札幌記念(G2・札幌・芝2000m)
たまには予想しないといざという時に困るかもしれないので、G2は予想してみます。
エアスピネル、マウントロブソン、ヤマカツエースとG2位だと上位だけど、G1になるとイマイチ足りないというメンバーがきっちり揃いました。
ネオリアリズムは残念でしたが、いい意味で興味深い一戦です。
札幌2000mはスタートから最初のコーナーまで400m近くあるので、ペースは比較的落ち着きます。
1800mとは違うので、3頭(ロードヴァンドール、タマモベストプレイ、マイネルミラノ)と前に行く馬達もいますが、ペースは平均36.0-60.0位に落ち着くでしょうね。
みんなそんな感じですし。
逃げ :④ロードヴァンドール、⑫マイネルミラノ
先行 :⑥タマモベストプレイ、⑬エアスピネル
先行後:⑨ディサイファ、⑪アングライフェン
中段前:①サクラアンプルール、③ヤマカツエース
中段後:②ナリタハリケーン、⑤マウントロブソン、⑦サウンズオブアース
後方 :⑧ツクバアズマオー、⑩サングラス
かな。
かなり適当ですが、エアスピネル辺りはアングライフェンより前に行くと思うと、マイネルミラノの後ろをテクテクといって逃げの後ろに収めていきそう。ルメール騎手になるし。
マウントロブソンはスタートが比較的下手なので、両隣が前に行き、ヤマカツエースより少し後ろになってしまうかなと思うと大体こんなもん。
サウンズオブアースが分からないですが、まぁざっくり当てはめてこんな位置に。
ペースは平均+コーナーの緩い札幌。
ある程度動ける位置にいた方がいいと思います。
4コーナーで前の2頭が並んで、外からエアスピネルがスーッと。馬群の真ん中からヤマカツエース、外からマウントロブソンにサウンズオブアース、ツクバアズマオー辺りが捲ってきそう。
直線はロードヴァンドールが逃げ、内からタマモベストプレイ、外からエアスピネルが先頭に。
突き放すエアスピネル。内で粘るタマモベストプレイに大外からマウントロブソンと真ん中ヤマカツエースが伸びてきて3頭が並んでゴール。
土曜日の札幌1R、2歳未勝利1800mで1:51.7。馬場は良い感じです。
勝ち時計1:59.4。
◎ ⑬エアスピネル
〇 ⑤マウントロブソン
▲ ⑥タマモベストプレイ
△ ③ヤマカツエース
注 ④ロードヴァンドール
本命はエアスピネルに。
この馬は勝てないイメージの割にきっちり後続を突き放すことができる馬なので、後ろからよりは少し前からレースをしてくれれば、直線早め先頭から突き放しにかかれるのではないかと思いました。
マイルより長めの方がいい+きっちり前に行く馬がいるというレース展開も向きそうです。
マウントロブソンは両隣が前に行くので、スタート下手でも挽回しやすいかな。
ヤマカツエースが内に見える形なので、丁度いい目標ができそうです。
パワー不足な気はしますが、前走は非常にいい走りでしたので、ここは成長の期待を込めてです。
タマモベストプレイはロードヴァンドールの後ろの内目を取れそう。レースはしやすいはず。隣はマウントロブソンはとサウンズオブアース。
被せられる感じも邪魔されることもなさそうだし、ロードヴァンドールが先導してくれます。内に行く馬もいない。400mもあれば十分ポジションは取れます。
勝ち切るイメージはありませんが、この時期の北海道は毎年走っているイメージがあります。
ヤマカツエースは内に行くとタマモベストプレイが邪魔な気がするのと、外目も似たような位置にいる馬がいそうなので、少し自由がないかもしれません。
力はあるでしょうが、仮にもう1回叩いて天皇賞全力だとすると、ここでそんなに全力投球をしてくるかな?
格好はつけてくるのは間違いないと思いますが…。
ロードヴァンドールはブリンカー効果で激走もあるかも。
逃げてナンボですし、枠もそれができる所です。そこまでマイネルミラノがネチネチと絡んでくることも無いでしょうし、有力馬をヒヤっとさせる場合もあるかもしれません。
Pacific Classic(G1・デルマー・ダート1 1/4 m)
Arrogate(アロゲイト)があの敗戦から立て直しているのか?が注目のレースです。
オッズはEVEN(2倍)位なので、さてどうなるでしょうか?
調教です。内側にだけブリンカー?なのかな。
良くないですね。前走は併せ馬だったので分かりませんでしたが、舐めてる感じがします。
前走そのサンディエゴHを勝ってきたAccelerate(アクセレイト)。
再びやっつけるようだと、一気にBCクラシックの有力馬に。
そのAccelerateが3着に敗れたPrecisionist Stakes(G3)で14馬身差の圧勝だったCollected(コレクテッド)。
昨年のプリークネスS10着から休みに入り、2017年は3連勝。特に前走は圧勝でした。
Warwick Stakes(G2・ランドウィック・芝7f)
オーストラリアからワーウィックステークスです。
Winx(ウィンクス)が登場してきます。
現在17連勝中。数えるのも面倒な位勝ち続けていますが、ここから復帰します。前走です。
復帰戦は大体こんな感じなので、距離云々は大丈夫。
昨年もここから始動し、3馬身半で楽勝しています。
秋のコーフィールドステークス、コックスプレートに向けて脚慣らしでしょう。
相手は前走同じ競馬場のG1を勝っているFoxplay(フォックスプレイ)か。初顔合わせです。
Prix de la Nonette(G2・ドーヴィル・芝1m2f)
ドーヴィルからはノネット賞です。
Shutter Speed(シャッタースピード)が出ないので、面白みが半減しました。
英国勢とフランス上位の戦いが見られると思ったのに。
マルレ賞(G2)を勝って2連勝中。アンドレ・ファーブル厩舎のStrathspey(ストラスペイ)。
前走ナッソーS(G1)をWinterの3着だったSobetsu(ソベツ)。とはいえ英オークス8着。
その前にドーヴィルではサンタラリ賞(G1)を勝っています。フランス勢弱っちいので、どうなのかな?
1番人気は今年のフランスオークス馬Senga(センガ)です。
試金石の1戦です。前走人気もそこまで無いですし。
Prix Jean Romanet(G1・ドーヴィル・芝1m2f)
同じくドーヴィルから牝馬限定のジャンロマネ賞です。
上位人気がイマイチにも程があるメンバーです。
1番人気は名牝ダーレミを母に持つSo Mi Dar(ソーミダー)。
昨年は期待しましたがG1勝てず。前走復帰のナッソーS5着。ここは勝っておきたい。
ゴスデン厩舎のデットーリ騎手。
そんなに強くないと思っていますが、安定しているAjman Princess(アジャマンプリンセス)。
安定している以外に良い所ないと思うんですけどね。G1は去年の愛オークス以来。その時は96馬身差のビリ。96馬身って。。。
南アフリカからスタウト厩舎に移籍して来たSmart Call(スマートコール)。
南アフリカのラスト2戦はG1を連勝してきましたが、3着→4着→7着。
前走はプリティポリーS(G1)ですが、8馬身位遅れてしまいました。
昨年のヴェルメイユ賞馬Left Hand(レフトハンド)も今年はダメダメ。
力通りと言えばそうですが、牡馬相手のG1だと無理です。前走サンクルー大賞で5着。
Debutante Stakes(G2・カラ・芝7f)
2歳牝馬限定のデビュタントSです。
人気の2頭の戦いになるのかな?というレースです。
前走レパーズタウンのG3を5馬身差で圧勝して来たHappily(ハッピリー)。
エイダン・オブライエン厩舎、ライアン・ムーア騎手、父ガリレオ、母父ストームキャット、兄は英愛2000ギニーにセントジェームスパレスSも勝った名マイラーGleneagles(グレンイーグルズ)。
ただ、デビュー戦は同じカラでライバルであるSeptember(セプテンバー)相手に10馬身差7着に負けています。そこから2連勝。
そのSeptember(セプテンバー)はヘナファン騎手を乗せています。
父はご存知ディープインパクト。厩舎は同厩のオブライエン厩舎。デビュー2戦2勝で前走アスコットで楽勝しています。
Irish St Leger Trial Stakes(G3・カラ・1m6f)
愛セントレジャーのトライアルです。
ここを過去2年を制覇し、3連覇を狙うOrder Of St George(オーダーオブセントジョージ)。
前走アスコットのゴールドカップは2着。
エイダン・オブライエン厩舎です。ライアン・ムーア騎手。
相手は3歳馬のRekindling(レキンドリング)。
厩舎は息子のジョセフ・オブライエン。騎手も息子(弟)のドナチャ・オブライエン騎手。これどうなの?って思います。
英ダービーは16着と大きく崩れましたが、前走は同じ競馬場、同じ距離のレースを勝利しています。
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