第17回 ＪＢＣクラシック（Jpn1・大井・ダート2000m・重）
さすがに中央勢が断然のメンバー構成です。
今年ドバイに行った2頭、アウォーディーにアポロケンタッキー。アポロケンタッキーの方は秋に1回叩いてここへ。
帝王賞を思わぬ差し切りをしたケイティブレイブに年初の川崎記念で突き放したオールブラッシュ。
昨年の中央Ｇ１馬サウンドトゥルー、4歳になって伸び悩んでいる感じのグレンツェント。いつ走るか分からないミツバ。
日が暮れてナイトレースになりました。
返し馬はアポロケンタッキーが少し激しい感じ。ケイティブレイブも落ち着いた馬場入場って感じではないです。
オールブラッシュが好スタートから先頭へ。サブノクロヒョウも前。
ミツバもいい感じの前に行っています。アウォーディーは内でこちらも悪くなかったと思いました。
ケイティブレイブは逃げる必要までは無いと思いますが、ジワっと出しました。いざという時は差し馬になれますので、これはこれでいいでしょう。
アポロケンタッキーはスタートもちょっと失敗。
ここから写真がブレます。
さすがにナイトレースは辛いものがあります。ただ、無駄にスピード感が出ます。
オールブラッシュが先頭で内でアウォーディーもしっかりとポジションを取っています。
ケイティブレイブは先頭を走るのは難しそうでした。
逃げているオールブラッシュ。
2番手にサブノクロヒョウ、内で抑え気味になるシーンもあるアウォーディー。外からブリンカーが深いミツバ。
昨年の東京ダービー馬バルダッサーレがいて、内でグレンツェント。
外からケイティブレイブは結局中段にいて、その後ろからアポロケンタッキー。その後ろからサウンドトゥルーが徐々に近づいていきます。他の馬は大きく離れてしまいます。
アポロケンタッキーはかなり動きが悪いです。4コーナーで一杯一杯という感じに見えました。
12.1と全体のペースが上がった所ではあったと思いますが、とはいえ。
4コーナー手前で一旦ペースが落ちたところで後続各馬がグッと差を詰めてきます。
サウンドトゥルーがアポロケンタッキーの外から抜き去り、直線へ向かうシーンがありました。
直線ではオールブラッシュが早々にミツバに捕まり、外からケイティブレイブ、内からニシケンモノノフと同じようなコースを辿るアウォーディー。
大外からサウンドトゥルーとグレンツェント。
さすがにＪＲＡ勢が断然の距離ですので、こうなるのは仕方ありません。
オールブラッシュも川崎記念とは違うので、楽に逃げるという訳にはいきませんね。
残り200m。
ミツバがまだ先頭。内からようやくアウォーディーが抜くか？という雰囲気だけみせます。
外からサウンドトゥルーがかなりいい走りをしており、ケイティブレイブもいい走り。こりゃ外だという雰囲気。
残り100m。
しかしミツバが粘ります。
一旦はアウォーディーがミツバの前に出たと思いましたが、すぐ抜き返されてしまいました。
そこからは離れる一方。
ケイティブレイブの外からサウンドトゥルーが脚の回転が違いました。グレンツェントも後ろで追い込んでいますが、前とは差が詰まるどころか開いてしまいました。
サウンドトゥルーの上がり37.0。
レース上がり37.8ですので、素晴らしい追い込み脚でした。道中ばらける展開が向いたと思いますが、それでもここまで走るのは立派です。
7歳馬ですが、まだまだ健在ですね。ピッチ走法というかリズミカルな動きでした。
抜いてからは流すようにゴール。
ケイティブレイブは外枠でなかなかいい位置を取れませんでしたが、やはり差し馬でもいけそうな動きです。
もう少し前に行けた方がいいのは確かですが、これだけ走れるし、位置取りも自在。このままもう１つ成長したら手が付けられない馬になるかもしれません。
ミツバがここまで走るとは…。
アウォーディーを振り切りましたし、オールブラッシュの後ろでペースを守っていましたが、ここに入ると少し下かなぁと思っただけに、ミツバでやられました。
アウォーディーは先頭で遊ぶ以前に先頭に立てず。まさかミツバに振り切られてしまうとはこちらも予想しませんでした。
ゴール前急激に落ちたのが気になります。ソラとかそういう走りじゃないような。
アポロケンタッキーはスタートからチグハグでした。
自分の時計分も走れていませんし、この負けは力負けではなく、別の理由な気がします。
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