2017ロイヤルアスコットのレース感想

自分メモ用。

Queen Anne Stakes(G1・1m)

アスコット開幕を飾るクインアンS。直線1マイル戦です。

Toscanini(トスカニーニ)がゴドルフィンのペースメーカーとしてしっかり飛ばします。
同じくDutch Uncle(ダッチアンクル)が2番手で前半は流しました。
後ろの方は良く分かりませんが、前2頭が飛ばして後ろはじっくりという展開です。

シャドーロールのRibchester(リブチェスター)が直線で前のペースメーカーに邪魔されながらも外に行き、グングン伸びます。
2番手には内からシマシマ帽子のMutakayyef(ムタカイーフ)が白っぽいDeauville(ドーヴィル)と差を詰めますが、1馬身1/4差で完勝です。

これでG1を2連勝。ドバイターフでヴィブロスに敗れて以来しっかり欧州でG1を勝っています。

人気どころがしっかり上位に入りましたが、Lightning Spear(ライトニングスピア)はロッキンジS2着以来でしたが、大きく崩れて8馬身差の9着。

1着:Ribchester(1:36.60)
2着:Mutakayyef(1馬身1/4)
3着:Deauville(クビ)

 

King’s Stand Stakes(G1・5f)

アスコットに帰ってきたLady Aurelia(レディオーレイラ)。
昨年の直線だけの競馬で7馬身差はなかなかありません。年明けもしっかり勝ってココ。

ライバルにはアベイ・ド・ロンシャン賞勝ちのMarsha(マーシャ)。

ほぼ先頭で走ったLady Aureliaが後続を突き放しにかかります。
馬群を割りながら白に丸がついた勝負服のMarshaが激しいアクションで追い詰めますが、そこは庭のアスコット。

3歳牝馬で古馬挑戦ですが、後続に3馬身差の圧勝です。
これで6戦5勝。楽しみな短距離馬としてこれからも注目していきたい1頭です。

1着:Lady Aurelia(57.45)
2着:Profitable(3馬身)
3着:Marsha(アタマ)

 

St James’s Palace Stakes(G1・7f213y)

セントジェームスパレスSです。

3歳マイル王としてここを勝って完全制圧したいChurchill(チャーチル)が1番人気。
英国2000ギニーでChurchillに敗れたBarney Roy(バーニーロイ)、愛2000ギニーで敗れたThunder Snow(サンダースノー)とゴドルフィンの2頭がライバルとして立ちはだかります。

レースはコーナーありの1マイル戦。
先頭を走るのはChurchillではない方のLancaster Bomber(ランカスターボンバー)。

Thunder Snowの外から同じ青のBarney Royが一気に伸びました。
その後ろで内に切れ込みながら苦しんでいるChurchill。

Churchillからするとほぼ勝負ありとなってしまい、前を交わすことができませんでした。
ゴール前は素晴らしい走りでBarney RoyがLancaster Bomberを交わして1着。G1は初勝利になります。

Excelebration(エクセレブレイション)産駒として初めてG1を制覇しました。
UAEダービー馬Thunder Snowは3着。この馬も地味に頑張ります。
もう少し長めだとどうなるのか?は見てみたいです。

1着:Barney Roy(1:37.22)
2着:Lancaster Bomber(1馬身)
3着:Thunder Snow(アタマ)
4着:Churchill(3馬身1/4)

 

Prince Of Wales’s Stakes(G1・1m1f212y)

エイシンヒカリが出た時はワクワクがありました。プリンスオブウェールズSです。

人気はドバイシーマクラシック勝ちのJack Hobbs(ジャックホブス)
そしていつもお馴染みHighland Reel(ハイランドリール)、BCターフ4着だったUlysses(ユリシーズ)、ドバイターフで7着後にタタソールズゴールドカップ(G1)で勝利してきたDecorated Knight(デコレーテッドナイト)、BCフィリーアンドメアターフを勝ったQueen’s Trust(クイーンズトラスト)など多士済々。

レースはそんな弱くないとはいえ恐らくJack Hobbsのペースメーカーの役割を担っていたScottish(スコティッシュ)。
2番手にHighland Reelがつけ、直線へ。

逃げ粘るペースメーカーを相手にジワジワと先頭へ立つHighland Reel。
その後ろから緑服のDecorated Knightに外からUlysses、大外後方の赤が目立つQueen’s Trustが伸びてきます。
そのQueen’s Trustにあっさり外から交わされたJack Hobbs。

逃げはいないものの、先行してきっちり抜け出す走りでHighland Reelが先頭へ。
後続をきっちり抑え込み、G1を6勝目。本当に強いというかしぶとい馬です。遠征もへっちゃらだし。

2着にはDecorated Knightが入りました。人気のJack Hobbsは最後バラバラな走りになってしまい、勝ち馬から5馬身半離されたビリ。
ここまで負けても3着までという安定感も売りの1つだったのに、かつてないほど崩れました。

1着:Highland Reel(2:05.04)
2着:Decorated Knight(1馬身1/4)
3着:Ulysses(アタマ)
4着:Queen’s Trust(3/4馬身)

それにしてもこのHighland Reelはいい馬になりました。
キタサンブラックもそうですが、こういう風に強くなると感慨深いものがあります。

 

Gold Cup(G1・2m3f210y)

長距離戦のゴールドカップです。
人気は欧州長距離と言えばこの方Order Of St George(オーダーオブセントジョージ)
2番人気に昨年の香港ヴァーズに出てたことすら覚えられていないのでは?と思うこちらも欧州長距離界代表Big Orange(ビッグオレンジ)

他には2015年のセントレジャー勝ちの牝馬Simple Verse(シンプルヴァース)や、去年のセントレジャー勝ちのHarbour Law(ハーバーロー)など。

長いので見るもんじゃありませんね。4000mだもん。

黄色服のBig Orangeが先頭で走ります。2番手にHarbour Law。
中段外目にOrder Of St George、Simple Verseはその直後の内側位。

直線に入り、Big Orangeが突き放します。Harbour Lawも追いかけますが、外にフラフラ。
一番外から最後踏ん張りを見せるOrder Of St Georgeですが、並んでから内側からもう1伸びしたBig Orange。
勝ち時計4分を超えるレースを勝ちました。大変ですね。

Order Of St Georgeはアタマ差2着。強いは強いですが、どうも最近勝ち切れません。前走勝ったとは言ってもリステッドレース。重賞だとイマイチ君状態です。

1着:Big Orange(4:22.40)
2着:Order Of St George(アタマ)
3着:Harbour Law(6馬身)

さすがにこんな長距離レースのため、先頭からビリまでとんでもない差がつきます。
欧州は諦めたらそこで試合終了のケースが多いので、最後は歩いてトコトコゴールします。

今回のビリはSimple Verse。
ブービーから23馬身遅れ、勝ち馬から実に104馬身差のビリでした。

 

Coronation Stakes(G1・7f213y)

3歳牝馬限定戦です。

人気は今やオブライエン厩舎の牝馬エースとも言える英愛1000ギニー馬Winter(ウィンター)
相手はフランス1000ギニー(プール・デッセ・デ・プーリッシュ)勝ち馬Precieuse(プレシューズ)。昨年こちらもフランスでマルセルブサック賞3着のDabyah(ダブヤー)

レースはPrecieuseが先頭で走り、愛1000ギニー2着のRoly Poly(ローリーポーリー)が2番手。
3番手にHydrangea(ハイドランジア)がつけ、芦毛Winterはその内側。

直線は逃げるPrecieuseをWinterが外から一気に抜き去り、2番手のRoly Poly、赤い服のDabyah、外から紫のHydrangeaが並んで追いかけますが差が広がります。

Winterは2馬身以上の差をつけ、非常に強い勝ち方でG1を3連勝。文句なしの走りです。
2着のRoly Poly、3着のHydrangeaとオブライエン厩舎のワンツースリー。別に珍しくも何ともない所がこの厩舎です。

逃げたPrecieuseは約6馬身差のビリに沈みました。

1着:Winter(1:39.39)
2着:Roly Poly(2馬身1/4)
3着:Hydrangea(クビ)

 

Commonwealth Cup(G1・6f)

結構注目の1戦でした。
人気はCaravaggio(カラヴァッジオ)。
昨年のフェニックスS勝ちの後、年明け初戦もG3を4馬身3/4差の圧勝。オブライエン厩舎。

相手はデューハーストS3着でこちらも年明けG3でHarry Angel(ハリーエンジェル)相手に完勝してきたゴドルフィンのBlue Point(ブルーポイント)

そのHarry Angelもゴドルフィン
ここまで4戦2勝2着2回とパーフェクト。

レースは前半から青い勝負服青帽子のHarry Angelが先頭で直線は内側から黒い勝負服のCaravaggioが力強く抜け出しました。
外から青服白帽子のBlue Pointも追い詰めましたが、2着に入れず。
上位人気3頭できっちりと決まりました。

Caravaggioはこれで負け知らずの6連勝。

1着:Caravaggio(1:13.49)
2着:Harry Angel(3/4馬身)
3着:Blue Point(1/2馬身)

 

Chesham Stakes(Listed・7f)

2歳の一般戦ですが、なかなか注目だったチェシャムステークス。
直線、オブライエン厩舎の黒い勝負服、期待のSeptember(セプテンバー)が抜け出しました。

オブライエン厩舎でライアンムーア騎手。
父はご存知ディープインパクト。母はPeeping Fawn(ピーピングファウン)。
プリティポリーS→愛オークス→ナッソーS→ヨークシャーオークスとG1を4連勝して最優秀3歳牝馬に選ばれた名牝。

当然まだ2歳戦ですので、来年がどうかとは言えませんが、これは走りますね。
前走は5馬身半差、今回は2馬身1/4差。英国1000ギニー楽しみになります。来年の話ですが。

3着馬が2番人気のMasar(マザー)
母はKhawlah(クワーラー)。UAEオークス、UAEダービーと連勝した馬です。レーザーバレットと一緒にUAEダービーを走っています。

ちなみに、このレースにHighlight Reel(ハイライトリール)というのが出ていて、かなり紛らわしいというか「え?」って思いました。12着だったし。