第37回ジャパンカップ(G1・東京・芝2400m・良)
今年も東京競馬場はラストになりました。秋を感じる競馬場です。
遠くに白く富士山が見えます。油絵風に。
こんなのとかも。
競馬場に行って何してるんだ?とお思いでしょうが、それはそれ。
普通にPC開いて仕事のメールチェックしたりしていますので、この程度の事は大したことではありません。
予想はこちらから。最近にしては比較的頑張った方です。勝ち時計を見誤ったのがショックです。
馬場は午前中は内側も荒れていたもののしっかりしていましたが、午後になって各ジョッキーが内を開けて直線を走る様にしていました。
時計は出る馬場状態でしたが、午後になると直線で馬がばらける事が多かったので、この辺も頭に入れなければならなかったですかね。
混み具合としては晴天にも恵まれて混んでいたと思います。
10万8522人らしいです。
それはそうと今回の7:50発走の東京0レース、開門ダッシュスプリント(東京・バカ限定・コンクリート約200m)のレース前の雰囲気はかつてない程でした。
私は府中本町からの通路に並んでいましたが、あの時、あの場所にいた人なら分かると思いますが、恐怖を感じました。
後ろの人がどんどん押してきて、一歩間違えれば大惨事。将棋倒し寸前。初めてとは言わないものの、あそこまでは記憶にありません。
Ready? Go! The fans have been waiting all night long for the Japan Cup. In less 10 minutes, the seats were nearly all taken pic.twitter.com/s97dUpc0jL
— Jour de Galop (@Jour_de_Galop) 2017年11月25日
本来ならば完全に区切って入れればいいと思うんです。
ここからここまでがまず入場、ここからここまでが次に入場と順々に入れればいいはずですが、問題をはらんでいます。
原因は、本来は自分の席だけを確保すればいいはずなのに、大量にガムテープとかで席を取る輩がいるから。
先にそういう風に区切って入れるとそれをやられてしまい、中で揉めるのが目に見えています。
そのため、恐らくある程度流して入れているのでしょう。そうなると、後ろは少しでも前へ急げ急げとなり、どんどん詰まる。
並んでいる時に口々に作戦が漏れ聞こえていますが、「おれはあっちを取るから、お前はそっちを確保しておいて」みたいなのが至る所で聞こえます。
物が置いてあるところに座らないが競馬場の紳士協定なら、自分の取り分しか取らないのも同じく紳士協定でしょう。
どうにかならないものか?と言ってもどうにかなるものでもなく。こればっかりはマナーの問題です。JRAがどうこうできるキャパを超えています。
第1レースから混んでいますので、ダービーや有馬記念、ジャパンカップと言ったビッグレースならではの雰囲気でレースは続きます。
午後になり風が出てきて、肌寒くなり、西日が傾いていきます。
ジャパンカップの馬体重が発表になり、ほぼ増減なし。
レイデオロが+8kgが日本馬だと最も増減が多い事からも分かる通り、ほぼ完璧と言っていい仕上げだと思います。
パドックはキタサンブラックが悠然と。
レイデオロが少しチャカチャカしていましたが、特に珍しい事でもないですし、こういう馬だということです。
言ってしまうとほとんど見てない。
ほとんどの馬が素晴らしいですし、特にこのレベルだと全く分からないのが分かっていますので、半分諦め。
返し馬
東京2400mですので、誘導馬の後ろをゴールまで歩く馬もワンアンドオンリーを除いておらず、いっそ1コーナーから登場させてみたらいいんじゃないか?と思う位です。
1コーナーの芝生付近の人はほぼ見えないはずなので、ちょっと勿体ない。
レイデオロ(2017年ダービー馬)
誘導馬より前に入場。
入る時はクビを上げたり下げたりしていましたが、走り出す直前にはスッと落ち着いた雰囲気。
私の知っているレイデオロはバタバタとキャンターに入りますが、今回はしっかりとゆったりとしたキャンターの入りでした。
いい感じに見えました。本命だからかな?
ソウルスターリング(2017年オークス馬)
こちらも入場の常歩の時の方は落ち着きを欠いている感じでしたが、走り出すと素直。
藤沢厩舎の特徴なのか?という位似たような馬場入場でした。
特別変わった雰囲気はありませんが、春の段階であれだけの走りができているのに今更です。
マカヒキとサトノクラウン(2016年ダービー馬と2017宝塚記念馬)
順番に入ってきて順番にキャンターへ。
マカヒキはいつも通りスタスタ走るだけです。この馬は毎回こんな感じ。
サトノクラウンもクビをこういう感じに真っ直ぐ走らないのはいつも通りなので、遠くからみるとこんなもんだね、という所です。
アイダホ(オブライエン厩舎。キングジョージ3着)
この時期にしては発汗が目立ちました。
凱旋門賞の時も見ていますが、ここまでは目立っていませんし、今回の方が涼しいので、どうしたんだろう?と。
480kgですがガッチリしています。走りまくってますので、タフなのは確かです。
ワンアンドオンリー(2014年ダービー馬)
横山騎手は他の人より多くゴール前まで歩き、そこからキャンターというしっかりとした本馬場入場を行います。
ワンアンドオンリーも今回1頭だけ誘導馬の後ろを歩き、そこから2000mスタート地点辺りまで1頭で離れて待機。
そこから集合の合図でゲート裏までというこの独特な方式です。たまにやりますね。
ダービーで戦ったイスラボニータは阪神Cでの引退が表明されています。こちらもそろそろ…。
キタサンブラックはいつも通り。
シュヴァルグランも落ち着いて誘導馬の後ろを歩き、キャンターは特に目立つ事もなく走っていきました。
誘導馬は国旗の入ったエクササイズシートを着けています。
もう1つ位違った国旗があるといいですが、それでもよく来てくれたものです。
レースが近づくと規制線が張られ、入れなくなります。
馬券を買うタイミングを間違えるなどすると、朝から並んでも本番を泣く泣くモニターで見ることになります。
そしてファンファーレが近づきます。
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