海外競馬馬券の第3弾です。
メルボルンCでも7億円位売れています。メルボルンCは難しいレースですが、今回の方がまだ可能性があると思います。なんせ13頭です。
出走馬です。
ヌーヴォレコルトは13番でした。
ライバルとしてはなかなか面白い馬が揃ったと思います。
ブックメーカー各社のオッズを簡単にみると以下の感じです。
人気はLady Eli(レーディイーライ)、Seventh Heaven(セヴンスヘヴン)、Queen’s Trust(クイーンズトラスト)、Sea Calisi(シーカリシ)が10倍を切るオッズ。
次にヌーヴォレコルトなどが出てきます。
主な出走馬プロフィール(人気順)
Lady Eli(レディイーライ) 8戦7勝2着1回。G1 3勝
昨年のベルモントオークスまで6連勝し、大怪我(蹄葉炎)から奇跡の復活を果たしました。
初戦のボールストンスパは2着に敗れましたが、フラワーボウル招待では3番手から差し切って勝利しました。
差し脚は強力ですが、前走は3番手だったので、少し印象が変わってきた感じはします。
Seventh Heaven(セヴンスヘヴン) 8戦4勝 愛オークス、ヨークシャーオークス
オブライエン厩舎のライアン・ムーア騎手騎乗。
凱旋門賞でも「出てくれば面白い」と思いました。そういう馬ですし、ヨークシャーオークスではFoundもやっつけていますので、そう感じました。
前走は負け方が気になります。
2着がない馬で、負ける時は結構大きく負ける馬です。距離が短い気もしますが、硬い馬場が好きとのことです。
Queen’s Trust(クイーンズトラスト) 7戦1勝2着1回 ナッソーS2着など
勝ち鞍はデビュー戦のみ。
それ以外は5着以内を確保しているものの、勝ち切れていません。
ナッソーSではMinding(マインディング)の2着、ヨークシャーオークスではSeventh Heavenの3着、前走ブリティッシュチャンピオンズフィリーズアンドメアターフSではJourneyの3着。
どれもこれも勝ち馬には完敗なので、どうだろう?差し馬。
Sea Calisi(シーカリシ) 11戦4勝2着2回 G1 1勝
昨年はフランスで走り、今年からアメリカへ。
アメリカでは4戦2勝2着1回3着1回と安定しています。
追い込み馬であり、G1の初勝利をしたビヴァリーD・ステークスでは道中13頭立ての11番手を追走して直線差し切りました。
安定はしていますが、届くか?は結構微妙だと思います。
Sentiero Italia(センティエロイタリア) 11戦5勝2着1回
G1は未勝利ですが、前走のフラワーボウル招待で2着、前々走のボールストンスパでは3着とトップクラスと互角の戦いをしています。
昨年のこのレースは3馬身ちょっとの差で4着と好走しています。
前走は逃げましたが、基本的には先行馬です。昨年は4番手位で走っています。
G1で勝つとなると少し足りませんが、脚質含めて馬券圏内も十分あるでしょうね。
Catch a Glimpse(キャッチアグリンプス) 11戦8勝2着1回 G1 2勝
昨年のBCジュベナイルフィリーズターフの勝ち馬です。
そこからも負けなしの連勝を続け、デビュー戦で5着に負けて以来、今年のベルモントオークスまで8連勝。
しかし、そこから2連敗。前走のQE2チャレンジカップでは逃げましたが、直線でバタバタになってしまい、10馬身位遅れたブービー。
ただ、前走は入りの2Fが22.99と非常に速かったのもあるかなって思います。レースの鍵を握る1頭です。
Avenge(アヴェンジ) 12戦6勝 G1 1勝
現在3連勝中です。
前走はG1であるロデオドライブSでした。サンタアニタパーク競馬場の芝2000m。
3番枠から好スタートを切って逃げ切り勝ちです。3/4差でしたが、後半ゴール前まで11秒台を続けたのは立派です。
勝ち時計1:58.52は優秀ですし、この馬もペースを握る可能性もあります。
Al’s Gal(アルズギャル) 26戦8勝2着8回 G1 1勝
5歳馬で26戦をしていますが、重賞初挑戦は今年の3月。晩成ですね。
ビヴァリーD・ステークスではほぼ最後方から追い込んで2着をしました。ただ、戦績を見ると追い込み馬ではありませんし、その通りE・P・テイラーS(G1)では2番手から抜け出してハナ差勝利。
これが唯一の重賞タイトルでG1勝ちです。
先行馬ですので、この馬も出方が気になります。
Pretty Perfect(プリティーパーフェクト) 11戦3勝2着2回
オブライエン厩舎のヘファーナン騎手なので、要はNo.2の馬ということになります。
前走のブリティッシュチャンピオンズフィリーズアンドメアターフはSeventh Heavenのペースメーカー役みたいな格好で出走しましたが、粘って4着とSeventh Heavenに先着をしてしまいました。
G3の1勝はありますが、愛1000ギニー9着、愛オークス10着、ヨークシャーオークス4着。
馬券内には入っていませんので、どうでしょうね。ペースメーカー役とまではいきませんが、それに近い役割も兼ねているはずです。
ちょっとしたデータとか最近の馬場状態
かなりちょっとしたものです。
サンタアニタパーク競馬場芝2000mですので、コースには特徴があります。
入ってすぐカーブもありますし、直線も短い競馬場のため、全体的に内枠が有利です。
ちなみに時計が速いのは相変わらずです。
10/29に行われた1600mのG3戦で45.83で前半が流れ、勝ち時計1:33.73。
10/30に行われた2歳の一般戦で47.15 の前半で勝ち時計1:35.27。
数レースですが、重賞ではどんな感じなのかの枠順、4コーナーの位置などをみてみます。
ロデオドライブSはサンタアニタパーク競馬場の芝2000mですので、大体近いでしょうし、最近のBCフィリーアンドメアターフでサンタアニタで行われたものを見てみます。
とっても雑なデータです。
ロデオドライブS5年分とBC3年分の8回を基に作成しています。
見ての通り内枠が有利です。
10番より外は16頭が出走し、3着以内が4回で25%。
4番より内は32頭が出走し、3着以内が12回で37.5%。
まぁ外枠は頭数が少ないですからね。とはいえヌーヴォレコルトからすると、少しいいデータではないですね。
8レース、24頭の1マイル通過時点の位置取りを見てみます。
- 3番手以内 14頭
- 4~7番手 9頭
- 8番手より後ろ 1頭
となっています。
これは明白です。前に行ったもんが有利です。8レースとサンプルは少なくても十分でしょう。
「8番手より後ろ」となっていますが、この1頭は8番手の馬。少なくとも1マイル通過時点では5番手以内位には居たい所です。
8回分のラップタイムの平均を取ると大体こんなレースになります。
24.14 – 47.89 – 1:12.28 – 1:36.23 – 1:59.53
見覚えあるラップでしょうが、大体今年の秋の天皇賞と同じです。
1レースだけここから大きく外れたレースがありましたが、残りの7回はこんなレースです。
60秒位で前半が流れ、後半少しラップが上がってフィニッシュというようなレース。それでいて直線の短さ。そりゃ追い込みは届きません。
展開予想
難しいと思います。
逃げ :②キャッチアグリンプス、④アヴェンジ、⑩キットキャット
先行前:⑥ジペッサ、⑫プリティーパーフェクト
先行中:⑤アルズギャル、⑦センティエロイタリア
先行後:⑧レディイーライ、⑬ヌーヴォレコルト
中段前:③セブンスヘヴン、⑪クイーンズトラスト
中段後:①シーカリシ
後方 :⑨ライアンズチャーム
こんな感じかな?
⑩キットキャットは前走1マイルの前走が45秒台で流れたレースで3番手だったので、人気薄だし行くかもということで。
最近の②キャッチアグリンプスは入りの2Fが24.0程度で走っていますので、枠も考えると逃げる可能性は高いかなーって。
負けているからといっても前走は飛ばし過ぎですし、今更抑えるなんて事はしないでしょうし。
逃げが多いですが、この辺りが先頭を伺うと予想します。
⑬ヌーヴォレコルトはやはり後手になる可能性を否定できない枠です。
③セブンスヘヴンは両隣がある程度出していく馬なので、包まれてしまうかもね、ということでここら辺に。
後方組だと、①シーカリシも今更前に出さないでしょうし、⑨ライアンズチャームはアルゼンチンでのG1は鮮やかすぎる追い込みです。
ペースは大体平均ラップ位じゃないかなと。48秒を少し切るか否か。
13頭はこの競馬場だと多い部類ですので、直線も短いし、追い込みは届かないでしょう。
4コーナーから前が有利の馬場ですので、一気にレースが動きます。
前があんまり信用できないので、ギュッと馬群が詰まり、ラスト勝負に。
うーん、全く分からん。。。でも一応予想はします。
◎ ④アヴェンジ
〇 ⑧レディイーライ
▲ ②キャッチアグリンプス
△ ①シーカリシ
△ ③セブンスヘヴン
注 ⑩キットキャット
④アヴェンジは先頭集団を走れますし、前走の時計、全12戦の内9戦がサンタアニタパーク競馬場。内枠。勝ち方は地味ですが頑張れそうな気がします。
⑧レディイーライは強い馬ですが、まだ雰囲気は戻り切っていない気がしてなりません。ほぼ確実に伸びてきますので、大負けは無いでしょう。
②キャッチアグリンプスはここ2戦負けていますが、書いてある通り前走ハイペース過ぎます。
今回はそこまで飛ばさないでしょうし、枠からも先手が取りやすいはずです。両隣もいきませんし。
①シーカリシは追い込みがどこまで決まるかですが、①なので、最内から伸びてくる可能性があるためです。
③セブンスヘヴンはどうも前走の反応が悪かったのに加え、2000mが久々、そして周りが行く馬に挟まされました。スタート後手なら内で包まれてアウトは十分考えられます。
硬い馬場が好きなのはオブライエンさんが言っているので、それが本当に得意であれば。
⑩キットキャットは大穴ですが、前走2着の時計が北米初戦で1:32.77の2着。
確かにメンバーは弱いし、それに負けたので全く強調できませんが、1マイルで45.27の前半を2番手追走してのものです。万が一激走があるなら、ということで。先行してくるでしょうし。
ヌーヴォレコルトはやはり外枠だと終始外になりそうで。
小回りですし、キーンランドとかならともかく、場合によっては1:59.0を切る馬場もこの馬にとっては向く気がしません。
大負けはしなさそうですが、上位でゴールする姿も想像しにくい。枠が内ならいいと思うんですけどね。芝2000mの大外はこの競馬場は不利です。
プロモーションビデオです。
ちなみに、公式トレイラーではありませんが、これは良くできていると思います。
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