香港のサイトは素晴らしいので、そっち見た方が基本は正確です。
全部載ってるし、リプレイもしっかりしているので、困る事はありません。
下手な人の予想を見る位ならそっちで自分で調べた方が納得できます。
http://www.hkjc.com/home/english/index.aspx
馬場状態
馬場は12/3で直近はシャティン競馬場で行われています。
その時の馬場状態から推測するのが一番いいかなと思います。
Class 3の1400m戦。
今年の馬場はGOOD。今年はDiamond Dragonという馬が最後方から豪快に差し切って1:22.17。
昨年の馬場はGOOD TO FIRM。気持ち今年よりは、という感じだったのかもしれませんが、香港マイルでも人気になっているSeasons Bloomが1.21.46。
Class 3の1000M戦。
今年は圧倒的人気の馬が圧勝して56.03。
昨年はこちらも香港スプリントで上位人気の1頭であるD B Pinが56.80。
Class 4の1400m戦。
今年は1:22.61で逃げ切り。昨年は1:22.67。
もちろんメンバーも少し違うので、一概に言えませんが、例年より多少は時計はかっている印象を受けます。
前哨戦にしてもそうでした。馬場はGOODにも関わらず、今年は遅いなという印象しかありません。メンバーが弱いのかな?
もちろん11月のものではありますが、ほぼ日本と時計が変わらない香港にしては珍しい感じがしました。
大きく括れば昨年と同等でしょうが、気持ち時計が前哨戦含めてかかっていたかな?というのが今年の香港の印象です。
香港ヴァーズ展開
既に香港のサイトに予想が出ています。
とはいえこれも一概に信じられないので、少し疑ってかかるだけ疑ってみたいです。
と言っています。
が、さすがにデインヒルコディアックが逃げる事はないでしょう。前走もしっかり抑えていましたし、スタートは普通ですが行かないんじゃないかなぁ。
トーセンバジルも前走は前でしたが、内にいるハイランドリールに外のティベリアンと前に行く馬が両隣にいますので、多少は出すか、それとも思い切って下げるか?です。
前走前に行って成功していますので、今回も前目の戦いを希望するかな。そうすると、多少は出して外目4番手位。
逃げるのはハイランドリールが行くと思います。最内ゲートのタリスマニックはBCターフでも逃げた訳ではないので、内で包まれないように出したとしても逃げるというと疑問。
ペースを握るのがハイランドリールで得意の香港。例年より少し時計が掛かる気がするものの、無視できる範囲。
そうなると、さすがに昨年の再現に近い事ができる力差がまだあると思います。
キセキは水虫が心配です。菊花賞で雨の中走ったからかなぁなんて。
走る事そのものは無影響だと思いますが、かゆいとかあるとね。馬も大変です。
ちなみに、キセキは「神業」ですね。
◎ハイランドリール
〇キセキ
▲トーセンバジル
△タリスマニック
勝ち時計としては昨年より気持ち遅くて2:27.00位の想定で考えると、向正面で12.3位のラップが続き、直線は36.0を切るか切らないかの上がり。
一定のペースで走ってこその欧州先行馬なので、誤魔化せないレースになると思います。荒れる可能性は少ない。
キセキがハイランドリールを差し切ってくれることを期待しますが、どうかなぁ。軸はハイランドリールで大丈夫だと思っています。
香港スプリント展開
ペニアフォビアとワンスインナムーン(『每月一回』って書くのね。)が行きそうなのは確かですが、基本的に追い込んでくる連中に人気があるため、ちょっと荒れるかもしれません。
順調にペニアフォビアが外から先頭に立てば、そこまで流れる気がしません。
ワンスインナムーンが2番手でラッキーバブルズが内側に。ノットリスニントゥーミーも前に行くかも。ディービーピンもそこそこ前に行きそう。
人気のミスタースタニングも4番ゲートなのですんなり内側からいけると思う。レッツゴードンキは真ん中で楽じゃない位置に入りそう。
問題は直線でしょうね。
恐らくスプリントにしてはそこまで強烈なハイペースが望めないのに加え、ペニアフォビアも昨年に比べると少し衰えも見えるため、内側から真ん中が渋滞しそう。
上手く捌けるのは1頭位で、詰まる馬が何頭か出て、大外から一気、みたいな感じかなって思いました。
◎ラッキーバブルズ
〇ディービーピン
▲ミスタースタニング
△アメージングキッズ
△レッツゴードンキ
ラッキーバブルスは唯一と言っていい斤量マイナス。他の馬は前走55.5だったのにこの馬は58.0。
負けたとはいえほとんど崩れていませんし、内枠で逃げるワンスインナムーンの後ろを取れれば、面白いと思いました。
後は外から差してくる組。ディービーピンが外からそこそこの位置を取れれば、ペースがそんなに流れない中、外目を詰まらずに全力疾走ができるんじゃないかな。
ミスタースタニングは「あーもう少し!」というレースになりそうに思ったのでここまで。
レッツゴードンキは頑張って欲しいですが、今回はそこまで強力なメンバーに見えないので、「ちょっとやれるかも」という気持ちです。
香港マイル展開
サトノアラジンもここで引退です。
ワンアンドオンリー、イスラボニータ(阪神C)と続いてこの世代がどんどんとターフを去っていきます。
私はこの馬は強いと思っているので、タイトル1つだけはちょっと信じられませんが、現実です。
ここはすんなりビューティージェネレーションが行くでしょう。
カラールがこんな前に行くとなっていますが、なんかそうは思えないです。
外からオブライエン厩舎の2頭(ローリーポーリー、ランカスターボンバー)も比較的前なので、その辺りが先行集団。
他はガツガツというのもおらず、こちらもスプリント同様にそこまで流れる気がしません。
去年が47.02で半マイル通過ですが、ここまでいかない。前哨戦が47.91なので、その中間位。47.50付近で流れると、前が止まらないという事も考えられます。
真ん中から前の方にいるのが怖いレースになりそうな気がします。
ビューティージェネレーションも恐らく頑張れるはずですし、最後まで見せ場が作れるようなペースになってしまうかも。
そうなると、最後方からドカンは厳しく、ある程度前目で押し切れるのがいいのかなと推測します。ここも難しい。
◎ヘレンパラゴン
〇コンテントメント
▲ランカスターボンバー
△ビューティージェネレーション
△シーズンズブルーム
本命ヘレンパラゴン。前走負けても58.0kgでシーズンズブルームで55.5kg。今回両方57.0kgになったので、ここなら逆転できそうという超単純に。
結構予想は後ろになっていますが、そこまで後ろにはいかないでしょう。先行集団の一番後ろで追走。
直線はビューティージェネレーションが粘るのをどう交わすかですが、先にランカスターボンバーが先頭に立って直線でヘレンパラゴンがサっと抜け出すイメージ。
コンテントメントは前走は全然ダメでしたが、60kg背負ってやや重で1400mでの休み明け。
1回叩いて良馬場のマイルならそこそこ外目を追走できればいい勝負だと思います。
ランカスターボンバーは良馬場のマイル戦でこちらもそこそこ先行して粘れるタイプ。外枠で包まれる事無く走れれるはずなので、力を発揮できると思います。ローリーポーリーとはライアン・ムーアをBCマイルから入れ替えての出走です。
人気のシーズンズブルームは勢いはありますが、斤量増に加えてペースがそこまで流れない予想なので、ちょっと向かないかな。
香港カップ展開
スタートして1コーナーまで距離が無いので、一応は外からタイムワープが行くかなとは思いますが、内でネオリアリズムやドーヴィル、ロビンオブナヴァンとある程度前に行くのもいますので、少し入りは激しくなるかもしれません。ガルリンガリは前になっていますが、そこまで前に行くイメージはありません。スマートレイアーは今回はちょっと後ろ目かな。
春のQEIIみたいに4Fが54.80という超スローは考えられませんが、前哨戦で51.39ですし、それに近いかちょっと流れる程度でしょう。
結果的には前に行ったもの勝ちみたいなレースになりましたが、今回もそれに近いハズ。
やはり後方一気で前後ろが総入れ替えという流れは考えにくい組み合わせです。
◎ネオリアリズム
〇ワーザー
▲ドーヴィル
△ステファノス
△スマートレイアー
ここは日本馬上位にしました。ポエッツワードはさすがに馬場が違い過ぎて走ってみないと分かりませんし、他はあんまりなんですよね。
ネオリアリズムは内枠で先行して走れそうですし、1コーナーまででポジション取れれば直線では目標となるタイムワープを交わすだけというレースができると思います。
ドーヴィルに前に入られてしまってというより、2番手の内でじっくり走れれば理想に思えます。
ワーザーは強いので、当然相手筆頭です。
前走も斤量差ある中で勝ち切っていますし、ゲート3番でゲート番号の①ドーヴィル、②ネオリアリズム、④ロビンオブナヴァン、⑤タイムワープと周りが行きそうなので、ポッカリと空いた先行馬の後ろには入れると思います。
3番手にドーヴィル。こちらはある程度先行できるというだけでこの位置に。
前走負け過ぎに加えて斤量増加は楽じゃないですが、流れに乗れれば内で粘り込むというのを覚悟しておきたいです。
ステファノスとスマートレイアーは勝つイメージはありませんが、2着3着なら突っ込んできてもおかしくない組み合わせですので、期待を込めて。
タイムワープはブックメーカーだとそこそこ人気になっていますが、目標にされて57kgでこのレース。相手強化。逃げ切るイメージはできませんでした。
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