アークトライアル(ヴェルメイユ賞、フォワ賞、ムーラン・ド・ロンシャン賞) レース回顧

ヴェルメイユ賞(G1・シャンティイ・芝1m4f・Good)

その他のアークトライアルです。

凱旋門賞トライアルとして価値のあるヴェルメイユ賞です。
負けても意外に巻き返す馬がいますので、「弱っちい」という印象を持っても、穴馬券には意外にこういう馬が絡みます。

ニエル賞と同じ芝2400mで行われます。
The Juliet Rose(ザジュリエットローズ)がゲートに手間取りました。

好スタートのLeft Hand(レフトハンド)を制してEndless Time(エンドレスタイム)先頭でThe Juliet Roseが2番手。
3番手にCandarliya(キャンダリーヤ)、外からLeft Hand、後方は外がGolden Valentine(ゴールデンバレンタイン)Highlands Queen(ハイランドクイーン)が内です。

こちらもじっくりとしたペースで流れていますが、前半の1400mが1:31.20 少しニエル賞より速く流れていました。

そこから坂を上がって直線へ。

Left Handが追いかけますが、Endless Timeが粘ります。
内から一瞬Candarliyaが伸びてきそうな感じでしたが、それまで。スタミナは優秀ですが、スピードが足りませんでしたかね。
The Juliet Roseの外へ持ち出したLeft Handが追い詰めます。

これもスローの上がり勝負ですから、なかなか差が付けるのは難しい競馬です。
ラスト3Fが 11.66 – 11.22 – 11.15 = 34.03

結果です。

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勝ったLeft Handはこれで7戦3勝でG1初勝利です。
父がDubawi、母がBalladeuse、母父がSingspielという血統です。

 

ムーラン・ド・ロンシャン賞(G1・シャンティイ・芝1m・Good)

先頭で走ったVadamos(ヴァダモス)が押し切りました。

2番手集団にZarak(ザラク)Spectre(スペクター)、Zelzal(ゼルザル)と追いかけました。
Spectreが2番手に上がりましたが、ゴールでは届きませんでした。

Zarakは…。

追い出してから伸びず。
これだと現状は底が見えてしまった感じがしないでもありません。でも凱旋門賞に行くかもしれません。

勝ったVadamosは次はアスコットのQE2です。
3番人気位になっています。
エイシンヒカリが勝ったイスパーン賞でエイシンヒカリに絡んで4着でした。
あのレースの負け馬がどんどんG1馬になっています。あのイスパーン賞は非常に優秀でした。

結果です。時計が出てないですね。

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フォワ賞(G2・シャンティイ・芝1m4f・Good)

4頭立てです。
2400mの3レースを比較するので役に立ちます。

Ito(イトウ)が先頭に立ちます。
ピンクの勝負服のSilverwave(シルバーウェーヴ)が2番手。
黄色の勝負服Elliptique(エリプティック)、最後方がOne Foot In Heaven(ワンフットインヘヴン)という展開です。

Itoが逃げます。頑張って欲しいものです。
ちょっと黄色のElliptiqueが掛かり気味にも見えます。

前半1400mが1:30.76。
ペースは3レースでは一番いいですね。
最後の方のラップが崩れているので使い物になりません。

直線です。

4コーナーの時点では結構Itoが粘りそうでしたが、後ろにSilverwaveです。
Itoは残り200m位まで先頭に立ってましたし、これは良く粘りました。

勝ち時計 2:32.28。

結果です。

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地味ですがSilverwaveは私は本番注目の1頭です。
ここ2戦の勝ち方は悪くないですし、調子が出てきたように感じます。
元々凱旋門賞はそれなりに荒れるレースですので、この辺りの馬は注意しておきたいところです。

 

その他

グリーンチャンネル観戦していた方は聞いていたかもしれませんが、Harzand(ハーザンド)が怪我(外傷)を負った関係もあり、一旦凱旋門賞への出走が「hold」になりました。

ちょっと分かりません。
「少し回復するまで待って、英チャンピオンSでいいや。」と言われるかもしれませんし。

ついでに愛チャンピオンSを勝ったフランスダービー馬Almanzor(アルマンゾール)は調教師さんが以下のコメントを出しました。

「アスコット(英チャンピオンS)がいいと思う。凱旋門賞は来年で」と。
後は馬主さん次第です。出てこない可能性は普通にあります。