写真で振り返る 第22回東京スポーツ杯2歳ステークス レース回顧




第22回東京スポーツ杯2歳ステークス(G3・東京・芝1800m・良)

随分と秋が深まってきました。
東京競馬場の紅葉の色づき、とても綺麗です。ただ、今年は少し色合いが例年より悪い気もしないでもありません。

そんなこんなで天気は曇り時々小雨。
今週もゴールにはライトが点灯され、この秋はこんなんばっかりだなと思いながらの観戦になります。
凄く寒いですし、秋の競馬観戦の過ごし方と装備品を考える時期になったことを実感します。

馬場は良馬場です。
雨が降ったとっても少しですし、1つ前のユートピアSでも前半超スローからの上がり勝負でしたが、ラストは11.2-11.1-11.4としっかりとした時計が出ています。天気は悪いですが、馬場はケチがつく悪さではありません。

今週は空いていたので、パドックからきちんと。
同じ絵だと面白くないので、少し角度を変えてみましょう。頭数も少ないので、ワグネリアン、ルーカス、プラス1頭みたいな感じで。

 

パドック

ワグネリアン(野路菊S勝って2連勝)

敢えて後ろからのショットを。
そこまで大きくない馬ですし、まとまっている感じ。ディープみたいな雰囲気は感じます。
パドックはたまに速歩になる感じもあり、ちょこちょこしています。落ち着き払った周回ではないですが、父もこんな感じでしたし、きついイレ込みでもありませんし、癖だと思っていて大丈夫かな。

 

ルーカス(モーリスの弟)

顔つきとか歩き方とかよく似ています。馬具の色が同じというのもありますが、雰囲気はモーリスにかなり近い印象を受けます。
外目をしっかり歩いていました。モーリス同様に歩様が固いのが特徴ですが、兄よりは少し仕上がりは早いかもしれませんね。

 

シャルルマーニュ(アイビーS2着)

こちらもワグネリアン同様に2人で引いて、チャカチャカとしていました。
とはいえ馬体はしっかりしていますし、寒いとはいえ発汗もしていませんし、これをマイナスにする理由は特にありません。

 

カフジバンガード(未勝利を6馬身差圧勝してココ)

クビをだらんと下げてダラダラ歩いていました。
よく言えば落ち着いていると言えますが、もう少し元気に歩いてもいいんじゃないかな?って思います。
これは好みですので、どちらが優れているというものではありません。

 

返し馬

ワグネリアン(再掲)

入場時には少しうるさい感じでしたが、走り出してからは耳も前に向けてしっかり走っています。
後ろ脚だけに紫色のバンテージ。そこまで珍しくはないものの、細かいところで色々あるんでしょうね。

 

ルーカス(再掲)

誘導馬の後ろをトコトコと歩いてゴール板を通過後、速歩からの静かなキャンター。
兄貴はもっとムキムキでしたが、体重も20kg近く違いますし、さすがに完成されたモーリスと比較してしまうと「まだまだかな」と思います。仕方ないですが…。

 

コスモイグナーツ(アイビーS勝ち。3回目の観戦)

パドックから元気いっぱいという感じで、返し馬も静かなキャンターとは異なる走り出しでした。
前向きな気性が悪い筈もなく、これはこれでいいと思っています。元気がないよりあった方がいい。人間もそうです。

 

3時を過ぎた辺りだというのに真っ暗。
ゴールは既にこんな感じ。エピファネイアのJCもこんな感じだったっけかな?と思い出します。
来週はJCですね。東京競馬場も残り少なくなりました。