第35回ホープフルステークス(G1・中山・芝2000m・良)
12/28に行われるホープフルステークスです。
自分も「有馬記念が最後がいい」と言っていましたが、割とこのレースの雰囲気は好きで、恐らくG1で最もダラダラと見ることができます。
弥生賞の方が面倒で、「G3位の気持ちで過ごしたらG1だった」というお得感があります。
開門ダッシュというのもほぼ(本当に極僅かしか)存在せず、8時50分に開門。
今年最後の中央競馬の開門です。有馬記念を体験した後だと、本当に気が楽。ホープフルステークス万歳。
超適当に携帯カメラで撮ったら、朝日に向かって走る男たち的な画像になりましたが、競馬での場所取り。
年末にこれ以上無駄な走りはそんなに無いな。
1レースから競馬をやったりしないで、特に午前中は適度に会社のSlackとかを見ながらダラダラ。
馬よりも別のを見ている方が多い中、今日の平場のハイライトは6R。
C.ルメール騎手が、JRA年間213勝目を達成。
しかも白毛ちゃんというのもなんか華がありますね。ユキチャンの仔マイヨブランでの達成でした。加藤厩舎の赤い覆面と手前の花がマッチしていました。
武豊騎手のこれはアンタッチャブルレコードかと思っていましたが、1年間勝ち続けましたからね。そりゃこうなります。
勝つもの。本当に。何度「ルメール買っておけばいいんじゃんか」と思った事か。
2018年は武豊騎手のG1勝ちが途絶え、このレコードも抜かされました。
別の世界では将棋の羽生九段も2018年末にタイトルを失いました。
将棋は藤井聡太七段が出てきて、顔も世代交代をしつつある感じはしますが、競馬はまだ「武豊」のネームバリューは絶大。次は?という明確な答えが無いのももどかしいですね。
藤田菜七子騎手だと少し違いますし。
競馬については、まずはWIN5第一弾のフォーチュンカップでシンギュラリティが勝って本格的に幕を開けます。ああ、ジェシーよ、ここで勝ってくれれば。。。
パドックはもうほぼ行く気が無いのでパス。
サートゥルナーリアはプラス12kg。あの坂路の時計と調教を見た後にプラス体重は驚き。寒いのは分かるけど、あれだけ走って二桁のプラスかと感心しました。
アドマイヤジャスタも歩き方が「いい雰囲気の馬」でした。
返し馬です。
写真はこの時期の中山の晴天ほどキツイものはなく、ターフの影が濃いため、ほぼ黒くなってしまいます。
ヴァンドギャルド(東スポ杯3着)
1頭先に出てきての返し馬です。
ゆったりとした走りで、クビをグッと下げ、乗り手も大分気を遣ってのキャンターでした。
これだけで雰囲気は分からないですが、やや気難しいのかな?とは思いましたが、入れ込んでもいませんし、目的は達成できていると思います。
ニシノデイジー(東スポ杯1着、札幌2歳S1着)
目立つタイプではないですね。
重賞2勝の実績がなければ、スルーしていたかもしれません。
落ち着いて走ってはいますが、感じるものがあるか?というと微妙。だから走らないというのではなく、強くても存在感があまりないのもいますので、そういうタイプですね。
アドマイヤジャスタ(紫菊賞1着)
500kgを超す大型馬ですが、馬のタイプが細身でひょろっとしています。
落ち着いて非常にいい雰囲気のキャンターで、菊花賞とかでかなり頑張りそう。なんとなく皐月賞やダービーって感じはしないです。
コスモカレンドゥラ(黄菊賞1着)
目を閉じて口を半開きにして元気に走り出して行きました。
こちらは450kgに満たない馬ですが、馬体が締まって雰囲気はあります。ただ、この馬もダービーって感じはしないですね。
サートゥルナーリア(シーザリオの仔)
出てきた印象は大きめのグローブシアター。
兄貴たちと比べて「特別感」は自分は感じませんでした。この時期エピファネイアもリオンディーズもすごかったし。シーザリオの仔では断トツという雰囲気はこの段階ではないですね。
それでもしっかり歩けていましたし、焦って走り出すこともせず、走り出して掛かりそうな感じもせず、いい返し馬だったと思います。
馬場は多少荒れてきてはいるものの、2歳未勝利の1800m戦で1:49.2が記録されていますので、単純計算で2:01.0付近で決まるのであれば、例年通りかなという印象です。
内側を頑張るよりは少し外目を走れた方が良さそうではありました。
とはいえある程度の力の差がある13頭立てですからね。18頭との5頭の差は思ったより大きく、馬場での有利不利はそこまで出ないだろうと。
ちなみに、ここのWIN5はサートゥルナーリアとアドマイヤジャスタの2頭を選択していました。
シーザリオの仔は大好きなので、表向きは応援はしているものの、本心はアドマイヤジャスタ。
パドックでのベストターンドアウト賞はミッキーブラックでした。
JRAの新しいCMの方が映ったりして、G1らしくなりました。最初は拒絶反応が出ても、徐々に慣れてくるものです。
昨年は手拍子は無かった中山でしたが、今年はメンバーが昨年より揃った(?)のもあるのか昨年よりは混んでG1らしくなってきたと思います。
今年最後の中央競馬のファンファーレです。
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