第76回 皐月賞(G1・中山・芝2000m・良)
天気
今年の皐月賞を語るうえで欠かせない天気でしょう。
朝はやや曇り空から、お昼にかけて天気雨のような軽い雨がパラパラ降りつつ、お昼過ぎからは大荒れ。
横殴りの雨が数多の傘を破壊していくシーンは、台風中継を見ているようでした。
6R開始前に全く人がいなくなり、こういう荒れた天気はロジユニヴァースのダービー以来ではないでしょうか。
午前中は「混んでるかな?」なんて思ってましたが、午後のこれを見て「こりゃダメだ」と。
しかし、皐月賞前には回復し、青空が望んでいました。
南風が強く吹き、ターフが風に流されている絵はとても綺麗です。これは写真には写せませんが、非常にいいコンディションに見えました。
少なくとも競馬写真家には絶好の天気。晴れて日が差し、とはいえやや雲もあって適度にメリハリがついていて、雨で芝が濡れて光を反射してとても緑が映えます。
レース前はこんな感じに。
馬場状態
途中雨が降ったりしたので、パンパンではなかったとは思います。
コンディションはクッションが利いていいとは思いますが、とはいえあの雨。
同日8R古馬1000万下の袖ケ浦特別が1:09.5でグレイトチャーターですが、この馬は前走小倉とはいえ1:07.7で走った馬です。
また、次の鹿野山特別のサクラアンプルールが前半60.6で走破時計2:00.1。
例えば比較対象として2013年のロゴタイプがレコードで走った時の袖ケ浦特別は1:08.6。
鹿野山特別はほぼ同じ60.5で通過して1:59.7。
馬の力によって左右される面もありますが、「文句なしの絶好の馬場状態」から少しだけ雨が降って柔らかくなったところもありそうな感じに見えました。
とはいえ悪くありません。ある程度は時計は出るんじゃなかろうか?というのが私の戦前の予想でした。
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