第29回青葉賞(G2・東京・芝2400m・良)
スタートをしてあまり定まらない感じではありましたが、ロードレゼルが出を伺って、 レヴァンジルも先行策。
スタートはイマイチでしたが、ディライトバローズが結果的には少し後続を離して逃げることになりました。
ペースとしては数字は速く見えますが、実際にオウケンボルトが前半1200mを1:13.0位で通過しているので、後続グループは馬場を考えるとそうでもないです。
ロードレゼルはなかなかいいペースでしたね。
逃げた馬がいたので走りやすかったと思いますが、最後まで粘れているので、ロジャーバローズのように案外するすると粘り込むなんてことも本番あったり。
ダービーも逃げた馬の直後について…ということができれば、直線失速してませんし、「あれ?」というシーンも。勝ち切るシーンは正直イメージできませんが、アポロソニックみたいに「人気薄馬券内」があるタイプです。脚質含め。馬券的に厄介なのがダービー戦線に残りました。
エターナルビクトリは道中最後方ですので死んだふり。
4コーナーで内を突いた訳ではなく、コーナーで失速せずに駆け抜けていた感じです。いい脚を使える馬ではありますが、少なくともここ2戦は追い込み一辺倒なので、このままだと人気になっても安定はしない感じはしないでもない。
グランシエロは期待していたのですが、うーん。
上がりも出し切った感じもしますし、プラダリアの真後ろから追い出して離されちゃってます。
ゴール前までバテてはいないものの、差すほどのキレはないというもどかしい感じです。
距離は長くても大丈夫そうなので、来年のダイヤモンドSとか走ってそう。
動くのがワンテンポ早いという感じもせず。内に潜り込んでどうにかなる感じもせず。相手なりには走りそうなので、ダービー出てもそこまで崩れなそうですけどね。まぁ出られないけど。
レヴァンジルは疲れましたかね。
鞭が入ってふらふらでしたし、このスピードでの戦いでは現時点では辛かったということでしょう。
ここからどこまで時計が詰められるか?の勝負ですし、良馬場ならダービーはあと1つ時計を詰めないといけません。そう考えると、ダービー出ても厳しい戦いだったかなという負け方。
勝ったのはディープインパクト産駒のプラダリア。
皐月賞ではいい所があまりなかったディープインパクト産駒ですが、ダービーにはきちんと送り込む準備ができました。
勝ち時計2:24.2。
時計はそこまで悪くないですが、特別視するものでもありません。
メンバー的にレベルは微妙に感じられて、恐らくダービーでは皐月賞上位4頭が上で、キラーアビリティがどこまで下げるか分かりませんが、あの辺と一緒位の人気になればいい方でしょう。
京都新聞杯でブラックブロッサムが勝ってくるとそっちの方が上位になると思います。
ただ、プラダリアは上昇気流に乗ってる気がするんですよね。
このタイプは怖いと思います。ダービーでも見せ場あると思いますね。母の母であるリトルオードリーのオークス位は走ってくるかもしれません。血統は向いてますし。
見に行く前は「今年は軽い気持ちでいいや」という感じでしたが、上位2頭は意外に面白いかも。
3歳1勝クラス(ダート1600m)
1:34.8でジュタロウが2番手から押し切りました。
デビュー戦の盛り上がりからは地味になりましたが、軽いダートは相当走りそう。スタートがそんなにキュンと行くタイプではないので、できれば外枠が欲しい。
東京のマイルは前走崩れてますが、ダートが軽くなったら特に走りそう。
ある程度時計勝負になるフェブラリーSとか根岸Sとかで面白そうだなと思いました。あとは雨が降ったユニコーンS。ぱさぱさ馬場だとダッシュが効かないから包まれてしまいそうなんで。
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