写真で振り返る 第31回フラワーカップ レース回顧




第31回フラワーカップ(G3・中山・芝1800m・良)

ハッキリ言ってこのレースの解説は不要でしょう。
それ位強烈なインパクト。

競馬場に行っていて「まぁ今日はグリーンチャンネルでよかったな」というレースは残念ながらあるものです。
ただ、今日は「まぁいいかな」と思いつつもダラダラと行って本当に良かったと素直に思えるだけの走りを見させてもらいました。

 

パドック

ファンディーナ(1番人気。つばき賞1着)

前のヴィーナスアローが392kgの馬ということもありますが、大きくて目を引きます。
最初の方は少しチャカチャカしている仕草もありましたが、周回するにつれて目立つ事もありませんでした。
500kgを超えていても重そうな感じでもなく、スマートです。純粋に背が大きいだけか?

 

シーズララバイ(若竹賞4着)

少し引っ張る仕草もありますが、明らかに目立つ感じもなく普通です。
426kgの身体ですが、後ろ脚がゴツイ印象です。

 

ドロウアカード(ソルヴェイグの下)

ソルヴェイグの下です。
姉より1回り小さいですが、少しキョロキョロ。まだまだ子供なのかもしれませんね。

 

この時期の3歳牝馬ということもありますが、慣れた感じで周回しているという感じでもなかったと思います。
とはいえ致命的にウルサイ馬とかもおらず、どっしりしてはいないだけで目立つ馬もいませんでした。

 

返し馬

ファンディーナ(再登場)

走りはゆったりと大きくて、口を割っていますが、離せば行ってしまいそうな雰囲気もありません。
とにかくストライドが大きいというのが第一印象です。

 

ディーパワンサ(阪神JF4着)

とっても綺麗な馬ですね。
落ち着いて誘導馬の後ろを歩き、常歩から速歩へ移行し、スッとキャンター。この感じは好きですね。
内田騎手は中指と小指だけの滑り止めというか手袋をしていますが、これ欲しいと思いました。

 

ハナレイムーン(クイーンカップ5着)

デビュー3戦目ですが、パドックの時も落ち着いていましたし、ここもスッと走りました。頭良さそうな馬に見えます。
とてもいい印象の返し馬だったと思います。

 

モリトシラユリ(フェアリーS3着)

ネズミ色の芦毛ちゃん。
純粋に可愛らしい馬だなと思います。返し馬自体は普通。

 

各馬きちんと常歩をしていて、お客さんもそこまで多くないというのもありますが、しっかりとした本馬場でした。
トーホウアイレスは多少走っていた時に力入っていたかもしれませんが、その程度。皆さんとても良く馴致されています。