今週は英国はヨーク競馬場でEbor Festival(イボア・フェスティバル)です。
英国際Sやヨークシャーオークスがあります。
凱旋門賞に向けて徐々にステップが絞られてきました。サトノダイヤモンドは予定通り渡仏し、一方でアルマンゾールは引退しました。
ゲートに入る難しさよ。
2017 Juddmonte International Stakes(G1・1m2f56y)
人気は3歳馬2頭です。
英国際S(インターナショナルS)です。
Churchill(チャーチル)にBarney Roy(バーニーロイ)。
次いで古馬陣からUlysses(ユリシーズ)も登場します。
Churchill(チャーチル)は英愛2000ギニーを勝ち、G1を4連勝してアスコットへ。セントジェームスパレスSではまさかの4着。
距離を延長して巻き返しを狙います。1回雨でサセックスSを回避してココ。
対するBarney Roy(バーニーロイ)。凱旋門賞にも名前があるExcelebration産駒のこの馬。
英2000ギニーは2着だったものの、セントジェームスパレスSでは1着。古馬との対決となったエクリプスSではUlyssesの2着。
古馬からはUlysses(ユリシーズ)。前走は雨のキングジョージで2着でした。
去年の末から徐々に力をつけ、今年プリンスオブウェールズS3着からエクリプスSで1着。G1を今年制しています。
3歳馬ではCliffs Of Moher(クリフスオブモハー)もここで負けたら脱落してしまいます。
今年の英ダービー2着馬で、オブライエン厩舎の中距離のエースになれるかと思いましたが、前走エクリプスSで4着。
3歳牝馬で挑戦するShutter Speed(シャッタースピード)。
デビュー3連勝で2戦目ではEnable(イネイブル)を3着に沈め、英オークスで注目しましたが、出走せずにフランスオークスに向かって4着。それ以来です。
他の2頭は今年のドバイターフ6着でタタソールズゴールドカップを勝利したDecorated Knight(デコレイテッドナイト)。
プリンスオブウェールズSは2着でしたが、前走エクリプスSは6着。
2017 Yorkshire Oaks(G1・1m3f188y)
ヨークシャーオークスです。
英愛オークス、キングジョージと制し、凱旋門賞1番人気のEnable(イネイブル)が登場してきます。
人気は当然断然Enable(イネイブル)。
このブログには沢山登場していて、全て出すと以下の様になります。3戦目を拾ったのはファインプレーだったと思います。
しかし、意外にこのレースは有力馬が負けるレースです。
2009年。
英愛オークス馬Sariska(サリスカ)はDar Re Mi(ダーレミ)に敗戦。相手は強いとはいえ、愛オークスのあの走りを見たら負けるとは思いませんでした。
2010年。
同じく英愛オークス馬Snow Fairy(スノーフェアリー)もMidday(ミッディ)に不覚を取りました。
2014年。
英オークスにキングジョージも圧勝したTaghrooda(タグルーダ)はTapestry(タペストリー)にまさかの敗戦。
2016年。
後の凱旋門賞馬でここまで勝ち切れなかったもののここは勝つだろうと思ったFound(ファウンド)もSeventh Heaven(セヴンスヘヴン)の前に完敗。
さて、今年は。
相手は今年2連勝で前走プリティポリーSを勝利したNezwaah(ネズワー)。
昨年のBCフィリー&メアターフを勝ち、昨年このレース3着だったQueen’s Trust(クイーンズトラスト)。
2017 Great Voltigeur Stakes(G2・1m3f188y)
グレートヴォルティジュールステークスです。3歳馬の残念ダービー+セントレジャーに向けてのレースです。
G2ですが、メンバーが面白いと思います。
愛ダービー馬Capri(カプリ)は残念ながら回避。
3歳馬としては上位のCracksman(クラックスマン)。フランケル産駒。
英ダービー3着、愛ダービー2着と惜しいレースが続いています。ちなみに、ここを使って今年は終わり。
前走アスコットのG3、ハンプトンコートS3着だったMirage Dancer(ミラージュダンサー)。こちらもフランケル産駒。2番人気。
なんでここまで人気なのかちょっとわからないですが、まぁ期待もあるのでしょう。
パリ大賞3着だったVenice Beach(ヴェニスビーチ)。
英国ダービー12着ですので、上位とは言いにくいです。
2017 Nunthorpe Stakes(G1・5f)
5f戦です。2歳からレースに出走できます。
ここはLady Aurelia(レディオーレイラ)がとにかく注目です。
アメリカの馬になっていますが、欧州で走ります。今年は2連勝。前走キングズスタンドSを勝って、狙いはここも勝ってBCターフスプリント。
同じ3歳馬のBattaash(バターシュ)も強いです。
1000m付近のレースを走って前々走はスプリントSを3馬身1/4、前走キングジョージS(G2)も2馬身1/4。完勝続きです。
Marsha(マーシャ)は昨年のアベイ・ド・ロンシャン賞の勝ち馬です。
今年はキングズスタンドSは3着。前走はキングジョージSで3着。
Profitable(プロフィタブル)はここを2年連続で勝てていませんが、昨年のキングズスタンドSの勝ち馬です。
今年は3戦連続2着。そこにはキングズスタンドSも含まれています。
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