英インターナショナルS(G1・ヨーク・1m2f88y・Good To Firm)
Postponed(ポストポンド)が圧倒的な人気ですが、キングジョージをアクシデントのパスがあっての出走です。
そのキングジョージを勝ったHighland Reel(ハイランドリール)に、2着だった3歳馬Wings Of Desire(ウイングスオブディザイア)。
同じ3歳だとエクリプスSを勝ったHawkbill(ホークビル)も出走します。
プリンスオブウェールズS勝ち馬であるMy Dream Boat(マイドリームボード)が出走取消で12頭立てで行われます。
PostponedのペースメーカーであるKing Boleteが逃げ、2番手にHighland Reel。
その後ろからPostponed、後ろからHawkbll、Arab Spring辺りが続きます。
WATCH: Postponed takes the drop down in trip in his stride to win the Juddmonte International. #ClassicEbor https://t.co/bappOuH4gA
— Racing UK (@Racing_UK) 2016年8月17日
ゴールに向かうにつれてPostponedがどんどん外ラチへ。
内で粘るHighland Reelに外からMutakayyef(ムタカイーフ)も追い詰めますが、Postponedにややカットされる形でブレーキが。
派手ではないですし、寄れてたので内を突くのも良かったかもしれませんね。
ゴールでは1馬身1/4差Highland Reelに差をつけて勝利。勝ち時計2:06.58。これは優秀です。
直線の4Fが11.21 – 11.07 – 11.15 – 11.92 と全て11秒台でまとめていますし、約2100mということを考えると、時計としては2000mで2:00.0位です。
さすがにヨークは平坦です。これぞ日本馬が目指すレース、という感じですね。ゼンノロブロイ遠征をもう一度期待してしまいます
3着のMutakayyefはそこから1馬身遅れ。
4着に Sir Isaac Newton、5着にExosphereでした。その後ろ、6着のThe Grey Gatsby とは6馬身ありますので、ここからは厳しい敗戦です。
3歳馬2頭は惨敗です。 Hawkbillは8着、Wings of Desireは9着に敗れました。
やや負け方としては残念です。
Postponedに負けるなら仕方ないにしろ、全くレースになりませんでした。
勝ったPostponedはこれで昨年のキングジョージから6連勝。
Postponed will go straight to #Arc2016 and will carry on racing next year, says Sheikh Mohammed Obaid. pic.twitter.com/J5baxU5VkR
— Racing UK (@Racing_UK) 2016年8月17日
凱旋門賞へ直行です。
そして「will carry on racing next year」ということで、来年も現役続行の予定です。
とても強いですね。
昨年は重馬場専用かと思っていましたが、ドバイやヨークでの走りを見ていると、比較的時計の出る馬場でもパフォーマンスが落ちません。
シャンティイ競馬場も比較的時計の出る馬場なので、もちろんマカヒキにとっても走りやすいでしょうが、Postponedにとっても走りやすいでしょう。分かり切っていた事ではありますが、かなり厄介です。
ラストも11秒台を連発していますし、上がり勝負はドバイもそうでしたがかなり得意です。
マカヒキがやっつけるにはロスなく進めた上での上がり勝負がベストではないでしょうか。下手なスタミナの削り合いより分があります。あの馬も相当切れます。
2着のHighland Reelは調べ切れていませんが、次はどこに行くんでしょうか?
凱旋門賞じゃないと思います。調べてないので分かりません。なんとなくです。恐らくBCか、コックスプレート?から香港ヴァーズのような気がします。
3歳馬は…。
HawkbillにしろWings of Desireにしろ本当のトップではないとは思いますが、そこそこ走れるだろうと思っていただけに、この敗戦はいただけません。
英愛ダービー馬Harzandは愛チャンピオンS→凱旋門賞でしょうから、そこでの走り次第では「3歳牡馬は厳しいんじゃないの?」という状況での凱旋門賞になるかもしれません。
グレートヴォルティジュールS(G2・ヨーク・1m4f・Good To Firm)
英ダービー3着、愛ダービー2着と3歳馬でほぼトップに位置するIdaho(アイダホ)が出走しました。
オブライエン厩舎3頭だしなので、2頭Housesofparliament(ハウセスオブパーリアメント)とThe Major General(ザメジャージェネラル)が前に行き、最後方にIdahoです。
直線は内でHousesofparliamentが粘り2番手がThe Major General。
Idahoは後方から前を追うが前にいるのは同じ厩舎の Housesofparliament。
きっちりと前を開け、抜け出したIdahoがそのまま突き抜けて勝利です。
WATCH: Idaho does the job to beat stablemate Housesofparliament in the Great Voltigeur. #ClassicEbor https://t.co/RT5MA02VIs
— Racing UK (@Racing_UK) 2016年8月17日
やはり英国ダービーで、愛ダービーで戦ってきた馬です。格が1つ違いました。
twitterでは
Idaho is a best-priced 5/2 for the
@Ladbrokes St Leger on 10 September after landing the Great Voltigeur at York
と言っていますので、次はセントレジャーでしょう。
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