第166回クイーンアンステークス(G1・アスコット・1m・Soft)
エイシンエルヴィンが出走しました。
雨の影響もあり馬場はSoft(重馬場)です。1頭Arod(エイロッド)が「Reason: Going」という理由、つまり馬場で回避です。
出走馬は以下になりました。
上位人気は別記事で紹介しています。
コースは直線の1600mです。
有名なやつですが。起伏は激しいですね。
スタートで少し出遅れてしまったエイシンエルヴィン。
ペースメーカーのBarchan(バーチャン)が逃げます。
Tepinはちょうど中段位に位置取りました。エイシンエルヴィンは出遅れもあり後方に。
WATCH: American mare Tepin gets #RoyalAscot off to a sensational start with victory in the Queen Anne Stakes. https://t.co/2bBON8oMeh
— Racing UK (@Racing_UK) 2016年6月14日
並んでから力強く抜け出したTepin(テピン)が追いすがるBelardo(ベラード)を半馬身振り切ってゴール。
3着にはLightning Spear(ライトニングスピア)が人気薄(昨年の英チャンピオンSで33馬身差離されたブービー)で頑張りました。
4着に2歳G1の勝ちがあるToormore(トゥールモア)、5着にErvedya(エルヴェヂャ)でした。
勝ったTepinはこれで連勝を「7」に伸ばしました。
いよいよ負けない馬になってきた感じです。
次も欧州に残ってサセックスSの予定らしいです。
エイシンエルヴィンは11馬身位離されてしまいました。10着。
よく頑張ったと思いますが、スタート五分に出てればもう少し頑張れたかもしれません。
極めて悪い馬場です。racingpostには以下の記述があります。
In the end, her winning time of 1:43.87 was the slowest since 1988,
1988年以来のスロー決着です。つまり1990年以降の26回では最も遅い決着になりました。
これはちょっと得手不得手が出る馬場、という風には見えます。
エイシンヒカリはどうなるでしょうかね。
前走のフランスでは得意というのは分かりましたので、有利なのかもしれません。
第172回セントジェームズパレスステークス(G1・アスコット・1m・Soft)
出走馬です。
Zonderland (ゾンダーランド)が「Reason: Going」で回避ですので7頭立てになりました。
3強対決ですが、内のA~Eの頭文字の連中は青です。
シェイク・モハメドとゴドルフィン。まぁアラブです。
こちらも1600mですが、直線ではなくカーブします。
ペースメーカーのCymric(サイムリック)が先頭で2番手にGalileo Gold(ガリレオゴールド)。
3番手にFirst Selection(ファーストセレクション)だったかな。
後方に控えた外にAwtaad(アウタード)、内にThe Gurkha(ザグルカ)というような展開です。
直線は逃げるペースメーカーを交わしたGalileo Goldに外からAwtaadとThe Gurkhaが追い込みます。
人気の3頭の競馬です。
Awtaadが内に入りながら走った影響を受け、少しThe Gurkhaが狭くなり、そこから外へ持ち出してから追い込みました。
ややロスがあったので、あれが無ければもう少し際どかったでしょうね。
勝ち馬から1馬身1/4差の2着、3着Awtaadはそこから半馬身遅れました。
The Gurkhaは負けたけど強いなと思いました。
4着は5馬身離されているので、今年の弥生賞みたいなレースです。
Frankie fever at Royal Ascot as QIPCO 2000 Guineas winner Galileo Gold beats The Gurkha and Awtaad at Royal Ascot. https://t.co/F3QyqsU0kM
— Champions Series (@ChampionsSeries) 2016年6月14日
勝ったGalileo Goldは英2000ギニー馬でこれでG1を2勝目です。
調教師のヒューゴ・パルマーさんは以下の様に言っています。
“Nobody knows Ascot better than Frankie Dettori. We borrowed Godolphin’s pacemaker.”
さすがはデットーリ騎手ですし、ゴドルフィンのペースメーカーをうまく使って2番手に収まりました。
3頭とも次はサセックスSに登録しています。
Tepinも登録していますので、全部が戦う事はないと思いますが、非常に次も楽しみになりました。
第152回キングズスタンドステークス(G1・アスコット・5f・Soft)
短距離の直線は難しいです。
見るのも最高に難しいですし、ましてや短距離は私は全然追いかけきれてないので、特に難しいです。
勝ったのはProfitable(プロフィッタブル)。2番人気でした。
前走G2のテンプルSを勝ちG3→G2と2連勝中でした。これでG1初制覇です。
2着がCotai Glory(コタイグローリー?)、3着がGoken(ゴーケン)。どちらも人気薄です。8番人気と10番人気という感じでした。
1番人気のMecca’s Angel(メッカズエンジェル)はブービーに負けてしまいました。
休み明けですが、昨年は3戦2勝2着1回の馬です。良い所がありませんでした。
WATCH: Adam Kirby and Profitable combine to take the King’s Stand Stakes at #Royal Ascot. Mecca’s Angel disappoints. https://t.co/FiwuhsTK6M
— Racing UK (@Racing_UK) 2016年6月14日
アスコットの直線競馬なら昨年のダイヤモンドジュビリーステークスでのデットーリ騎手がUndrafted(アンドラフテッド)でのヘルメットカメラが一番面白いと思います。
リアルでG1でのものですので、これはなかなか。
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