写真で振り返る 第64回産経賞オールカマー レース回顧




第64回産経賞オールカマー(G2・中山・芝2200m・良)

今週も競馬場へ。
ダービー馬登場ということ+無料というのもあるのでしょう。少し混んでいた感じがします。

第2レースではアーモンドアイの下であるユナカイトが見事勝利。
昨年のアーモンドアイの未勝利戦も見ることができたはずも、ゆったりしてて見なかった反省もあり、今回は観戦。
ヨハネスブルクの仔なので、2400mだと距離云々言われそうですが、しっかりマイルを走り切っていました。

2歳戦もOP特別が出てきて、昨年はサンリヴァルの勝利した芙蓉ステークスです。
この時期に中山2000mは結構大変です。1F短くしていいと思うけどね、このレース。なぜか2歳戦は中山2000が多いし。
ミッキーブラックが人気に応え、芦毛2頭を引き連れての勝利です。
まずまずのペースを自ら仕掛け、押し切って勝ち時計2:01.3は悪くありません。レース振りもなかなか奥が深い感じがします。

馬場は今週からコース変わってCコース。
モズスーパーフレアが52kgとはいえ1:07.0の好時計逃げ切り勝ちもそうですし、2歳未勝利のユナカイトで1:35.4。
芝で砂ぼこりが舞うシーンもなく、非常に走りやすそうな馬場です。

パドックはまたしても面倒なので行きません。モニターだけ。
返し馬からです。

 

アルアイン(2017皐月賞馬)

QE2以来の出走です。
あの時は調教で動かず、逆方向から走るとか色々報道されていましたので、それに比べれば坂路をまっすぐ駆け上がっている調教は悪くないと思いました。
返し馬は抜群。これは良かったと思います。
クビを下げて走るのはいつも通り。気の悪さも一切見せず、陽が当たって美しい馬体。

 

ダンビュライト(2018AJCC勝ち馬)

宝塚記念以来です。
ちょっと走り出してからバタンバタンと遊んでいるのか気の悪さなのかを見せましたが、ひとしきり終わってからはスムーズ。
発汗が目立つとかもありませんので、そこまで問題視する程ではありません。

 

ガンコ(2018日経賞勝ち馬)

天皇賞春以来です。
勢いで挑んで叩き潰されたという成績ですが、G2の中山なら面白いはず。
初めて見ますが、耳も前に向けて気は良さそう。馬体は黒くて綺麗です。これで良いとか悪いとかは判断できません。

 

ゴールドアクター(2015有馬記念勝ち馬)

かつてならここは本命だったでしょうが、一時期の勢いはないのは衆目一致。
良い頃は危険な香りがしましたが、パドックから返し馬まで大人しすぎ。
激しさの中のギリギリを攻めていた頃と比べると、見るべき所がありませんでした。

 

エアアンセム(2018函館記念勝ち馬)

今年は安定していて、エプソムカップもそこまで悪くないですし、函館記念を勝ってきました。
こういう馬がいると面白いです。貴重な1頭。
しっかりと仕上がってきてそうな馬体重ですし、走りも素軽くて良かったと思います。

 

レイデオロ(第84代ダービー馬)

ドバイシーマクラシック以来となります。
ここから天皇賞→JCでしょうが、ここで崩れていては先が面白くありません。春は未対決だったスワーヴリチャードと再戦するにも負けられません。
パドックは少しチャカチャカしていたものの、発汗もそこまでなく、特徴の範囲。
返し馬は1頭先に出てきましたが、走り出しもバタバタしていた2歳時とは比べ物にならないほど落ち着いていました。走りの雰囲気は兄弟よく似てます。

オールカマーの10分前の神戸新聞杯ではダービー馬ワグネリアンが秋の好スタートを切りました。
皐月賞馬エポカドーロは出遅れ響いて4着止まり。

オールカマーは無料ということ、天気も良かったこと、皐月賞馬、ダービー馬の登場もあるのでしょう。大変混んでいました。
昨年のホープフルステークスと比べるとこっちの方が混んでいたと思います。
お昼休みであんな並んでるの見るの久々。