ジャスティファイ2冠達成。泥んこ馬場でのプリークネスS+欧州




143rd Preakness Stakes(G1・ピムルコ・ダート1900m)

ケンタッキーダービーも馬場は酷かったですが、輪をかけて悪い今年のプリークネスS。
出走馬とかは別途書いています。8頭立てでケンタッキーダービーのワンツーが出走しているレース、という感じです。

もっといい映像があると思いますが、ドバイレーシングが一番ライブ感があります。
泥んこにも程があり、天気は濃霧、馬場は超悪いというSloppy。いわゆる不良でよく見る表記がHeaveyですので、その上。
コース上の霧でおそらく向正面から直線残り100mまで見えなかったんじゃないかな。発表だと観客は134,487人。よく来るわ。

スタートから北米らしい削り合い。
真ん中の白いのがJustify(ジャスティファイ)で内の黄色っぽいのがGood Magic(グッドマジック)

前半から当然のように流れ、23.11-47.19。
2頭が後続を引き離しながら4コーナーへ。そこからは霧であまり見えません。

見えた時にはJustifyが先頭でまだ2番手にはGood Magic。
しかしゴールに向かうにつれて前が失速気味に。外からBravazo(ブラバゾ)が一気に伸びてきて半馬身まで詰め寄ったものの、粘り通したJustify。
Good Magicはゴール前で人気薄のTenfold(テンフォールド)にも差されて4着。

これで5戦無敗で2冠を制しました。勝ち時計1:55.93。馬場こそこんなんですが、時計としては普通ですね。
史上13頭目、シアトルスルー以来の史上2頭目の無敗の3冠にも王手がかかりました。

かの有名なセクレタリアトのベルモントS。

そして無敗の3冠馬、シアトルスルーのベルモントS。

 

2018 Al Shaqab Lockinge Stakes(G1・ニューベリー・芝1600m)

ロッキンジSです。

この辺りのレースに1600万下位の馬が挑戦すると面白いのですが、なかなかね。
どうせ馬券売ってJRAが儲けるなら、そのクラスの挑戦サポートの方が魅力的には感じます。

1番人気にはRhododendron(ロードデンドロン)。
オブライエン厩舎で昨年のオペラ賞、BCフィリー&メアターフ2着など実績上位です。年明けがガネー賞から始動して4着。

bet365マイル(G2)を勝利している上がり馬Addeybb(アデイブ?)。昨年末から3連勝中。
2016年のフォレ賞勝ち、昨年もジュライカップ2着などG1で上位好走を続けるLimato(リマト)
昨年マイルで圧勝を続け、期待されたアスコットのQE2世Sでは10着。それ以来のBeat The Bank(ビートザバンク)など。


レースは途中からしか見ても仕方ないので、そこから。

レースを引っ張ったのはDeauville(ドーヴィル)
馬場の真ん中側から黒い勝負服がRhododendronとライアン・ムーア。
青い勝負服のDutch Connection(ダッチコネクション)Lancaster Bomber(ランカスターボンバー)などが上位で粘る中、手応え十分で外埒沿いに持ち出してから一気に伸びたLightning Spear(ライトニングスピア)

内外大きく離れたゴール前。
頭差粘りこんだRhododendronが勝利。
今年はマイル路線にいくのでしょうか?長めの距離は強いのがいますので、比較的手薄なマイルというのは分からないでもないです。
勝ち時計1:35.07。ニューベリーの良馬場は時計が出ます。

 

2018 Al Rayyan Stakes(G3・ニューベリー・芝2400m)

結果だけ。
2400mのG3です。アルラヤンS。

断然人気の昨年の英セントレジャー2着馬Crystal Ocean(クリスタルオーシャン)が楽勝。
これで今年に入ってG3を2連勝。6馬身差で圧勝しました。

次は、というのはまだ調べてませんが、アスコットという文字もあったので、春はキングジョージを目標にしながら進めるのかな?