写真で振り返る 第36回ホープフルS レース回顧




第36回ホープフルS(G1・中山・芝2000m・良)

今年もやってまいりました念願のホープフルSです。

混んでましたね。
「少し混んでる弥生賞」のイメージで行くと今年は失敗しました。
例年平日なので楽でしたが、今年は休日ということもあり、例年よりも盛り上がりました。いい事です。
有馬記念は曇り雨だったけど、スカッとした冬晴れ。風は冷たいですが、まだ「競馬に行ってみるか」となりそうな天気という事もあったと思います。

第2レースで蛯名騎手が落馬で怪我をしてしまったみたいで残念。
グーガルドリームズは中山競馬場を3周走り回り、除外に。そりゃ疲れるわな。10分位遅延しました。

3レースでも放馬。今度は藤田菜七子騎手。
こちらはすぐ捕獲されたので、特になしでしたが、午前中は色々ありました。

馬場は4コーナー付近は土が見えるように先週以上に軽い馬場とは言いにくく、印象としては外差し。
古馬3勝クラスの立志ステークスで勝ち時計46.4-47.7=1:34.1。
後方から進めたルガールカルムが上がり35.5ですので、後方一気で33秒台というレースにはなりません。

皐月賞の時は速くなるため、また違うタイプが求められますが、来年の有馬記念で走れる馬は?という選定には十分なります。

馬券買って適当に過ごしつつ、G1へ。
パドックは行こうと思えば行けたと思いますが、面倒です。止め。
ベストターンドアウト賞はヴェルトライゼンデでした。

返し馬の時間になるとターフに強い影ができます。
この時期中山の写真は難しい。

ブラックホール(ゴールドシップの仔)

落ち着いて常歩で誘導馬の後ろを歩き、スッと返し馬へ。
久々で体重も増えていましたが、太った印象もなく、成長分だろうと前向きに考えていました。

コントレイル(東スポ杯圧勝)

あまり大きくなく、まとまった馬体をしています。
耳もしっかり前を向いていて、スムーズな走り出しでした。力んで力が出せないということは今の段階では心配しなくてもよさそう。

ヴェルトライゼンデ(ワールドプレミアの下)

こちらも3戦目で慣れたもんでしょう。
ベストターンドアウト賞を取ったように、しっかりとした足取りで、走り出す時も変なスタートではありません。
現時点ではこちらも大きな癖はなさそうに見えました。

ワーケア(アイビーSも見た)

説明はできないですが、走りは特徴的です。
なんとなく前が詰まっているというか、後ろ脚の動きが前に比べて大きいように見えます。
性格は悪そうじゃないので、こちらもいい子でした。

オーソリティ(芙蓉S圧勝)

後ろの方だったということもあり、あまり最初の方は見てません。
スタスタと走っていきました。508kgと目方は大きいですが、スマートに見えます。

ラインベック(リアルダビスタ)

アパパネにディープインパクトのサンナンボー。
こちらもしっかりと常歩でゴール板まで歩き、ゆったりとしたキャンターへ移行。お手本のような本馬場入場でした。

上位人気の連中は特に癖がある(見ただけで乗りにくいだろうな)タイプはいませんでした。

 

そうしている内に、冬空へファンファーレが鳴り響きます。
いい感じの盛り上がりです。G1ですから。多少盛り上がりがないと。