2018 Audemars Piguet QE II Cup(G1・シャティン・芝2000m)
クイーンエリザベスⅡ世カップです。
アルアイン、ダンビュライトの2頭が出走し、8頭立て。当たりそうです。少ないし。
出走馬です。
実績ではタイムワープが上位です。
香港カップから上下動が激しく、「1着か惨敗か」というとんでもないレース振り。
最近4戦は上から以下の通り。
- 17/12/10 香港カップ(2000m) 1着
- 18/01/28 香港スチュワーズカップ(1600m) 10着/13頭
- 18/02/25 香港ゴールドカップ(2000m) 1着
- 18/04/08 チェアマンズトロフィー(1600m) 10着/10頭
今回は2000m。
子供でも分かりますが、この流れならここは1着です。マイルがあまりにも弱っちいですが、今回は非常に展開に恵まれそうです。
すんなり先手を取れる組み合わせ。
香港カップの時はスロー気味で逃げてラスト22.08で完勝した一方で、香港ゴールドカップは前半から23秒台で逃げてラストは24.23かかってもレコードで押し切りました。
今回はこの相手だとスロー気味で後半ペースアップというレースになるとは思います。
アルアイン、ダンビュライトも先行脚質なので、しっかり走れそうです。
ここはどう仕掛けていくのかが注目です。
同じ馬主でどう動きますかね。動きやすいのはアルアインですが、勝たせたいのもアルアインでしょう。先にダンビュライトが絡めれば面白いです。
1番人気に押されているのは4連勝中の香港ダービー馬ピンハイスターです。
10戦6勝2着3回。成績だけ見れば立派ですが、一般戦ばかりなので、そんなにびっくりするものではありません。
香港ダービーは後方から直線一気。
ラスト400mが21.99で勝ち時計2:01.18はとても優秀です。ただ、最近香港の馬場は高速化が顕著で、マイルで1:33.0を切っています。
昨年2着のパキスタンスターは昨年の2着馬です。
基本的に追い込み一手なので、届かないレースばかりをしています。2018年になって4着→4着→4着。
派手な走りでいつも目を引きますが、勝つとなると微妙ですね。
ゴールドマウントは前走はハッピーバレーヴァーズという一般戦みたいのをイーグルウェイ相手に勝利。
内を抜け出していますので、外のイーグルウェイの方が強くね?と思いますが、そんな単純ではありません。
どちらもG1となると荷が重いので、この辺りがタイムワープ相手にこの距離でどうにかなるかなぁというところ。
ディノーゾもG1は香港ゴールドカップで7着で、それが初G1。
ここは荷が重いです。
順調ならタイムワープからアルアイン、ダンビュライト、ピンハイスター、パキスタンスターの4頭流し3連複ですね。
タイムワープはアルアインとダンビュライトがいなければ、他のみんなが追い込みなので、本当に楽な逃げになったと思います。
それでもすんなり逃げられるので、マイル戦の惨敗はあってもこの距離、そしてこの組み合わせなら。
2018 Chairman’s Sprint Prize(G1・シャティン・芝1200m)
馬券は売られませんがファインニードルが出走します。チェアマンズスプリントプライズです。
少頭数。でもいいメンバーですね。
昨年の香港スプリントを勝ったミスタースタニング。
それ以降は少し勝ち切れずにセンテナリースプリントカップ(G1)2着→スプリントカップ2着。
ここで双璧をなすのがビートザクロック。
前走のスプリントカップではミスタースタニングを差し切り、最後の追い込みは見事です。
14戦6勝2着6回3着2回というほぼパーフェクトの戦績。
前走のスプリントカップはラスト400mが21.03という時計でした。前半少し遅めのレースだったとはいえ、これだけキレれば十分でしょう。
昨年の勝ち馬であるラッキーバブルス。
そこから少し調子を落としている感じで、昨年末の香港スプリント4着で前走のセンテナリースプリントカップは8頭中8着。
レーティングも落としていますし、人気も随分と落としました。
香港スプリント5着のアメイジングキッズも前走はスプリントカップ8頭中8着という負けっぷり。
年明けの一般戦こそ楽勝したのですが、やはりG1となると微妙です。
ゴドルフィンは2頭出しです。
1頭がファインニードルですが、もう1頭がブルーポイント。
昨年のアスコットでのコモンウェルズカップではCaravaggio、Harry Angelに続いてゴール。昨年の3歳欧州スプリンターとして上位です。
前走はメイダンスプリントで走り2着。アルクオーツスプリントで人気になっていましたが、出てこなかった…。
香港の隠し玉的な馬となっているアイヴィクトリー。
ここまで7戦6勝。スプリント戦を4連勝で、前走はほぼ持ったまま後続を突き放して2馬身半。
今のレーティングこそ低いですが、今年の末には1番人気で香港スプリントを走っているかも。
2018 Champions Mile(G1・シャティン・芝1600m)
ここは日本馬もいないので、簡単に。
前走2000mに挑戦して香港ゴールドカップ3着だったシーズンズブルーム。
香港マイル4着は惜しかったものの、年明けの香港スチュワーズカップを勝利。そんな強い感じはしないですが、安定はしています。
昨年の香港マイルの勝ち馬ビューティージェネレーション。
前走のチェアマンズトロフィーは5着に負けていますが、前々走のG1であるクイーンズシルヴァージュビリーカップを1着。1:20.86という好時計。
前走のチェアマンズトロフィーは8着に負けましたが、G1のスチュワーズカップ2着→クイーンズシルヴァージュビリーカップ3着と一歩まで届いていないのがフィフティフィフティ。
漢字はきちんと「五十五十」なので、これは良かったと思います。
最近そこまで大きく崩れていないというだけで上位人気なんでしょう、ピンウースパーク。
G1となると実績もありませんし、重賞も勝っていませんが、安定しています。
そのピンウースパーク相手に一般戦で前走逃げ切り勝ちを収めたサザンレジェンド。
こちらもG1となると全然実績はありません。
高松宮記念でも見せ場があったブリザードは最低人気。
久々の1600mです。2017-2018年で1400mを走ったことはありますが、1600mは走っていません。2016年以来2年振りです。
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