写真で振り返る 第7回アルテミスステークス レース回顧




第7回アルテミスステークス(G3・東京・芝1600m・良)

秋晴れの東京でした。
府中は少し風もあり、半袖が心地いい位の陽気。天高く馬肥える秋です。

将来性がありそうなメンバーが揃っていますし、面白そうなので見に行きました。
ミリオンドリームズが当初出走しそうでしたが、回避?なのかな?萩Sも期待のブレイキングドーンが放馬で取り消し。

アルテミスSは歴史こそ浅いですが、過去の上位陣のメンツを見ればクラシック直結と言っていいメンバーがずらり。
この時期の東京マイルの重賞ですので、ある程度有力馬が出揃い、その中で上位と思われる馬が丁度いい時期に挑戦するレースなので、こういう事になるんでしょう。

今年もそうなると思いますし、なってほしいです。
でもパドックはあまり見てません。。。

馬場は最高と言っていい状態。
時計は9Rの1000万下の1400m戦で1:19.9ですし、1つ前の500万下でもスパイラルダイブの上がり33.5と出ています。
天皇賞もこういう馬場で行われますので、スピードが及ばないというケースもありそうです。

グレイシア(アスター賞勝ち)

返し馬は悪くはないと思います。少し行きたがっていましたが、無理をしている感じはしません。
パドックも周回を重ねてイライラしてきているように見え、ゲート後ろではクビを上下して落ち着きのない様子。
若干心配にはなりました。

エールヴォア(未勝利6馬身差圧勝)

あんまり印象に残っていません。
まぁ返し馬なんぞ印象に残っても残らなくても同じですからね。
浜中騎手は今年重賞未勝利。2008年から毎年何かしら勝っている中、今年残り2ヶ月となりました。

ミディオーサ(ミスエルテの下)

ミスエルテもミカリーニョもひょろっとしている印象でしたが、こちらは割とがっしりしたタイプ。
フランケルやハーツクライではなく、ディープですので、小さく出そうですがそんな単純じゃないってことです。
モレイラ騎手ですし、期待していました。

ウインゼノビア(クローバー賞勝ち)

クローバー賞を3馬身差で勝っていますが、人気としては4番人気。
8月の札幌というのは道営の馬も多く、力関係が分かりにくいです。後ろの方から出てきたのもあり、元気良く走っていました。
血統的には母の母がレディゴシップですので、面白いのですね。

ビーチサンバ(フサイチエアデールの仔)

クビを下げてグッと走ります。黒くて見栄えがします。勝負服も含め。
460kg台の馬体ですが、雰囲気はもう少しありそうに見えます。ストライドが大きいタイプですね。

シェーングランツ(ソウルスターリングの下)

姉によく似ています。
ソウルスターリングもお腹がシュッとしていました。この子もそんな感じでスリムに見えます。
返し馬自体は一番最後に登場していますので、何か癖はあるのかもしれませんが、少なくとも走り出すと気になる部分はありませんでした。
大きいストライドでとても良く見えるタイプです。