第81回皐月賞 展望と期待




一番面白いレースを見れる幸せ

皐月賞です。
私は桜花賞と皐月賞が並んで好きなので、このレースだけは現地で見たいと思っています。

昨年秋は全滅しましたが、皐月賞は見事現地が的中。
昨年のフェブラリーステークス以来の現地観戦なので写真の腕前が非常に心配ですが、そこは頑張るしかありません。

皐月賞が好きな理由は中山2000mであるところ。
コースとして大好きで、本馬場入場でゴール前を通り、1周目、そしてゴール直前ときっちり3回撮るチャンスがあります。
加えてこの時期だとターフに影ができず、本当に綺麗に撮れるシーズンです。

そして力関係がはっきりしない戦いなので、答え合わせ感が好きですね。
特に最近はローテーションの多様化に伴い、桜花賞もぶっつけの2頭+フェアリーS勝ち馬で決まりましたが、以前なら考えられなかったことです。
今年はフルゲートではなく、毎日杯のワンツーやワンダフルタウンなどの出走はありませんが、トライアルの上位陣に加えてきさらぎ賞、共同通信杯からの直行組と本当に力関係が分からない。

久々に楽しんで来ようと思います。
そして久々に写真付きの回顧が書けるかな。パドックも普通の時は行けないけど、今回は行けそうだ。

馬場状態がまたも難しい。。。

天気を見る限り、土曜の夜から本降りになり、日曜日は晴れ。
朝から晴れれば日本の馬場なら良馬場にはなると思いますが、降り方で変わります。

結構降った場合は、恐らく内から乾くので内が有利。
そこまででもない場合、先週の中山の各馬の走っているコースを見ると内側4頭分位は比較的避けています。
天気予報と気温を見る限り、皐月賞の時には内側は乾いているものの多少悪く、外が気持ち湿っているというフェアな馬場になるのではないかなと。2レース前位から良馬場という感じ。

先週は時計が出ていたので、良馬場であれば前日多少雨が多めに降ろうが1:59.0は切れる馬場だと予想してます。
皐月賞らしくマイル戦位で戦ってた連中でも十分で、悩ましい馬が何頭もいますね。

ペースも微妙

弥生賞もしっかり凌ぎ切ったとはいえ13秒台があり、若葉Sも13秒台が入っています。
スプリングSも馬場が悪かったとはいえ13秒台があり、京成杯に至っては14.0-13.3という超スローがあるレース。
共同通信杯もスローの上がり勝負でホープフルSも前半はスローでした。

前走2番手3番手という馬がいますが、あんだけスローなら仕方ないというレースが多く、時計的な裏付けがしっかりあるという馬があまりいません。
雨が上がった皐月賞でそこそこの馬場になったら、ある程度のスピード耐性が求められます。
そこも読みにくいですね。恐らく気持ちスロー。
とはいえ皐月賞なのである程度は流れ、60.5位にはしっかりまとめてくるでしょう。
60.5-58.5=1:59.0辺りが決着タイムになるかな。
スローの上がり勝負。

予想(あまり当たらない)

展開予想はしません。
今回は面倒なので。

◎ ⑨ラーゴム
○ ⑧ダノンザキッド
▲ ③ステラヴェローチェ

△ ⑥ヨーホーレイク
△ ⑦エフフォーリア
△ ⑯レッドベルオーブ

とします。

きさらぎ賞は自分は結構時計的には悪くないと思っていまして、決して良くない馬場でしたが、しっかりと前に行って押し切り。
皐月賞向きのレースをしています。今回も外の馬(ワールドリバイバル、タイトルホルダー)を行かせつつ、ディープモンスターのスタート後手もありそうですので、外のプレッシャーが比較的少ない位置に収まっていけるかな。
勝ち切るイメージもあんまりないですが、粘り込めるのではないか?と。アイビーSではオーソクレースといいレースしてますし、地味ですが力はあります。

対抗はダノンザキッド。
レースセンスがありますし、弥生賞はエンジンのかかりが鈍かったですが、追ってからしっかりしていました。負けたけどスローの逃げ切りだった事を考えれば、情状酌量の余地はあります。
まぁぶっちゃけシュネルマイスターが出てくれば本命にしようと思っていたので、それならばこっちを。

3番手にステラヴェローチェ。
今回は人気薄ですから、思い切って朝日杯みたいなレースをしてくれればいいよ。多少渋っても大丈夫だし。
朝日杯で時計は出してますし、2000m気持ち長いかなというタイプの方がいいです。このレースに限っては。

△筆頭がヨーホーレイク。
クロウキャニオンの一族なので突き抜けるイメージが全くないですが、やってきているレースは優秀ですし、前走の走りはこの一族らしかならぬ可能性は感じました。
カミノタサハラ位は走れるのではないかという期待を込めて。まぁ4着でしたが。。。

エフフォーリアはこの位置。
負けてないので、当然無視はできませんが、百日草特別も共同通信杯も似たようなスローで前に行き、上がり33秒台のレースなんですよね。
皐月賞は毛色が違うケースが多いので、向かない可能性も捨てきれず。

レッドベルオーブも△にしたい。こちらは思い切った△。
朝日杯の1番人気ですし、持ち時計は随一。マイラーが頑張れるのが同世代の皐月賞。
朝日杯の時に掛かりましたが、半マイル過ぎ当たりからは普通に走れていましたので、ピンかパーだと思うものの、ハマればスピードで持ってきてもおかしくはないです。

 

アドマイヤハダルはここ2戦が温いレースだったので、勝ち方は立派だけど今回は評価を落とします。グラティアスも同じ。
タイトルホルダーは相手なりに走りますが、相手なりになりそう。5着とかは取ってきそうですが、馬券となると今回はあんなうまくはいきません。
ヴィクティファルスは順列としては△勢の次という位置。買わないで来ると悔しいタイプなので、悩ましいです。
ディープモンスターは反応が少し鈍いので、皐月賞向きではないかなと。ダノンザキッドも鈍いですが、もう1つ鈍い感じを受けました。

まぁ楽しければいいよ。皐月賞は多少荒れても楽しめますし。