第17回チャンピオンズカップ 展開予想




ジャパンカップでの無様な外しっぷりにも関わらず、また予想を。
バイアスを防ぐ難しさを痛感しています。「サウンズオブアースが1番レースがしやすい」と書いておきながら対抗にもしないんだからどうしようもありません。

日曜日の中京競馬場には雨マークもあります。
そこまで激しく降るとは思えませんので、良馬場だと思いますが、表面だけでも濡れるのかな。

毎週本当に難しいですね。3頭立てとかやってくれないかなって思う位です。
アウォーディーが内、サウンドトゥルーとノンコノユメが真ん中、コパノリッキーがやや外目で大外にモーニン。
もちろんここにホッコータルマエにタガノトネールが加わっていたら…という思いはありますが、それでも豪華なメンバーが顔を揃えました。

ある程度ハッキリ下げる馬もいる一方で、最初のコーナーの入りがどうなるのかが展開予想の肝になります。

逃げ :④アスカノロマン、⑥モンドクラッセ
先行前:⑪コパノリッキー、⑬ブライトアイディア
先行中:②アウォーディー、⑭アポロケンタッキー、⑮モーニン
先行後:③ブライトライン、⑤ロワジャルダン、⑫ゴールドドリーム
中段前:⑧サウンドトゥルー、⑩メイショウスミトモ
中段後:⑨ノンコノユメ
後方 :①カフジテイク、⑦ラニ

こんな感じ?ですかね。

今年の東海Sは入りが37.8でアスカノロマンとモンドクラッセの前で決着。
昨年のチャンピオンズCは35.5で流れ、サンビスタ、ノンコノユメ、サウンドトゥルーの追い込み決着。
昨年の東海Sは36.7で入ったコパノリッキーが押し切り、2,3着は追い込み馬だけど、4着のマイネルバイカは終始3番手の馬。
一昨年のチャンピオンズCは37.5で入り、4コーナー2番手のホッコータルマエが押し切り、4番手のナムラビクター、2番手のローマンレジェンドと前目の決着。

大体36.5で分かれ道になる気がします。
それより速いと後半の追い込みが決まってきて、それより遅いと前目が有利になりがち。

アスカノロマンは勝った平安Sで大体36.7位。アウォーディーの2着だったアンタレスSで大外からほぼ先頭で36.2。
モンドクラッセの逃げたみやこSで36.2、3着だったエルムSで36.6位。

スタートして坂もあるし、左右を考えると遮二無二走らなくても1コーナーは先頭もしくは2番手付近で走れそうなメンバーだということを考えると、出しても36秒台前半。
恐らく36.6~36.8位で入りそうです。昨年とはちょっと違うでしょうね。

コパノリッキーがそれを制して前に行くとやはり36秒台前半になると思いますが、行かないでしょうね。無理に行く理由もありません。
すんなり3番手なら全く問題ないでしょう。遅ければ行けばいいと思いますが、外から抜いて先頭に立つほど強引に逃げることはしないと思います。

アウォーディーはいい位置取れるでしょうね。内側で大変ですが、勝ったこともありますし、今更「砂が…」という馬ではありません。

モーニンは大外はいいんですが、アポロケンタッキーも同じような位置に行きそうですし、ブライトアイディアは多少自分より前に行くでしょう。
コパノリッキーも自分より前に行くとなると、包まれないのはいいですが、1コーナーで理想より0.5列後ろになる気がしないでもありません。

ゴールドドリームも左右が出していく馬なので、枠の巡りはややイマイチですかね。
スタートは五分に出ても前走もモーニンの方が少し速いので、理想は並んで1コーナーですが、これまた半歩後ろになってしまいそうな。

書いた通り恐らく平均ペース。36.7前後で入り、1000m通過62.0付近。やや切るかな。
昨年みたいなドカンと前後入れ替わる流れにはならないでしょう。ある程度前に行く馬が決まっているので、先週のJCと同じように、予想外の流れになるというのは起きにくいと思います。

アスカノロマンが先頭で4コーナー。モンドクラッセが2番手。
コパノリッキーが2番手に並びかけ、外からブライトアイディアが一杯に。アウォーディーは内でじっくりと待っています。

直線で粘るアスカノロマンをモンドクラッセが抜き、その外からコパノリッキー。
アウォーディーは内が開かないので外へ持ち出している。アポロケンタッキー、ロワジャルダン、その外からゴールドドリーム。モーニンもやや伸びがない。
大外からノンコノユメが追い込んできているが、先頭はコパノリッキー。
外からアポロケンタッキーで間からアウォーディー。脚が止まったゴールドドリームの外からノンコノユメが追い詰めるも前との差がある。

最後は押し切ったコパノリッキー。アポロケンタッキーとアウォーディーが並んで入線。外からノンコノユメが最後ゴールドドリームを交わして4着まで。
勝ち時計が1:50.8。

としました。
下手予想はこうなりました。

◎ ⑪コパノリッキー
〇 ⑭アポロケンタッキー
▲ ②アウォーディー
△ ⑨ノンコノユメ
△ ⑫ゴールドドリーム
注 ⑥モンドクラッセ

コパノリッキーは走りやすいはずです。
自身より内がモンドクラッセまで比較的というかかなり下げる連中で、外のゴールドドリームもそこまで前に行きません。
内の2頭は行くでしょうが、そこまでガツガツタイプではないので、ジワっと外から3番手を楽に取れると思います。
ペースもそこまで速くなる事も無いでしょうし、動きたい時に動ける位置に付けられそうなのはプラスです。

⑭アポロケンタッキーも真ん中が下げる馬が多いというのがプラスに。
外からスーッとブライトアイディアの後ろをついていけば、1コーナーまでにスムーズに走れそうなイメージです。
モーニンより1歩先を取りたいですね。並んで1コーナーが理想かもしれません。
2000m位なら36秒台の末脚も出てますので、決め手は十分かなって。

②アウォーディーは勢い断然ですが、ペースが淡々と流れると、アスカノロマンもモンドクラッセもそう簡単にバテないでしょうし、外目からコパノリッキー、アポロケンタッキー、ゴールドドリームと被せられてなかなか出てこれないという事も考えられました。
抜け出すまでに時間がかかりそうな場合もあるということで3番手。

⑨ノンコノユメは末脚の鋭さは当然分かっていますが、昨年みたいな内を突くということはできないでしょう。
外回してこの位のペースで前が上がり37秒台前半~中盤で走られたら、ある程度の違いは出せても差し切るとなると…。

⑫ゴールドドリームは期待込めて。これ位はやってほしい。
少し巡りは気になりますが、前が詰まることは無いでしょうし。少し長い気もしますが、平均ペースであれば十分こなせると期待を込めて。

⑥モンドクラッセは楽な先行策ができるようだと、怖いと思います。
前走プラス体重で大きくなってしまいましたが、ベスト体重なら十分太刀打ちできると思います。
アスカノロマンとどっちがいいかということになるとおもいますが、帝王賞からどうも乗り切れないアスカノロマンに比べると、こちらはまだ踏み止まっている感じがしたので上にしました。

 

⑮モーニンはそもそも距離が長い気がします。
フェブラリーSですら100m長いと思っていたので、坂で止まってしまう気がしたので、下げました。
武蔵野Sは4コーナーの反応が悪かっただけで、前半行きっぷりが悪かった訳でもないですし、距離が長くなってプラスになる気がしません。

⑧サウンドトゥルーはレースが淡々としてしまう分、どうしても差してくるには何かないと…という感じがします。
自分より外が軒並み前に行くので、中段後方内目で包まれそうな気がします。
追い込みに全てを賭けるノンコノユメの方が、コース取りに迷いもなさそうなので、そっちを上にしました。

⑦ラニは前走の感じだとスタートして追走してが精一杯かも。
左回りは多少マシでしょうが、あと500m位ないと…。頑張って欲しいのはヤマヤマではありますが、現実は楽じゃないと思います。