妙。
桜花賞と秋華賞は勝ちそうなタイプですけどね。

シゲルピンクダイヤは桜花賞を面白くしそうな1頭ですね。
ミスパンテール、ラベンダーヴァレイ、レインダンスみたいな感じのキャリアでこの走り。
3戦連続で1:35.0を切るというのもこの時期としては威張ってもいいものです。

道中下げて後方。
直線はシェーングランツの外に出し、前を向いてから走りが変わり、大きなストライドで前を抜き去りました。
クロノジェネシス、ビーチサンバ、どうなってるか分からないグランアレグリアと比較して印象としてはやや足りないのと、やはり桜花賞も下げて後方からといかざるを得ないはずです。
そうなると、ここで使った33.6でも掲示板までというレースになりそう。ただ、狂えばビーチサンバやコントラチェックまでなら倒せるかも。

ノーブルスコアは最後交わされてしまいましたが3着で権利確保。
リステッドでしっかり馬券になっていますし、相手なりには走れそうです。
ただ、428kgと大きく減った馬体がプラスなのかマイナスなのかはわかりませんが、桜花賞でさらに減ってしまうようだと心配です。
相手なりに走れるといっても、パワー不足に感じますので、勝ち切るタイプではないですね。ダノンファンタジー相手に逆転は厳しい。

シェーングランツはフワフワしていました。
桜花賞も似たような結果になると思います。
勝ったもののアルテミスSも道中の反応の鈍さが気になりましたし、阪神の2戦は更に悪くなっています。あの感じだと走るかどうかが博打ですね。
桜花賞は買いませんが、桜花賞の負け方次第では春は厳しい。

桜花賞はダノンファンタジーとクロノジェネシスがいますので、そこまで荒れそうな感じはしません。
コントラチェック、グランアレグリア、ビーチサンバと無事に出走すれば崩れそうにない連中が多いので、上位人気での戦いになりそう。

 

第56回弥生賞(G2・中山・芝2000m・重)

雨が降ってしまいました。東京マラソンでした。
乗馬の試合もあるので、練習優先。中山疲れるし。

ニシノデイジーもラストドラフトもカントルも見たことあるからいいや、ってなことで。
サトノジェネシスが当初出走?と言われていましたので、それが出てくるなら行こうかと思っていましたが、雨+出ないなら行かない。

雨が降っているのでどんどんニシノデイジーが売れました。
馬場は無視できない範囲で悪くなっていますね。稍重の5Rの3歳未勝利で2:05.5。最低でも+2.0位は考えておきたいです。
なので、勝っても負けても良馬場で比較的高速になる皐月賞とは別物。判断に困ります。

そして今週もWIN5が大荒れ。
スピリッツミノルが勝利した段階で7票。一体どうやって買ってるんだ…。

荒れそうな感じはしましたが、硬そうな買い方をしました。本当に下手だなー。
自分はWIN5でそこそこのも当たる感じがしない。

ラストドラフトが逃げ、ニシノデイジー、カントルが前につける展開です。
サトノラディウスがついていけない感じになっていて、メイショウテンゲンが集団の最後方。
後方でブレイキングドーンとシュヴァルツリーゼがいました。
前半61.8と出ていたので、良馬場の弥生賞でも毎年そんなものなので、それなりに流れていました。

自分の見てた中ではシュヴァルツリーゼが4コーナーからグーンと外を上がってきたとき「突き抜けるんじゃないかな?」と思いましたが、少しコーナー突っ込んで入りすぎましたかね。
それでもあれだけの加速はかなり目を引きました。

直線は内外離れてラストドラフトは直線入り口では既に厳しそうでした。
ニシノデイジーもカントルも突き抜ける感じはせずに、大外から見ていたシュヴァルツリーゼの前の芦毛メイショウテンゲンがジワジワと先頭。
内でバテたカントルとニシノデイジー。外からシュヴァルツリーゼとブレイキングドーンが追い込んできました。

メイショウテンゲンが1馬身半の差をつけて勝利。
ディープインパクト×メイショウベルーガという期待の1頭が重賞勝ちで皐月賞へコマを進めます。

この荒れた流れを考えれば買えなくもないですが、「買ったところで」なのでもういいです。
結果にケチをつける気はありませんが、皐月賞に直結する弥生賞とは違ったと思います。
やはり馬場の影響が大きく、得手不得手は出ました。

とはいえラストドラフトは最後大きく失速してしまいましたし、サトノラディウスも勝負所での動きがイマイチでした。

メイショウテンゲンはこの馬場も味方したでしょうね。
きさらぎ賞ではダノンチェイサーに0.8秒差。あの時の京都も雨が降って良馬場発表だけどやや重そうであり、そこで大きな違いはありませんでした。
このメンバーの中では悪化した馬場にも耐えられたということでしょう。
皐月賞でマイラーに近いスピード勝負となった時にどうなのか?というと疑問符がついたまま弥生賞馬として皐月賞です。
ぶっつけの連中が多いのといい、こういうトライアルといい、今年の皐月賞は買い方に好みが出るでしょうね。
そこそこ流れた道中に完全についていかなかった訳ではなく、ある程度射程に入れながら進められたというのは良かったと思います。

2着のシュヴァルツリーゼが自分の中では一気に浮上してきました。
これは走りがいいですね。デビュー戦の時もそうでしたが、今日の馬場は一見難しそうでも最後素晴らしい末脚でした。上がり36.2は断トツ。
道中のんびり屋さんっぽいので、皐月賞だとセカセカしそうですが、ダービーは面白い存在になるかもしれません。
デビュー2戦目でこの2着は大きい。ただ、ダービーはボーダーラインか。皐月賞の結果次第では怪しいかも。

ブレイキングドーンも道中後ろから最後しっかり脚を伸ばして3着。
皐月賞は滑り込みました。ペースがこの馬場にしては流れたのもあり、いい作戦でした。福永騎手はチューリップ賞といい、きっちり権利を取ってきます。
ただ、最後の脚は上位3頭ではやはり着順通り3番目。
ホープフルステークスでは先行しましたが、こういう走りの方が自分の力は出せそうな一方で、この位置取りでは足りない可能性が高く、悩ましいですね。

ニシノデイジーはかかり気味はいつものことで、この馬場で人気しましたね。
最後まで頑張っていましたが、クラシックを勝つイメージはできなくなりました。グーンと春先から良くなっていく馬が勝つのがクラシックだと考えていますので、どちらかといえば息切れ気味。レースは大崩れしないタイプですので、ある程度の枠に入ればそこそこの着順で帰ってくると思いますが、大負け覚悟で逃げたりしないと「1着」は何となく厳しいと感じました。

東スポ杯も好時計で勝っているように、もう少し良い馬場向きなのは確実。
ただ、高速中山の1:58.0付近も厳しそう。当日の馬場次第です。

カントルは内側の荒れた馬場を走り続け、良さが出ませんでした。
ニシノデイジーといい勝負を演じていますので、力はないとは思いません。でもワグネリアンと比較するのはまだ早いかな。
スタートして外にスペースがあったので、馬の後ろではなく、ある程度外を気分良く走れるタイプなら外に出していけたのかも。そういう部分含めてレースですからね。
皐月賞がほぼアウトですし、きっちりとダービートライアルで権利を。

ラストドラフトはペースを作るの良いですし、淀みのないペースで走っていましたが、ラスト急激なペースダウン。
恐らく最後13.5位までダウンしてしまっているはずで、苦しい結果になりました。
馬場も当然影響はあると思いますが、それでももう少し走れても…というのが率直な感想。
明確に中弛みがあった京成杯に比べ、今回は最初と最後を除くと最遅でも12.5。
馬場以上に、このペースが向かないのかも。自分で勝手に作っておいて苦手とか意味わからんですが…。高速上がり勝負とかだと浮上してきそうですので、皐月賞より意外にダービーかな。

この弥生賞は雨が降らない限り皐月賞とは違いますので、単純に着順で考えにくい。
難しいクラシックになっていますね。

そしてWIN5がキャリーオーバー!

最後7票あったわけです。
この7票を残す強者が、シュヴァルツリーゼやブレイキングドーンを買っていなかったとは考えられません。
恐らく1人でしょ。この組み合わせを2人以上とか考えたくない。。。
そう考えると、弥生賞は7番人気まで買っていた、と考えてしまいます。この雨が4億円だったと考えると、どんな気持ちなんでしょう。

聞いてみたい。こんな感じで。