日本馬が大量に行く香港国際競走。
良いレースが期待できるレースもある一方で、「うーん」というレースもあります。
馬券も買えるので、なるべく事前にできるだけ情報を集めておきたいところです。まぁ情報なんぞ集めても最後は直感ですけどね。
サマリーとしてまとめていますが、各レースの詳細は別途細かくまとめます。
香港カップ(G1・シャティン・芝2000m)
モーリス、エイシンヒカリ、ラブリーデイ、ステファノス、クイーンズリングと日本が誇る中距離馬が勢ぞろい。
日本馬が上位人気を独占しており、香港で前走ジョッキークラブカップを優勝したSecret Weapon(シークレットウエポン)がかろうじて名前がある位。
ブックメーカー各社のオッズはモーリスの1強ムード。
香港での成績、天皇賞での走りを考えれば当然ですが、昨年のエイシンヒカリの強さをみせればモーリスも楽ではありません。
コーナー4つなら逆転もあり得るのではないか?とは思いつつも、さすがにモーリスは強いですかね。
香港マイル(G1・シャティン・芝1600m)
ロゴタイプ、サトノアラジン、ネオリアリズムの3頭が出走します。
こちらも日本馬対香港馬という構図です。
レーティングも上下がほとんど差がなく、やってみないと分かりません。
Able Friend(エイブルフレンド)も復帰戦の前走はスプリント戦で4着。昨年とは勢いが比較になりませんので、モーリスでなくても十分戦えます。
ブックメーカー各社は一応はAble Friendが1番人気。
サトノアラジン、ネオリアリズム、チャンピオンズマイル4着で前走G2勝ちのBeauty Only(ビューティーオンリー)、そのG2を3着だったSun Jewellery(サンジュエリー)も人気しています。
香港スプリント(G1・シャティン・芝1200m)
日本からはビッグアーサー、レッドファルクスの2頭が出走します。
この距離は香港勢は強いですが、ジョッキークラブスプリント勢との力関係が分かりません。
オッズはビッグアーサーと好調のLucky Bubbles(ラッキーバブルス)が人気です。
レッドファルクスと同じくらいにいるのが8歳馬Aerovelocity(エアロヴェロシティ)。ここ2戦G2を3着続きですが、前走も悪くありませんでした。
香港ヴァーズ(G1・シャティン・芝2400m)
日本からはヌーヴォレコルト、スマートレイアーの牝馬2頭にサトノクラウンが出走します。
ジャパンカップと比較されるような香港ヴァーズですが、メンバーとしてはこんなもんです。
北米の馬なんぞおらず、2400mとしては非常に微妙なメンバーです。JCと比較して良いレースが展開される可能性は著しく低いです。
オッズは断然人気は当然ながらHighland Reel(ハイランドリール)。2倍以下のものも多く、まぁこのメンバーなら勝って当然でしょう。
相手は北米のG3を勝ってきたヌーヴォレコルト。
ニューマーケットでの Princess of Wales Stakes(G2)などG2を2勝しているBig Orange(ビッグオレンジ)、サンクルー大賞典勝ちのSilverwave(シルバーウェーブ)。
スマートレイアーもこの実績で穴人気してますが、サトノクラウンは信頼がありません。力はこの馬が一番だと思うんですけどね。
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