写真で振り返る 第23回ユニコーンステークス レース回顧




第23回ユニコーンステークス(G3・東京・ダート1600m・重)

中間の雨もあり、馬場は締まった感じ。

除外馬が多数出るこのレース。
3歳春のダートの扱いの難しさがありますので、一概に言えませんが、ダービーの1つ前にこのレースを持っていき、この週はOP特別で良いのでは?と思っています。
最終的にはJDDでトップを決めるというような流れにしたらよいので、それであればここを2100mダートのOPにするとか。まぁ色々と考えるだけならできます。実際は簡単じゃない。それにしたってこの時期の1000万下のダート含め除外が多すぎる。

メイクデビューで断然人気のベルクワイア敗戦。
勝ったのがトーセンギムレットでディープブリランテ産駒。そこはタニノギムレットの仔かと思うじゃん。ギムレットには早すぎます。
負けたけどベルクワイアはいい馬ですね。すぐ勝ち上がるでしょう。

馬場は非常に走り易そうなダートで、1つ前の青梅特別で確かに54kgだったとはいえ持ったままの走りでシヴァージが圧巻の1:35.2。
古馬1600万下でも1回負けたとはいえすぐ勝ち上がるであろうレベルのワイルドカードを粉砕しました。これは驚きの走り。
未勝利でも1:37.1が出ていましたので、さすがに3歳限定とはいえ1:36.0を超えると「低レベル」と言わざるを得ない馬場です。

パドックは行けばいいけど、面倒なのでパス。
返し馬から。

グレートタイム(鳳雛S2着)

やはりこの勝負服は気をつけないといけません。ミラクルレジェンドの仔だし。
ヒヤシンスSの時も見ていますが、全く覚えていません。走りそのものはいい感じでした。

 

グリム(青竜S1着)

1つ前のシヴァージと同じ勝負服、同じ騎手ですが、こちらの方が黒くて見栄えはします。
騎手の雰囲気が本当にそっくりで、色を変えただけに見えました。

(参考)シヴァージの返し馬

 

ハーベストムーン(鳳雛S1着)

これは走り出す時なので、こんな感じでもOKです。
展開のカギを握る1頭ですし、元気良く走れるのは良い事です。一時は520kgでしたが、徐々に減って500kg。大きいですし、細いとは思いませんが、気にする人は気にする数字にはなってきました。

 

エングローサー(500万下1着)

目を覆ってこの感じですので、若干気難しいのかなと思います。
ずっと芝を走っていましたが、ダートでいい走りが出来ていますし、アフリートの肌にトランセンド。血統的にはダートこそ、でしょう。

 

ルヴァンスレーヴ(伏竜S2着)

前走は休み明けでコーナーの反応が鈍かったですが、1回叩いてここへ。
返し馬の雰囲気は2歳の時の方がまだ良かったと思います。ここでの走りそのものは好きなタイプじゃないです。本気で走ると全く違うので、こんな感じなんだなというだけ。

 

ミックベンハー(500万下1着)

藤田菜七子騎手騎乗で注目の1頭です。
最後に登場というのもあり、ゆっくり常歩でゴール付近まで。そこからのキャンターです。テン乗りですが、制御の感じは悪くありません。