続く2019ドバイ前哨戦。重賞3レース。




2019 Meydan Sprint(G2・メイダン・芝1000m)

芝直線1000mのメイダンスプリントです。
Al Quoz Sprintの前哨戦です。

少頭数なので、短距離にしては比較的見やすいです。

人気は昨年2着馬でG1のキングススタンドSを勝利しているゴドルフィンのBlue Point(ブルーポイント)
他はあんまり…ですね。

直線1000mということを考えると、相当な圧勝劇です。相手はたとえ弱くても。馬ですからね。

残り400m付近から走りが変わり、最後は流すようにウィリアム・ビュイック騎手のBlue Point。
最後は5馬身差でした。

勝ち時計56.52。
ドバイは時計が出る馬場ではありますが、それにしても優秀でした。
Al Quoz Sprintは断然の1番人気になっています。

2019 Firebreak Stakes(G3・メイダン・ダート1600m)

ファイアブレイクステークスです。
ゴドルフィンマイルの前哨戦です。

昨年このレースを9馬身3/4差で勝利したHeavy Metal(ヘヴィメタル)。もう9歳になり、前走はアルマクトゥームチャレンジR1で40馬身差遅れたビリ。
前走ジュベルアリマイル(G3)を勝利したSecret Ambition(シークレットアンビション)

アルマクトゥームチャレンジR1で2着のKimbear(キンベア)、3着のMuntazah(ムンタザ)

Heavy Metalが先頭に立ちレースを引っ張ります。

4コーナーで並びかける3番のBehavioral Bias(ビヘイビオラルバイアス)。その外から楽な手応えでMuntazah。
内で鞭で促すSecret Ambition。

直線はHeavy Metalが失速し、Secret Ambitionが2番手に上がるもMuntazahははるか先。

結局行った行ったなのはこの競馬場ですので、特に感動もなく圧勝です。4馬身1/4。
人気のHeavy Metalは最後バタバタになってしまいましたが、それでも3着。先行バンザイ。

勝ち時計1:38.21。
ゴドルフィンマイルはこれより2秒以上高速決着になるのが普通なので、別レースです。

 

2019 Balanchine(G2・メイダン・芝1800m)

牝馬限定のG2であるバランシーンです。
6頭立てで前走は全ての馬がケープヴェルディS(G2)を走っています。

勝ち馬だったのは種牡馬として活躍しているTeofilo(テオフィロ)の妹Poetic Charm(ポエティックチャーム)。4馬身差の圧勝でした。
2着にAsoof(アソーフ?)、3着には昨年2着でドバイワールドカップにも出走したFuria Cruzada(フリアクルサーダ)

道中は後方2番手に控えた人気の6番Poetic Charm。
逃げたのはAsoofです。

4コーナーで大外から一気に加速して直線は外から突き抜けていったPoetic Charm。ゴールではビュイック騎手がポンポンと首筋を撫でながら2馬身3/4。
これで2連勝です。どこに行くのかはよくわからないです。

2着が人気薄のMia Tesoro(ミアテゾーロ)

勝ち時計1:49.60。大体例年通り。
仮にドバイターフに出てきてもアーモンドアイがどうのこうののレベルではないです。