写真で振り返る 第77回優駿牝馬(オークス) レース回顧




第77回優駿牝馬(G1・東京・芝2400m・良)

今週も晴れて良い天気です。

馬場も文句なしの良馬場。午後になると風が吹いてくれていたのに、暑くなった今日は無風。
少し暑いものの、外に出るならこれ位の方がいいかもしれません。
混み具合は普通のG1という感じだと思います。特に身動きが取れないというのはありませんでした。

なお、本日のオークスは2名ドレスアップしての誘導です。ハミ受けが(当然ですが…)できていて、素晴らしい常歩。
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パドック

今週も行けました。
ダービーは100%無理なので、オークスまではしっかりと。

シンハライト(桜花賞2着馬。1番人気)

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1人でゆったりと歩いていました。
420キロ台の小さい馬ではありますが、「小さい!」と感じる事はなく、非常にゆったりしていて、長距離走れそうなタイプに見えます。

アットザシーサイド(桜花賞3着馬。)

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落ち着き自体はどうのこうのは無いですが、私はこの馬は1600m位の方がいいと思って見ているせいでしょう、少し体が詰まって見えます。
特徴でしょうが、あまり長い距離は向かないだろうと、私の大きすぎるバイアスがかかっています。

ペプチドサプル(矢車賞1着から中1週。今年5戦目)

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強行軍ではありますが、カッカしている面もなく、体重が減るもなく、思っていたよりも余力がありそうです。
長い距離を戦ってきただけのことはあり、1人で引いていても落ち着いています。

フロンテアクイーン(フローラS4着。クイーンCで2着も)

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前走より少しマシという程度です。
相変わらず小走りになったり、チャカチャカしてみたりなので、400m延長することに対するプラスはどうかなという印象です。

他はチェッキーノは2人で引いていましたが、クビをだらっと下げたりしていたので、前走の方がパドックの見栄えは良かったと思います。
ロッテンマイヤーはチャカついているとまではいきませんが、どちらかといえばフロンテアクイーンタイプでした。

返し馬

東京芝2400mなので、基本はゴールの逆方向に行きます。
従ってあまり綺麗に撮れません。

チェッキーノとビッシュ(フローラS1着馬とフローラS1番人気馬)

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チェッキーノは普通に走り出しましたが、ビッシュはクビが変です。
レース中もこういう場面がありましたので、悪いクセがついたのかな?前走の返し馬はこういうシーンは無かったと思います。

ジェラシー(スイートピーS1着)

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落ち着いて走り出したと思います。
雰囲気はとてもいい感じです。

ロッテンマイヤー(忘れな草賞1着。母の母がビワハイジ)

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ここでは気になる所はありませんでした。
478キロと今年1月のデビュー以来10キロ大きくなり、パワーはついているのかもしれません。後ろ脚とかゴツく見えます。

ダンツペンダント(母の母シーズプリンセスはオークス14着)

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きちんとゴール板を通過したので、大きく撮れました。
特にないです。前走逃げて勝っているだけに、あっと言わせる走りを、という位。

エンジェルフェイス(フラワーカップ1着)

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なかなか珍しい返し馬でした。
2400mの待機場とは別方向へ走っていき、2000mのゴール付近で雲隠れしました。
最近だとワンアンドオンリーがJCの時にやりましたが、それと一緒です。
「ルメールさん待機場所と集合時間分かってる?」と藤原調教師が思ったのかな?呼びに行き、厩務員さんと一緒に歩いてゴール裏まで行きました。
この馬の気性はそんなに穏やかじゃないですね。こういうタイプなのでしょう。

各馬すぐキャンターしてしまうので、落ち着いているといえばそうですが、それ自体を判断しにくいのが東京2400mです。