ブログというかメモです。
日本でいながら随分見た感じのあるポストポンドが骨折で引退してしまいました。
19戦9勝。
賞金は500万ポンド(約7億2000万円)を超えます。
日本馬ともドバイシーマクラシックでドゥラメンテと、凱旋門賞でマカヒキと、今年のドバイシーマクラシックではサウンズオブアースと戦いました。
元々「そこそこ走る馬」という認識しかなく、初めてG1を勝利したキングジョージだって、1番人気がEagle Top(イーグルトップ)という有様。
それをハナ差退けたものの、このメンバーに加えて重馬場好きなだけという位の評価だったと思います。
次のフォワ賞も重馬場。
良馬場ではスピード不足だろうと思っていた所で、ドバイシティオブゴールドでの快走とドバイシーマクラシックでのレコードでドゥラメンテを退けた2戦で評価がガラリ。
コロネーションカップではFoundを問題にせず4馬身半差をつけ、英国際Sでもハイランドリールを良馬場でしっかり破りました。
2016年からポストポンドは重馬場でスピードよりパワーというのではなく、軽い馬場の上がり勝負は強いという風に一気に変わった気がします。
凱旋門賞はハイペースに崩れたので、恐らく2400mは少し長かったと思います。
年明けてからポストポンドからすれば十分ではなかったと思いますが、それでも欧州中距離の普通のレースなら勝てそうでしたけどね。
Al Kazeemに負けたり、Snow Skyにコテンパンにやられてた頃からしたら、ここまで成長したというのも信じられない位です。
海外の馬ですが、成長を感じた1頭でした。
初めてのG1挑戦。タタソールズゴールドカップ。Al Kazeemの3着。
初G1制覇からの快進撃をざっと。
血統的には母父がDubai Destinationで父Dubawi。
Mr.Prospectorの4×4で、言ってみればSeeking the GoldかKingmamboかの違いだけ。
Dubawiの仔はモンテロッソもマクフィも今日本だし、Al Kazeemは種牡馬失格で現役復帰した位。
New BayとかEryptはまだ現役で実績はこの馬には遠く及びません。
最初の後継候補となるかもしれませんね。
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