桜花賞です。
全てのG1の中で好きなレースは桜花賞と皐月賞なので、楽しみです。
オルフェーヴル初期の傑作になりうる素材なのは間違いないものの、最内枠となったラッキーライラック。
対するリリーノーブル、マウレアのチューリップ賞組に「牝馬のシンザン記念好走馬」という桜花賞好走手形を引っ提げてのアーモンドアイ。
初めからオークス狙いやNHKマイルカップへ向かうテトラドラクマなどは欠くものの、十分なメンバーです。
馬場は前日の阪神牝馬Sでは雨も降り、超スローで流れたのもあり49.1-45.7=1:34.8でミスパンテールの逃げ切り。
さすがにここまで遅くなることは考えにくいものの、チューリップ賞の47.5が1つの目安になり、これより少し速い程度だと思います。
逃げ :⑭レッドレグナント
逃げ後:⑧ハーレムライン、⑪コーディエライト
先行前:①ラッキーライラック、⑰マウレア、⑱ツヅミモン
先行後:②アマルフィコースト、③リバティハイツ、⑨リリーノーブル、⑩アンヴァル
中団前:⑤レッドサクヤ、⑫デルニエオール、⑮プリモシーン、⑯フィニフティ
中団後:④アンコールプリュ、⑥スカーレットカラー、⑦トーセンブレス
後方 :⑬アーモンドアイ
としました。
アーモンドアイは一番後ろになっていますが、後方集団ということで後ろ。前走もスタート伸びあがるように切っていますので、さすがに後ろになっちゃうと思います。
デムーロ人気なんでしょう、前日単勝で5番人気になっているアネモネS2着のレッドレグナントがとりあえず行くのかな。スタートも上手そうだし。
ラッキーライラックは包まれるのを嫌い、少し出してしまうと行ってしまいそうですが、並びを見るとすぐ近くに気を付けないといけない馬(外から行きそうとか、先行馬が多いとか)もないので、最内というだけで心配になりそうなものですが、案外気にしなくても良さそうにみえます。
ハーレムラインの後ろ辺りをトコトコついていき、それをぴったりマークするマウレアとその後ろでリリーノーブル。人気どころが中団に構えます。
後方にフェアリーSをいい勝ち方したプリモシーンにクイーンC2着のフィニフティはステファノスの妹。
前半が予想は47.2。チューリップ賞より気持ち上がる程度。
馬場は風もあるし、晴れれば乾くでしょ。土曜日にアドマイヤアルバが1:34.5で走っているんだし、チューリップ賞まで時計が出なくても後半しっかりまとめてくるはずです。
4コーナーで内からラッキーライラックがじわじわ進出。
外からマウレアにリリーノーブル、大外持ち出したアーモンドアイ。
直線は逃げるレッドレグナントに並びかけるハーレムライン。
その外からラッキーライラックが並びかけたと思ったら残り250m付近で早々に先頭。前走チューリップ賞で魅せた10.7のラップが物語る瞬発力を実力を遺憾なく発揮。
追いかけるリリーノーブルに少しマウレアが遅れてしまいます。
その外から追い込み馬が殺到し、大外がプリモシーンにフィニフティ、間からレッドサクヤ。その外からトーセンブレス、大外アーモンドアイ。
3番手争いを後目に悠々とオルフェーヴル産駒クラシック初制覇でラッキーライラックが駆け抜けます。
2着にリリーノーブル。3着は最後末脚爆発のトーセンブレス。
フィニフティ、マウレア、プリモシーンと続き、ハーレムラインとアーモンドアイが並ぶ感じ。
勝ち時計1:33.9。前後半が47.2-46.7とまとまったレースになりました。
大阪杯は勝ち時計ドンピシャだったので、ここも当てたい。
◎ ①ラッキーライラック
○ ⑨リリーノーブル
▲ ⑦トーセンブレス
△ ⑯フィニフティ
△ ⑰マウレア
△ ⑮プリモシーン
注 ⑧ハーレムライン
本命はラッキーライラックです。
説明するのも不要ですわな。4連勝中の馬に対して。
書いた通り、最内なのは確かにプラスではないですが、この馬のスタート+⑧ハーレムラインまでの並びを見ると、大阪杯のサトノダイヤモンドじゃないですが、ああいうことはないと思います。
外目の馬を前に行かせ、徐々に外に持ち出せる並びなので、問題ありません。
持ち時計、実績、阪神走りそうな血統、きちんと自分より前に行きそうな馬もいる展開。大丈夫でしょう。
私は過去3年、ルージュバック、メジャーエンブレム、ソウルスターリングとバッチリ本命にしてきています。そこが唯一にして最大の不安です。
対抗はリリーノーブルです。
チューリップ賞同様にラッキーライラックを見ながらになると思います。変に前に行ってみるとかすることはしないでしょう。
ガチンコならラッキーライラックには負けちゃうけど、そのほかの馬にやられる姿も想像しにくい。
ハーレムラインの後ろをスタートからしっかり追走し、斜め前にラッキーライラックを見ながらとなれば、前走よりは差が詰まるかもしれません。
3番手にトーセンブレスを。
人気ないですが、阪神JFでもきっちり1:35.0を切っていますし、フラワーカップも見せ場十分の2着。
ラッキーライラックの逆転は至らなかったとしても、他の馬なら十分勝負になります。
追い込み馬なので少しペースが遅いかもしれませんが、3着候補として面白い1頭だと思います。
△勢は毎度適当です。
フィニフティは可能性を信じて、ですが、時計も持ってますし、外からゆったり進めれば末脚炸裂のシーンも考えておきたい1頭です。
ただ、予想の位置だと届かない気がして、できたら外の2頭に釣られて前に行ってほしいです。
マウレアは実績だけなら当然3番手ですが、クイーンC→チューリップ賞と権利取りに1回手間取っているのが心配です。
ラッキーライラックと並ぶようにしてレースを進めると思いますが、あまり意識しすぎると早仕掛けになってしまい、最後疲れてしまいそう。
勝ちに行くと思わぬ敗戦も考えておきたい。
プリモシーンも期待の1頭です。
未勝利でテトラドラクマを好時計で退けていますし、フェアリーステークスも非常に良い勝ち方でした。
外からあまり下げていかないで、少し強気に進めてほしいです。
前走もラスト11秒台を4回続けたレースできっちり差し切っていますので、力を発揮させてくれれば。
注にハーレムラインを。
アネモネS組ということで全然人気ないですが、持ち時計1:33.9もありますし、このメンツなら展開は絶対的に向きます。後は頑張れるかだけの勝負なので、負けてもすっきりします。
アーモンドアイは…。
確かに強いですが、前走鮮やかすぎるのと、道中13秒台も入るやや重という特殊なレースだったのも事実です。
さすがに桜花賞の想定ペースとは違いすぎる。
ジュエラー、ジェンティルドンナ、マルセリーナといった連中は1:35.0を切るレースで走れていての好走です。
シンザン記念が上がりに特化しすぎたレースだったのがどうかなぁって。
もっとスローになって究極の切れ味勝負の桜花賞となれば話は違いますが、自分の展開予想だと合いませんでした。
ま、こんなこと書いていますが結局ラッキーライラックから適当に流すだけです。
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