2018英チャンピオンデー レースの振り返り

2018 Qipco Champion Stakes(G1・アスコット・芝2000m)

今年の英チャンピオンSです。
Cracksman(クラックスマン)の引退レースとなります。

昨年このレースを圧勝した時は来年は無双するかと思いましたが、「良馬場が…」とかでキングジョージも凱旋門賞も回避。
出走をしてくると思ったRoaring Lion(ロアリングライオン)はこちらは重馬場を嫌ってマイルのクイーンエリザベス2世Sの方に出てしまいましたので、なんとなくもったいないと感じる終わり方です。

相手はこちらも凱旋門賞で期待したもののパスしたCrystal Ocean(クリスタルオーシャン)
凱旋門賞でそこそこ見せ場があったCapri(カプリ)、昨年末にG3を勝って年明けのドバイターフで大惨敗をし、6月の一般戦を勝って以来のMonarchs Glen(モナークスグレン)

全部で8頭立てですし、個人的にはメンバーとしては盛り上がりには欠けます。

レースはゴスデン厩舎のMaverick Wave(マーヴェリックウェーヴ)が先導し、2番手の内に黄色い帽子のCrystal Ocean、外にCapri
その後ろの赤い帽子、深いブリンカーのCracksman

4コーナーで外から先頭に並びかけ、内に潜り込んだCrystal Oceanとの一騎打ちになるか?と思ったのも束の間、あっという間に後続を突き放しにかかります。

ゴール50m~100m付近からすでにデットーリ騎手がガッツポーズをして、最後は流すようにゴール。
Crystal Oceanに6馬身の差をつける圧勝でキャリアを終えました。強かった。

3着に人気薄のSubway Dancer(サブウェイダンサー)が入りました。

これで引退です。11戦8勝。G1は4勝。
本格化が去年の秋ですし、そこからのG1の数は確かに素晴らしいですが、実際のところは分からず。
せめてキングジョージに出てくればまだインパクトは違ったかもしれませんが、その強さに比べると何となく「もったいない」と思ってしまう馬でした。

これも欧州競馬ですかね。
日本だとシンボリクリスエスがそんな感じかなぁ。

フランケルが値上がりしているので、需要はあると思います。
サンデーサイレンス時代のフジキセキになれるかな?Green Desert→Pivotalの母系にフランケル(ガリレオ)。
値段は調べたけど今は分からないですね。

 

2018 Queen Elizabeth II Stakes(G1・アスコット・芝1600m)

クイーンエリザベス2世Sです。
なかなかいいメンバーが揃いました。

1番人気は3歳中距離のエースとして君臨したRoaring Lion(ロアリングライオン)
英チャンピオンSは重馬場を嫌ってこちらにしましたが、エクリプスS→英国際S→愛チャンピオンSとG1を3連勝中。

フランスからは今年のイスパーン賞、ムーラン・ド・ロンシャン賞を勝っているRecoletos(レコレトス)

フランス3歳牝馬のトップとして既にG1を5勝。前走のサンチャリオットSも勝利して安定して走るLaurens(ローレンス)
そのサンチャリオットSで2着だったHappily(ハッピリー)

G1勝利はないものの、サセックスS3着で前走カナダのウッドバインマイル6着から巻き返しを狙うLord Glitters(ロードグリッターズ)、春にbet365マイル(G2)を勝利して5月以来のAddeybb(アデイブ)

全部で14頭立て。

直線競馬なので、解説は無理ですね。
先頭を走るのがHey Gaman(ヘイゲイマン)。
2番手の白っぽい勝負服がLaurens。Roaring Lionは中団外側の赤っぽい服のブチっぽい芦毛。

Laurensが沈む中、緑の勝負服Century Dream(センチュリードリーム)が少しふらふらしながら先頭に。
その外からターフが影に隠れた部分辺りから先頭に並びかけるRoaring Lion。
その後ろで、内にさっと入った紫勝負服のI Can Fly(アイキャンフライ)。間に入った黄色と白っぽいのがRecoletos。

激しい叩き合いの末、Recoletosが遅れ、Century Dreamを挟んで内にI Can Fly、外にRoaring Lion。

Recoletosは5着、Laurensは8着でした。

クビ差だけ前に出たRoaring Lionが勝利しました。
なお、このレースでRoaring Lionも引退し、カタールレーシングスタリオンに行ってしまいます。あーあ。これが欧州競馬ですねー。

Roaring Lion to retire to Tweenhills at end of three-year-old campaign

12戦8勝。G1は4勝。
こちらも大切なKitten’s Joyの後継に、ということで無理をさせないのでしょうね。そりゃそうか。

このレースは2着のI Can Flyの目線カメラが公開されています。
内に切れ込むシーンなどは必見です。

 

2018 Qipco British Champions Fillies & Mares Stakes(G1・アスコット・芝2400m)

牝馬限定の英チャンピオンズフィリーズ&メアズステークスです。
名前が長いです。

ダーレミの仔として弟と共に来年を飛躍を狙うLah Ti Dar(ラウティダー)
前走初めて負けたものの英セントレジャー。G1初勝利を狙います。

2連勝で前走ヴェルメイユ賞を快勝してここに来たKitesurf(カイトサーフ)。派手な追い込みなので、どうなるでしょうか?

昨年の3着馬でG1勝利はないものの、昨年のヨークシャーオークスではEnable(エネイブル)の2着。前走の今年のヨークシャーオークスではSea Of Class(シーオブクラス)の2着。
他にもキングジョージ3着、サンクルー大賞ではWaldgeist(ヴァルトガイスト)とハナ差2着とイマイチっぷりの激しいCoronet(コロネット)

前走凱旋門賞10着から出走するMagical(マジカル)、昨年の勝ち馬も今年良い所のないHydrangea(ハイドランジア)のオブライエン厩舎勢もそこそこ人気にはなっています。

解説が難しいですが、残り200mで堂々と先頭に立つLah Ti Darに外からMagical、その後ろからCoronet。
Kitesurfも頑張っていますが、差が。。。

Lah Ti Darが抵抗するも最後はCoronetにも抜かれてしまい3着に。
勝ったのはMagical、2着Coronet。人気サイドの決着です。

オブライエン厩舎もゴスデン厩舎にやられてばっかりではいけません。
Magicalは父ガリレオ、母Halfway To Heavenですので、G1を1つ勝つ位では元は取れません。

 

2018 Qipco British Champions Sprint Stakes(G1・アスコット・芝1200m)

英チャンピオンズスプリントステークスです。
スプリント戦はあまり追いかけていないので、難しいです。観戦が。

人気は前走スプリントC(G1)を勝利しているThe Tin Man(ザティンマン)
一昨年の勝ち馬であり、昨年はアスコットでのダイヤモンドジュベリーSも勝っています。

昨年は圧倒的人気も4着に敗れ、今年はやや精彩を欠いているHarry Angel(ハリーエンジェル)。復活するか?ですかね。

その昨年の勝ち馬Librisa Breeze(リブリサブリーズ)
こちらも今年は全然ダメで、前走は7F戦のG2で勝ち馬から13馬身半遅れたビリ。ここから復活するかなぁ。

前走スプリントC2着でジュライC(G1)も2着だったBrando(ブランド)
大崩れはしていないですが、勝ち切れていません。

昨年の2着馬Tasleet(タスリート)。前走はスプリントCでは8着。今年は2回しか走っていません。

時間もないのでパス。
勝ったのは3歳馬のSands of Mali(サウンズオブマリ)
コモンウェルズカップ(G1)の2着はあれど、ジュライカップ11着、モーリスドゲスト賞16着、スプリントカップ5着と良い所なかったですが、ここで勝利です。

2着には復活してきたか?のHarry Angel
最後ヨレていましたが、まぁ雰囲気は出てきました。