写真で振り返る 第58回クイーンカップ感想と写真集




第58回クイーンカップ(G3・東京・芝1600m・稍重)

今年は行ったレース位はちゃんと記録として残そうと思い、今年初戦はクイーンカップ。
共同通信杯、フェブラリーステークスと参戦予定なので、練習も兼ねて。

乗馬が雪でできなかったし。この時期は降りますね。

馬場は稍重でしたが、ポカポカ陽気で半袖の人がいても違和感ない程。実際いたし。
ドンドン乾いて雲雀Sでは1:20.6の好時計。表記上「稍重」なだけで時計的には良馬場ですね。

パドックとか返し馬は写真も見てください。
雰囲気はウヴァロヴァイトが好きでしたが、好みは当てになりません。
ウンブライルは気合十分でしたね。あれがデフォルトなのかなと。

レースの時間になると少しこの時期らしくなってきましたが、まだまだ十分暖かったです。

レースは34.5-46.2-58.0。
全体時計も含めて消耗戦というか、レース自体は厳しめ。

ハーパーはスタート寄れてますが、内がもっと寄れたのもありリカバリーは簡単に。
ドゥアイズも隣のニシノカシミヤがスッと出たのもあり比較的リカバリーしやすいスタートでした。

道中はそこまで出入りが多くはないですが、ハーパーは前のゴールドレコーダーがかかったりしてて、「ストレスなく楽に走れた」という位置ではないですね。
ドゥアイズは内でジックリ。モリアーナは後方で溜めてます。ウンブライルはピンク帽ですし、外々を走っています。位置的には悪くなかったと思いました。

ドゥアイズは直線で出てこれない(というか前が内に入った)段階で思い切って外へ。
過怠金と出てましたが、流れの1つとして考えています。位置が悪かった。オンザブロッサムがまだ余力十分ならできなかったでしょうし。

ウヴァロヴァイトを買っていたので、この辺りまでは手応えあるように見えましたが、前半58秒で押し切れることもなく失速。
外のモリアーナとウンブライルも反応は良さそうでした。この段階だと。

そこからハーパーとドゥアイズ、モリアーナが出てくるのですが、ハーパーは最後まで粘り切りましたね。

ある程度の位置を取り、馬群に包まれて苦しそうな所もありましたがミシシッピテソーロがバテた位置にスッと入り、横から押されてもひるまずにラスト34.5。

ここから桜花賞直行らしいので、力関係難しいですが、ドゥアイズ、モリアーナ相手に勝ち切ってるのでこのパフォーマンスが出るなら馬券内も、という位置かなとは思いますが、個人的にはオークス向きに感じました。
スピード全開のマイラーではないかな。ここから1800mより1400mになった方がいいタイプではない。

ドゥアイズは内から強引でしたが、相手なりに走るタイプの本領発揮のようなレース振り。
この手の馬はオークスまでは狙いたいです。勝ち切るためには展開が恵まれないと、、、という振り切ったタイプでもないのがもどかしい。後ろからもいけますし、前目の内も走れますので、ある程度なんでもできるが故に。馬券的には信頼できる。

モリアーナはさすがに阪神JFで2番人気だった馬だけあり、力は見せました。
後方から追い込みにかけて上がり34.0。

上位3頭とも桜花賞でリバティアイランドを大逆転というよりはオークスで出し抜くイメージでした。時計は悪くないんですけどね。

ウンブライルは枠も2戦連続外と恵まれませんでしたが、あの手応えで走って直線ラスト50mは完全に止まっているのでこの位の淀みないペースで走ると気持ち長いかな。
桜花賞はこのタイプの方が爆発すればある気がしますが、パンパンの良馬場に加えて内枠が欲しい。もみじSのパフォーマンスは立派でしたが2歳10月なら、という条件が付きますからね。今ならあの位の時計で走れる馬はごまんといます。

アスパルディーコはアパパネの仔なので応援していましたが出負けして後ろから。
ふわふわ走ってるので、ガラッと変わらないとオークスも間に合わないかなー。

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