京都競馬場で今年最後のG1となるマイルチャンピオンシップ。
私が競馬を見始めた頃は「荒れないG1」の代名詞でしたが、今はそんな事もなく、適度に荒れるようになりました。
思い出のレースはどのレースもありますが、タイキシャトル2勝目となぜか馬券的な自信があったブルーメンブラッドかなー。
18頭いると難しいです。
が、荒れる要素もありそうな雰囲気は持っているものの、そんなに荒れない気がします。
日本の競馬ファンはかなり信頼できるので、人気サイドを買っていれば当たるんじゃないでしょうか?
内側にそれなりに勝ってきている馬、そして8枠16番にミッキーアイル。
札幌記念を勝ってきたネオリアリズムや2000mの重賞を走ってきたダコールやディサイファ。
マジックタイムとウインプリメーラといった牝馬勢。スプリント戦を走ってきたスノードラゴン。
これがマイル戦の醍醐味です。
そんなこんなで展開予想です。
マイル戦位までは出たとこ勝負の場合が多いので、読みにくいです。
逃げ :⑯ミッキーアイル
先行前:⑤ヤングマンパワー、⑪テイエムタイホー、⑫ウインプリメーラ、
先行中:①ディサイファ、⑥ダノンシャーク、⑭クラレント
先行後:③スノードラゴン、⑦フィエロ、⑧イスラボニータ
中段前:②サトノアラジン、⑩マジックタイム、⑮ネオリアリズム
中段後:④ロードクエスト、⑨サトノルパン、⑬ダコール
後方 :⑰ガリバルディ、⑱サンライズメジャー
このメンバーならすんなり⑯ミッキーアイルが行けるでしょう。
⑮ネオリアリズムは前走逃げていますが、あれはファインプレーですのでマイルでどうのこうのはありません。
スプリントをしばらく走っているので、確かに怪しい面もありますが、元々が暴走寸前で逃げるタイプではなく、きっちりとラップを刻むタイプです。
ここは絡まれる馬もいないでしょうし、すんなり2F目で先頭に立てれば、とても楽な逃げになると思います。
②サトノアラジンはこの期に及んで変なことはしないでしょうし、④ロードクエストもスタートの出足が悪いので、②サトノアラジンの横が精一杯のような気がします。
⑧イスラボニータは昨年は大きく出遅れましたが、前走は悪くありませんでした。一時期立ち上がるようなケースも目立ちましたが、最近は安定していると思います。
③スノードラゴンは後ろからのイメージもありますが、スプリント戦である程度ついていけてるので、マイルでこのメンバーならスタート五分で先行集団を見る形で収まるかな。
ペースの想定は34.1 – 46.0の前半。
「ザ・平均ペース」といった流れに持ち込めるでしょう。これは前目が展開有利だと思いますね。
前後半ほぼイーブンペースの勝ち時計1:32.4辺りになると想定します。
ミッキーアイルは外枠(10番より外)に入ると【5. 2. 1. 2】。元々外枠が多い馬ですが、二の脚が速いので、外枠で自由に走ると力を発揮します。
問題なく先頭を取って隊列が決まると、このメンバーだと道中に出入りがある激しいレースになるとは思えません。
いい位置を取ったもんが勝ちのような気がします。
恐らくスプリント力が求められるような高速決着になるとは思えず、かといって2000mのようなペースになるとは思えません。
多くの馬が走れるであろう1:32.5前後の決着となれば時計自体で困る馬はいないでしょう。だからこそです。
逃げる⑯ミッキーアイルの後ろを⑤ヤングマンパワーが忍び寄ります。
外から⑦フィエロと⑧イスラボニータ、馬場の真ん中から③スノードラゴン。
内目に②サトノアラジンが差を詰め、最内から④ロードクエストが。
最後は⑯ミッキーアイルを⑤ヤングマンパワーが差し切って勝利。
外から⑧イスラボニータ、内で②サトノアラジンが並び、③スノードラゴンと④ロードクエストが並んでゴール。
⑰ガリバルディが大外から飛んできていましたが、時すでに遅し。
書いた通り、大きく乱れるレースにならないと思いますので、流れに乗って前目から動ける馬。
マイルで強い馬が強いレースをできるレースになると思います。
◎ ⑤ヤングマンパワー
〇 ⑯ミッキーアイル
▲ ⑧イスラボニータ
△ ②サトノアラジン
△ ④ロードクエスト
注 ③スノードラゴン
としました。
⑤ヤングマンパワーはレースはかなりしやすいと思います。
①ディサイファは気持ち中距離タイプ、②サトノアラジンと④ロードクエストは下げそう、③スノードラゴンも決して前に行くタイプではない。
そう考えると、出たなりの勝負ができますし、かなり地味なタイプで人気もなさそうですが、レース運びの上手さ、末の確実さ、マイルの時計含めて崩れるイメージが湧きません。
前半も必要以上に流れる要素がありませんし、ミッキーアイルという確かな目標もいます。
クビが高くてスピード感は全く感じませんが、体が大きいから1歩も大きいのでしょう。
ミッキーアイルは対抗ですが、この馬も限りなく本命に近い対抗です。
このメンバーだと楽に逃げられそうですし、スプリンターズステークスの走りを見ていると、マイルになったからと言ってそう簡単に止まるイメージはありません。
自分より外が前に被せるとかもなさそうですし、マイペースでジワっと先頭に立てば、ゴール寸前まで粘りそうです。
ただ、勝ち切るイメージもできませんので、ここは1つマイナスを。
⑧イスラボニータは前走の雰囲気が良かったのと、スタートの失敗もなければ、好位外目をじっくりと走れると思います。
外から被せられると思いますが、行かせてしまえばいいですし、不利があるレースにはなりにくいのではないかと。
時計勝負になると分が悪いと思いますが、そこまでにならないのもプラスに働きそうです。ただ、こちらも勝ち切るイメージが…。
②サトノアラジンは力は当然トップクラスだと思いますが、内に包まれる可能性を感じます。
直線パワー全開の場合に良いレースが出来ていますが、内枠が仇になる可能性が半分位感じました。
④ロードクエストが内を突きそうな気がしていて、思い切って下げるという事もしにくいかも。自分より少し前に行くのでは?少し下げるのでは?という馬が左右にいるため、勝つためには何か1つ必要かなということでこの評価に。
④ロードクエストは期待を込めてもありますが、内を突けるような位置にはまりそうな気がしています。
②サトノアラジンや③スノードラゴンも真ん中からやや外目を走りそうですし、①ディサイファ位かと。
そうなると、4コーナーでワンテンポ待って内を突けば、皐月賞みたいなレースができそうな気がします。
1:32.0を切ると苦しい馬だと思うものの、そこまで出ない想定でイメージすると、コーナーの加速も中山の走りを見ていると下手ではないし、見せ場くらいは作ってくれるかな。
③スノードラゴンは、②サトノアラジンの前を取れれば、4コーナーで①ディサイファの外から馬場の真ん中を走れそうです。
前を行くと想定している⑪テイエムタイホーと⑫ウインプリメーラが少し力が劣るので、捌きやすいだろうというのもあります。
自在性が出て来たので、一発あるなら、ということで。
⑮ネオリアリズムは休み明けもそうですが、マイル戦より少し長い方がいいだろうと思う馬なのと、外々を回されてしまいそうな。
加速し損ねて終了、というのも考えられるのと、もともと重賞だとワンパンチ足りない馬が、前走はあれよあれよの逃げ切り勝ち。
もう1回見てみない事には信用なりません。
⑦フィエロは良い馬だと思いますし、ここもスタート五分ならいい位置で走れると思いますが、昨年よりパフォーマンスは落ちているので、伸びきれるか?に疑問です。
前走も出遅れて遅れて後方からなのは仕方ないですが、それでも最後そこまでの脚だったか?というと…。
切れに切れた昨年のスワンSと比較してしまうと、物足りなさは残ります。
⑩マジックタイムも穴人気していますが、外の⑪テイエムタイホーと⑫ウインプリメーラが前に行くと被さられて1列後ろになりそう。
前走みたいなスローで最内で2着になったレースとは勝手が違うと思います。
この馬を境に内外が殺到しそうな雰囲気の枠なので、スタート少し遅れると「あれ?」という位置になりそう。
⑰ガリバルディも魅力的な末脚ですが、さすがに外から下げて大外一気だと苦しいです。
京都のマイル戦では伸びてきても掲示板までのイメージしかできませんでした。
まぁ難しいです。人気も割れてます。
楽しむならミッキーアイルの単複。直線残り100m位までは粘ってくれそうですし。そこからは知りません。
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