写真で振り返る 第39回ジャパンカップ レース回顧




第39回ジャパンカップ(G1・東京・芝2400m・重)

朝から雨が降っていました。
アーモンドアイなどの不在も響き、久々に空いているジャパンカップでした。

8時開門。
こんな感じですが、有馬記念などに比べると甘い戦いです。ただ、人間コースは滑りやすい馬場でした。気を付けましょう。
転んでいる人がいなかった気がします。ベテランが並んでたんですかね。そりゃそうか。

外国馬が不在ですが、競馬場内はジャパンカップらしくなっています。
晴れていれば紅葉も綺麗でしたし、もう少し映えましたかね。

ジャパンカップの前も非常にいい馬が多かったです。
特に午後はきっちりと強い馬が勝った印象です。

ベゴニア賞ではミスエルテの下のまたしても女の子、「私の恋人」の意味のミアマンテ。
スローペースを外から一気の末脚。この血は早熟性が共通であるため、桜花賞まで全力疾走で見たいですね。

そしてオリエンタル賞のジャングルポケット産駒ピースワンパラディ。
断トツ人気、55kgでしたが完勝でした。来年のこの季節、ジャパンカップで会いましょう。

馬場が重に回復して行われたウェルカムステークス。
クラシックに乗れなかった期待の3歳馬ヴァンドギャルドがきっちりオープン入りを果たしました。
こちらも来年、ジャパンカップではないでしょうが、天皇賞に出てほしいですね。アントリューズも期待したんですけどね。まぁあと2回位で決めるでしょ。

馬場はやはり重いです。

4コーナーの映像見ると土が舞っていますし、午後になって曇ったため回復スピードも遅かった。
ヴァンドギャルドが前半47.6-59.6とそこそこ流れたものの、決着は1:48.3。
外がそこまでいい感じもせず、内で粘ったプレミオテーラーや内から頑張ったリンディ―ホップなどを見ると、内外の差はないかなと。
先週の良馬場ならこのクラスなら1:45.0を少し超える程度で決めてくるはずで、甘く見積もって+3秒。確実に影響はあります。

パドックはあんまり見てない。
ワグネリアンが少しチャカチャカしていましたが、いつも通りです。レイデオロも割と元気なのもいつも通り。
マイナス16kgと大幅に減ってきたエタリオウはそんなに細い感じには見えませんでした。とはいえ画面越しですからね。

 

返し馬です。

ダンビュライト(わがまま君)

まずはダンビュライトが昨年の天皇賞の悪夢再びか?と思う位わがままをします。
これは乗ってる方は相当怖いでしょうね。自分も馬に乗っていますが、こんなの耐えられるだけですごいと思うわ。特別対応です。

レイデオロ(第84代ダービー馬)

雰囲気はいつも通りに感じました。
キャンターに行く時にバタバタとするのはいつも通りですし、いい意味で前向きで悪いとは感じませんでした。

ワグネリアン(第85代ダービー馬)

鞍下に汗が見えますが、この程度なら問題ないでしょう。
パドックはチャカチャカしてますが、走り出すとそういうこともないので、大きく変わった雰囲気はありません。

スワーヴリチャード(昨年の大阪杯以来勝ち無し)

天皇賞の時もかかる雰囲気もなかったですし、今回もしっかり常歩をしてキャンターへ。
向こうに行ってからはよく分からないですが、栗毛が綺麗で相変わらず見栄えがします。

ユーキャンスマイル(天皇賞4着は最先着)

天皇賞の時は走り出した後は見ていましたが、今回は走り出しを。
特に違和感はなかったですが、個人的に走り出してからのクビの使い方は天皇賞の時の方が好きです。

マカヒキ(第83代ダービー馬)

いつも通りです。
この馬はダービーの時もそうでしたが、しれっと出てきて、すたすたと走っていきます。素直な気性は変わっていませんが、後はどこまで走るか?ですね。

馬場馬術のパフォーマンスもありました。いいですねー。
これは未知の領域です。障害しかやってないアマチュア人間からすると、「どう調教してるの?」
どちらにしてもサラブレッドでは絶対無理ですし、この調教ができる乗り手のレベルは想像を絶します。

なんやかんやでファンファーレ。
特にゲスト無し。

 

ちなみに予想はこちら。
そもそも天気の読み違いがありますので、こうはいかないだろうなと思っていました。「じゃあ書き直せよ」というのはあるでしょうが、ただのブログだし。面倒。

第39回ジャパンカップ 展開予想

2019.11.21