写真で振り返る 第69回羽田盃 レース感想




第69回羽田盃(Jpn1・大井・ダート1800m・不良)

書いてるときは少し後ですが、羽田盃の回顧です。

雨が降っていて、人の入りはやや少なめ。
私は大井で誘導馬に乗ってますが、この日はただのお手伝いをしてました。

中央も含めた全国のダート三冠の一冠目です。

出走が物足りない感じの8頭。
これは残念ではありました。サントノーレやダテノショウグンなんかが無事に出てくればもう少し盛り上がったと思いますが、如何せんトーナメントを勝ち上がってきた感じがしないのが何とも。。。

そんなこんなで遠くからファンファーレを録り、色々作業をしないといけないのでレースも雑に観戦。

スタートはアマンテビアンコが遅れました。
8頭ですからそんな気にしなくてもいいとはいえ、馬場が前勝ちという感じだったので「あらら」と。

大外からブルーサンが押しますが、負けじとアンモシエラとティントレットも譲らずに1コーナーへ。

馬場が湿ってたとはいえ不良馬場。
ペースは流れて36.4 – 48.9 – 61.3。なかなか厳しいレースです。

参考までに
ブリリアントカップ(不良):37.9 – 50.7 – 63.3
東京大賞典(良):36.9 – 50.5 – 63.8

サヨノネイチヤ、ヒーローコールが走ったブリリアントカップに比べて流れたのもあり、前は先頭以外は苦しくなりました。
先頭はまだコーナーも内側走れてますし、アンモシエラは気分よく走っていたと思います。

4コーナー手前でブルーサンがズルズルと下がっていき、白い馬体のアマンテビアンコが外から上がっていきます。反応抜群ではないですが、簡単にスピードダウンしない強みですね。

直線ではもう早々に2頭の戦いになりましたので、特にないです。

白い馬体が美しく映えました。
アンモシエラが粘りますが、外から一歩一歩と差を詰めていきます。

最後は1馬身差をつけての勝利。
アンモシエラはペースを考えると素晴らしい粘りでしたし、3着に追い込んだフロインフォッサルは低評価を覆す走り。着差こそ離れましたが1:55.7で上がり40.2は立派です。

勝ったアマンテビアンコは勝ち時計1:53.9は砂が変わったダートでの時計としてはとても優秀。
もちろん湿っていて走りやすかったと思いますが、それでもブリリアントカップより1.6秒も上回れば時計の耐性という意味で価値があります。
ラスト1Fを13.5で走れば2:07.4。馬場は違うのでこんな単純じゃないにしろ東京大賞典上位の時計です。条件さえそろえばそれなりに戦える可能性は示したと思います。

羽田盃自体は天気もあって現地は不発でしたが、これで白毛がダービー上位人気確実で且つ3冠馬の権利を持っての戦いというのは盛り上がるには十分です。それは本当に良かった。

これを書いている日にユニコーンSがあり、ラムジェットが4コーナーから追って追ってで前に行き、最後は2馬身半を付ける圧勝で東京ダービーへ向かうことになりました。

距離が延びればラムジェットは相当走りそうなので、+100mでもプラスでしょう。後は大井の砂が合うかどうかだけ。

アマンテビアンコにラムジェット、サトノエピックとアンモシエラがきちんと出てくれば、もう少しやりようはあったというのは確かにその通りなのですが、それでも格は保てるでしょう。

制度については今年やって見直せばいいのかなと思います。
今年については大井の有力馬の怪我が残念だったということもあり、なかなか評価しにくい面もあります。

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