第142回 ケンタッキーダービー レース回顧

第142回ケンタッキーダービー(G1・チャーチルダウンズ・1 1/4 m (Dirt))

「スポーツの中で最も偉大な2分間」(The Most Exciting Two Minutes in Sports)と形容されるのがケンタッキーダービーです。

今年は16万人を超す観衆(確か去年はもう少し多かったと思います)の中行われました。
日本からラニも参戦し、いつも以上に注目されるレースになりました。

勝ったのは1番人気のNyquist(ナイキスト)でした。

これで8戦8勝とし、BCジュべナイルから勝ち馬がこのレースを制したのはストリートセンス以来2度目になります。
また、2歳チャンピオンが無敗のままケンタッキーダービーを制するのは1977年のシアトルスルー以来のことです。強いですね。
当然ですが次はプリークネスステークスへ向かうとのことです。
名前の由来は”he’s named for Detroit Red Wing Gustav Nyquist.”とのことです。見るとアイスホッケーの選手らしいです。この手の由来は欧州もありますが、日本だと「ヤンキースの田中さんが由来」とかになるんでしょう。音の響きもありますが、それを採用するというのが不思議ですね。

ラニは最後伸びてきましたが、届かずに9着に負けてしまいました。
やはり前半から前がどんどん飛ばした影響もあったでしょう。後方になってしまって外を回らざるを得ませんでした。

レース映像と結果から。


ケンタッキーダービー結果

ペースは非常に流れました。

22.58-45.72-1:10.40-1:35.61-2:01.31 というのは近年ではBodemeisterが飛ばした2012年に次いで流れています。そして決着タイムの2:01.31というのは2000年以降だと4番目の高速決着になります。
とはいえ1マイル通過時点で10番手より後ろにいた馬で5着に入ったのは5着のSuddenbreakingnewsのみですので、やはり追い込みには厳しいレースです。

ラニはスタートの出が悪い馬ですが、今回も遅れてしまいました。

そこからじわじわと進出して道中は外目。
3コーナーで少し外に膨れていますし、4コーナーから直線入り口でも前の馬がごちゃついた影響を受けています。これも20頭もいるし、勝負どころなので仕方ないです。
4コーナー

2着だったExaggerator が結構強引なレースでした。
ずっと内にいましたが、4コーナーで強引に外に出しています。
勝負ですので、あのまま内でじっくりしてたら間に合いませんが、やや急だったかもしれません。

これがもちろん全てではないですが、勝負どころで後ろから抜く難しさはあると思います。
前を行くNyquistは何も不利も当然ありませんし、3着のGun Runnerも同様です。

ラニは負けましたが、スタートの悪さもありますし、多頭数もあまり得意じゃないでしょう。
ベルモントSは例年少ないですし、ベルモントパーク競馬場は広いので、合ってるんじゃないかなと思っています。折角ですから、そこまで残って走ってもらいたいなと思う負け方でした。

Nyquistは次は1900mと距離短縮は願ったり叶ったりでしょう。
しかし2400mとなると、こんなペースで走ったら潰れます。掛かっている訳ではありませんが、前進気勢が強いので、距離は心配はあります。とはいえどの馬もダート2400mは長いでしょうけど。

私の本命だったDestinは直線まではいい感じでしたが、最後一杯になってしまいました。
少し穴狙いですし、お金掛けてないのでいいですが、予想は難しいです。
特に力関係が微妙だと尚更。

次はNyquist本命でしょうから、なんかそこは当たる気がします。
そんな簡単じゃない、という結果になったりして。