2017 ジャンプラ賞 レース感想




Prix Jean Prat(G1・シャンティイ・1m)

フランスの3歳マイル戦であるシャンプラ賞です。

人気はここまで無傷の4連勝中のTrais Fluors(トライスフルーオルス)
全て圧勝ではないですが、きっちりと勝ち続けています。

人気を分け合う感じでUAEダービー馬Thunder Snow(サンダースノー)
ケンタッキーダービーこそ走りませんでしたが、欧州へ戻って愛2000ギニー、セントジェームスパレスSと好走中。

前走G2を2着してきたGold Luck(ゴールドラック)
母はBorn Gold。父こそRedoute’s Choice(リダウツチョイス。フルーキーの父)になりましたが、名牝Goldikova(ゴルディコヴァ)の妹。

そんな感じの5頭立て。

レースは超スローで流れ、先頭Thunder Snow、2番手Gold Luck、3番手「トーセン」でお馴染み島川オーナーのTurf Laurel(ターフローレル)は小林厩舎、4番手にTrais Fluorsで後ろポツンとLightupthenight。
ポツンも何もゲートから出ませんでしたので、そりゃ最後方になります。あんなに出ないとは。

1000m通過1:05.4と出るラップで直線勝負。
この時計ですので、そりゃ持ったまま逃げます。
逃げるThunder Snowに外から追いかけるGold Luckが1馬身1/4差まで差を詰めた所がゴール。

Thunder Snowは暫くG1では勝てていませんでしたが、この相手できっちり勝利。ざっくりとフランス→UAE→アメリカ→英国→フランスとレースをして12戦目。タフネスです。
2着のTrais Fluorsはここで連勝ストップでした。

勝ち時計は1:38.78。速くないです。
G1という格はついていますが、果たしてどうなの?という感じのレースです。