第53回フローラステークス(G2・東京・芝2000m・良)
晴れて暑い位です。
芝は良馬場。緑のターフが美しいです。目の保養になります。大して見てないけどね。
日本の芝丈の長い事長い事。
よく「日本の芝は短い」的な人がいますが、長さは日本の方が長いです。見ての通り人の足首はすっぽりと隠れます。
参考までに2014年のロンシャン。
3人のジョッキーの足首が隠れるまでです。それもコースの外側ですからね。
ちなみに、昨年のシャンティイ。
こちらも踏み込んだ足の足首が隠れるまでしか芝丈はありません。
というように、単純に長さだけで言えば日本の方が長いと思います。
コースの地盤が違いますので、芝の長さでどうのこうのはありません。「日本の芝が短いから欧州でうんたらかんたら!」というのは違います。
馬場はクッションが効いて走り易そう。
前日の最終レースの古馬1000万下で1:20.6が記録されていますし、速いですね。少しでもスローになると上がり33秒台が連発しています。
例によって返し馬から。
サラキア(チューリップ賞4着)
1番でしたが、落ち着いて何頭か走ってからの走り出し。
イライラしている様子もなく、非常にスムーズなキャンターだったなと思います。
サトノワルキューレ(ゆきやなぎ賞1着)
すぐ後ろからノーブルカリナンが追いかけてきましたが、ムキになる様子もなく、静かに走っていきました。
雰囲気はありました。勝ったからではなく。
オハナ(クイーンカップ4着)
身体を大きく使ってのキャンターです。変な感じだなという所は一切ありません。
416kgと小さめなので、こじんまりとはしていますが、別に悪い訳でもないですし。
レッドベルローズ(ミモザ賞1着)
走り出す所で少しバタバタとはしました。ただ、駈歩発進でそういうのもいますし、気にするレベルではないですね。
走り出してからは普通でした。流星が目立ち、とても見栄えがします。
ノームコア(フラワーカップ3着)
一番最後でしたし、ゆっくりと顔を外に向けたまま歩き、そこから静かに走り出し。
内に向けるとすっ飛んでいく場合にやったりしますが、そこまで行きそうな雰囲気は感じませんでした。見るのと乗るのは違いますけどね。
馬名の由来が「究極の普通」なんですね。どういう普通なのか?と。それはそもそも普通と言えるのか?
午後になるにつれて風が出てきて観戦にはベストとも言える気候状態です。
今日も割と混んでいたと思います。フリーパスだったのもあるのかな?
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