第86回日本ダービー(G1・東京・芝2400m・良)
割と雑な回顧になりますので、ご了承ください。。。
オークスも行ったのに書いてもいないですし。それでもダービーは何かしら書かねば。
ダービーデーの東京競馬場の風景とイベントなどを。
オークスの帰り道から既に並んでいる輩がいますので、まぁ混んでるだろうなと思って始発前位の時間に東京競馬場へ行きました。
府中本町からの通路で7枠位の位置へ。
本当はもっと前に行く予定でしたが、色々あってこの位置へ。例年通り位の混み具合ですね。
そこから始発組がどんどん来て、徹夜組と始発組と混ざり合い、どんどん人が増えます。殺気立つホモサピエンス。自分は「ほぼこの位置では届かない」と若干諦め、3着狙いに徹します。
開門は7時20分。例年通りですね。ダービーはこれ位です。
多くの人が投げ捨てるように入場券を渡しつつ、コンクリートを走る自分を含めた変な人たち。朝から元気です。良かった良かった。
朝の段階から気温が上がり、結果的には北海道で5月最高気温を叩き出す「5月の暖かくて過ごしやすい」を遥かに上回る陽気。
自分は夏競馬に行かないので、体験したことない気候での競馬となりました。帝王賞は夏でも夜ですからねー。
ダービーの帽子を買おうとしましたが、デザインが使いにくいのよ、あれ。もっとシンプルでいいのに。シンプルなのもありましたが、素材がこの天気だと買う気がおきない。
さてさて、ケンタッキーダービーがバラの花で有名ですが、日本のダービーもそれにちなんでバラが綺麗です。
至る所が混んでいます。
驚いたのは入場ポイントの所で大きな列ができていたこと。
外まではみ出すとか尋常じゃないです。クソ暑いのに。
暑かったのもあり、中も混んでいたのでしょう。
自分はダービーデーは一度競馬場を出て、装備を整えて再入場をするため、中には入らないので良くわからないです。
外のターフィーショップも混んでいます。
新聞も積み重なっており、稼ぎ時です。
そういえば、これって何段詰めるかをトリビアの泉で昔やっていたような。
午前中から動きにくいし、やることが無いので、競馬を見ます。
自分はこんなブログとかやっていますが、ただのミーハーなので、全部のレースを見るとかは普通はしません。
ダービーデーと有馬記念デーはどうしても他の作業がしにくいので、必然的に消去法で競馬場での過ごし方が「競馬」になります。何を言ってるんだ?的な文章ですが、文字通りです。
第1レースからこんな感じ。
人の多さで言えば、フローラSと同等以上位のイメージです。
それを撮りたかったので、わざと望遠ではないレンズで撮りました。馬券も取りました。
午前中はその1レース以外は大して当たらず。いつも通りです。
芝生の上とかどんな感じだったのだろうか?1回は救護に向かうのを見ましたが、熱中症になっても驚きませんし、真面目に厳しかったはずです。
途中で東京競馬場の2コーナーの奥で煙が出て、消防車のようなサイレン音。色々あります。
ダービーデーに限った話ではないですが、お昼休みに演奏会があります。
ミニチュア風に撮ると面白いので、加工します。
これが終わるとジョッキー紹介が始まります。
普段はぼーっと遠くから眺めているだけですが、今年はちょっと真面目に見てみようと見れそうなところまで行きました。
アナウンサーの声が聞こえない。ま、ここは雰囲気だけですね。
午後になり馬場読み開始。
青嵐賞で2:23.5でもう自信が確信に変わるレベルでレコード決着が見えました。
むらさき賞では外からフランツが上がり33.1で突き抜けました。プレミオテーラーめ。お前がいなければ…。
勝ち時計1:44.4。もうどれだけ時計が出ても驚きません。
これが終わるとダービーとなります。
早々にパドックに出てくる馬たち。この暑さですので、あまり無駄に回ってほしくないですが…。
JRAもこれは真剣に考えた方がいいよ。マジで。あんなに長い時間回す理由がない。気温が低ければいいですが、30℃を超える場合は短くするなどした方がいい。
「馬は暑くてもバテない」とか考えてるんじゃないか?と思ってしまいます。
体重だけでアドマイヤジャスタのマイナス14kgは当然気になります。
500kgを超えて走っていた馬が、気温上昇があった中でこの体重減。夏バテかも…と。
他はあんま見てない。混んでてずっと競馬やってると集中力が切れます。
ダノンキングリーが少し汗掻いてたけど、まぁこの気温ですので、汗は掻くのがある意味正常。異常な発汗でなければ良いですし、黒い馬体だと目立つというのもあります。
そんな中、返し馬が始まります。
ヴィント(竹之下騎手)
入ってきた時勢いが良かったので、ちょっと危険な体勢に。
ここで落ちて怪我でもしたら大変です。よく持ちこたえたなとハラハラしました。
ダノンキングリー(皐月賞3着)
汗が目立ちましたが、走り出しはむしろ重い位で、そんなに悪い印象はなかったです。
ダービーの距離だと、この馬はここで気合十分だと心配でした。いい返し馬だったと思います。
ヴェロックス(皐月賞2着)
汗ばんだ馬体で、惚れ惚れする美しさ。
気合十分で左向かせれば勝手に走るであろう状態ですが、川田騎手が右を向かせながら走るのを制御し、「人間の合図で走れ」ということを馬と最終確認しているかのような入場。
素晴らしい返し馬でした。
サートゥルナーリア(無敗の皐月賞馬)
結果論にはなりますが、少し真面目過ぎた印象です。そこは心配ではありました。
もっと皐月賞は気の抜けたキャンターだったので、引っ張ってガツガツというシーンもあり、エピファネイアを彷彿とさせました。
「シーザリオの血が隠せなくなってきたか?」と一抹の不安は感じました。でも信じましたけど。
2400mの場合、待機場所から離れ、2000mのスタート地点に行く馬もいます。もしかしたらそういう選択肢もあったかもしれません。それこそ完全に結果論ですね。
リオンリオン(青葉賞馬)
父親もきっちりゴール前まで馬場入場の時にきますが、息子さんもゴール前を通り、各馬が行ってから1頭で走っていきました。
エンターテイナーですね。馬は大きなストライドで元気いっぱいです。
恒例の入場者数発表。
前半に比べて後半の伸びが無かった印象です。
暑かったのも影響したでしょうね。最近混んだマカヒキの時とかに比べると、まだ余裕がありました。午後は一歩も動いてないから、競馬場の中とか馬券売り場とかは知らんけど。
そして木村カエラさんの国家独唱。
ターフの上に小さめの台置いてやればいいのに。エンタメなら思い切ってやらんと。
でもこういうのがあると、「ダービーだな」という気持ちになります。
刻一刻とダービー発走の時間が近づき、サートゥルナーリアがクビを振って落ち着きを欠くシーンがターフビジョンに大写しになってスタンドがどよめきます。
ここにきて「シーザリオの仔」の血が騒がなくても…。
最もファンとして心配の大きかった気性の危うさ。「兄に比べて大人しい」と言われても、比較対象がエピファネイアやリオンディーズであることを忘れてはいけません。
これでイレギュラーが起きる可能性が高まったと思いながら見ていました。
そしてダービーのファンファーレを迎えます。なぜ麒麟の川島明さんをチョイスしたのか…。
いや、素人が出るよりいいけどさ。
ゲート入りが始まります。
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