桜の開花も発表され、選抜高校野球も始まり、一気に春となった印象です。
土日は随分と気温低下しましたが、これが過ぎれば春本番ですかね。
イチロー選手が引退し、このレースを制したキングヘイローの訃報もありました。
平成の時代が終わっていく感じが寂しさもありますが、時代の節目では起こりえることと考えないといけないですかね。
センチメンタルな気分もありますが、今年の高松宮記念です。G1です。
展開予想とか書いてられないかなと思いましたが、一応下書きがあったので、予想だけでも書こう。
馬場はとてもいいです。
最内から4頭目位の所が良く伸びていますが、そこまで大きな差は感じません。ただ、最内は気持ちマイナスかも。
3歳未勝利で1:08.6(33.9-34.7)。
同じく未勝利のマイル戦で1:33.7(46.0-47.7)。
この馬場ならモズスーパーフレアを筆頭にセイウンコウセイ、ラブカンプー辺りもいるこのメンバーであれば、1:07.0付近の決着になりそうな。
そうなると、「この時計では走れない」という馬では勝てない純粋なスプリント戦になります。そうでなきゃ。
前日オッズはダノンスマッシュが1番人気になり、モズスーパーフレア、ミスターメロディと続きます。4歳馬が上位を占めました。
一方で11歳となったスノードラゴンや9歳のティーハーフ、8歳のラインスピリットといった少し前なら走っていない感じの馬も走っています。
ざっと考えます。
逃げ :⑮モズスーパーフレア
逃げ後:②ラインスピリット、④セイウンコウセイ、⑩ラブカンプー
先行前:③ミスターメロディ、⑧レッツゴードンキ、⑨ナックビーナス
先行後:⑥アレスバローズ、⑦ショウナンアンセム、⑬ダノンスマッシュ
中団前:⑪ヒルノデイバロー、⑫ロジクライ、⑯デアレガーロ、⑰ダイメイフジ
中団後:①スノードラゴン、⑭ペイシャフェリシタ、⑱ダイメイプリンセス
後方 :⑤ティーハーフ
としました。
18頭もいると多すぎて何が何だか分からない。
モズスーパーフレアが逃げるのは間違いないでしょう。出遅れでもない限り、前走の走りを考えて抑える意味がありません。
それに絡む馬はいませんが、ラインスピリット、セイウンコウセイ、不調のラブカンプーも前に行き、内でじっくりミスターメロディとレッツゴードンキ、ナックビーナスと続きます。
ここまでが大体先行集団。
それを見る形でアレスバローズにショウナンアンセム、外からダノンスマッシュも悪くない位置に。
ヒルノデイバローやロジクライ、デアレガーロにダイメイフジと続き、後方に真っ白のスノードラゴンとペイシャフェリシタ、父の弔い合戦のダイメイプリンセス。最後方からティーハーフという展開。
前半600mの入りがさすがにオーシャンSと同じく32.3は少しだけ馬場が違うので難しいと思うものの、高松宮記念でいえばビッグアーサーの時が32.7。
最初上ってからの下りなので、最初の1Fが気持ち掛かって11.8-10.3-10.8=32.9。この位か。遅くても33.1位までにはなるのでは?と思います。
一緒に走るのも大変なペースで逃げると思います。
後ろにいるラブカンプーもセイウンコウセイもラインスピリットもそんなに調子よくないので、徐々に離されながら4コーナーへ。
外からナックビーナスとダノンスマッシュ、ダイメイフジ。内に入れたミスターメロディとレッツゴードンキ、アレスバローズ。
直線に入り、2馬身程度のリードを保ったままモズスーパーフレアが逃げます。
負けずに追いかける外のナックビーナスとダノンスマッシュ。内からレッツゴードンキと中京得意のアレスバローズ。
しかしまだモズスーパーフレアが逃げます。まだリードは保ったまま。残り200m。
坂を超えてジリジリと落ちてくるモズスーパーフレア。
それに並びかけるナックビーナス。ダノンスマッシュは少し後ろ、内からレッツゴードンキとアレスバローズ、間からダイメイフジ。ミスターメロディも頑張る。
残り100mでモズスーパーフレアにナックビーナスが並びかけますが、突き放すことはできません。
並ぶように馬体を合わせてダノンスマッシュ、レッツゴードンキに、アレスバローズ、ミスターメロディといった馬を抑えてゴール。
残り50mで先頭に立ったナックビーナスが悲願のG1制覇。
モズスーパーフレアは「50m長かった…」という展開で2着。
勝ち時計1:07.1(32.9-34.2)。時計的には2008年のファイングレインと並ぶ好時計決着でした。
3着にまたしても一歩及ばずのレッツゴードンキ、アレスバローズ、ダノンスマッシュと続き、ダイメイフジ、ミスターメロディという感じで雪崩れ込みました。
ここまでが妄想。
◎ ⑨ナックビーナス
○ ⑮モズスーパーフレア
▲ ⑧レッツゴードンキ
△ ⑥アレスバローズ
△ ⑬ダノンスマッシュ
△ ③ミスターメロディ
注 ⑰ダイメイフジ
本命はナックビーナスにしました。
モズスーパーフレアに絡んでいく馬があまり近走の調子が良くないので、4コーナー位で潰れてしまう想定です。
そうなると、内にいるよりは気持ち外からじっくり前をロスなく交わし、直線もいい位置を走れるであろうナックビーナスが最後坂で差し切れるかな?って。
昨年も頑張りましたし、前走もさることながら前々走もモズスーパーフレアには負けたものの58.0kgと牝馬では随分と背負わされても崩れませんでした。
持ち時計も十分ですし、今年に関しては崩れる要素が少ないと思います。
対抗に快速娘モズスーパーフレア。
武豊騎手の逃げ馬だとインティは信じませんでしたが、このスピードでこの馬場なら少なくとも1100mまでは先頭で走れるだろうと。
前走の走りを見る限り、多少の坂があっても残り100mで5頭も6頭も交わされてしまう事は考えにくい。
そこまで明確に先手を主張する馬もあまりいませんし、多少のスタートミスしても外から被せられる心配もないですし、後ろを潰し切れば圧勝も考えておきたいです。
展開もへったくれもありません。押し切れるかどうかの勝負ですので。
3番手にいつも元気なレッツゴードンキ。
極端なスピード決着になると怪しい気もしないでもないですが、一応ビッグアーサーの時に1:07.4で走れていますし、大丈夫でしょう。
先行馬を見る形で道中進め、4コーナーで潰れた逃げ後ろの馬をするすると縫って最内から顔を出すイメージはできます。
馬場はもう少し時計がかかる方が相対的にプラスな面はあると思うものの、大崩れも少ないタイプですし、この辺りには。
△筆頭はアレスバローズにしました。
前走シルクロードSでは復調気配の5着。4コーナーでの行きっぷりは前哨戦としては良かったと思います。57.5kgでしたし。
今回は内で構えられそうですし、この人気でCBC賞で好時計勝ちの中京。
一発あるならこっちかなと。
ダノンスマッシュは力は認めつつもこの位置に。
前2走は内でしっかり溜めて直線外出してと理想的なレースができていましたが、今回は外枠。
モズスーパーフレアが外から一気に被せてきて、時計勝負になるでしょう。
もちろんまだ走ったことないだけですが、1:08.0を切ったこともありませんし、どこまでスピード耐性があるのかな?という見方ができないこともないです。
展開予想でいつもより気持ち後ろになりそう+外からしかいけなさそうというのがあり、届くかな?というのも気になりました。
ミスターメロディも△。
バチバチのスピード勝負がこちらも不安ではあるものの、内で溜めて直線スルスルは鞍上含めて得意ですし、混戦なら3着に滑り込んできそう。
3番人気とえらい高い評価ですが、日本の馬券師は上手いからなー。そっちを信用するのもありか。
スノードラゴンが下げ、ラインスピリットが行き、セイウンコウセイが行き、ティーハーフが下げと枠を考えるとスタート後の自由度は高いので、狙いたいタイプです。
注にはダイメイフジを。
全然人気していませんが、最後の脚はそこまで劣る感じもなく、モズスーパーフレアが行くのを見ながらすっと中団につけられれば、最後頑張るシーンは考えておきたいです。
昨年のCBC賞では1番人気でしたし、紛れれば。
直近の2勝はラピスラズリSでモズスーパーフレアを、安土城Sでモズアスコットを破ってのもの。
この馬が「モズ」の冠相手と一緒に走ったのは2回だけ。それで2勝。今回は「モズ」がいます。なんの意味もない怪しさはあります。
ロジクライは4番人気になっていますが初のスプリント戦。
気性的には確かに詰めた方が良さそうですが、どこまでかな。信用していないので無印に。
キングヘイローが高松宮記念の週に亡くなり、運命的なダイメイプリンセスはそんな甘くないということで無印。
大崩れはしていませんが、差し切るパワーは感じませんでした。
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