第53回スプリンターズステークス 展開予想




超久々に書きます。

秋のG1開幕戦となるスプリンターズSです。
この秋は競馬場に行っていませんが、久しぶりの観戦予定です。
自分の競馬観戦(並ぶ)というのは松坂大輔投手引退までの予定と決めていますが、どうやら来年も続きそうでなんというか安心というか不安というか。。。

昨年はラインスピリットを拾って万馬券でしたが、今年はどうかなー。
展開そのものは短距離の方が考えやすくて好きです。

馬場は先週も高速決着が続き、今週も雨の予報はありません。
最終週なので、写真を見る限り内側に痛みはあるものの、概ね良好。
最近のスプリンターズSは時計は出ないケースが続いていますが、今年は1:07.0を切ってくる事は考えておきたい馬場です。

ステルヴィオにグランアレグリアの2頭が回避し、やや熱量のダウンは確かにありました。
が、タワーオブロンドンにダノンスマッシュの2頭がきっちりと前哨戦を勝利してここに来ました。この辺も回避してしまうと最高に盛り下がりますが、踏みとどまりました。
前々日だとタワーオブロンドンが1番人気で2番人気にモズスーパーフレア、ディアンドル、ダノンスマッシュと続きます。

展開予想を。

逃げ :⑦モズスーパーフレア
逃げ後:③セイウンコウセイ、⑩ラブカンプー、⑪マルターズアポジー
先行前:⑨ディアンドル、⑬ミスターメロディ、⑮イベリス
先行後:②ダノンスマッシュ、⑧タワーオブロンドン、⑯ファンタジスト
中団前:④リナーテ、⑫ダイメイプリンセス
中団後:①アレスバローズ、⑤レッツゴードンキ
後方 :⑥ノーワン、⑭ハッピーアワー

としました。相変わらず雑です。

逃げるのはこの舞台を待ち望んでいたモズスーパーフレアでしょう。
春のオーシャンSでは10秒台を2つ続けての32.3。年末のカーバンクルSでも32.8。前走の北九州記念でも逃げてはいませんが32.9。
今の中山なら32.5位で通過してくると予想します。

その後ろにどうもスプリンターズSだとパフォーマンスが上がらないセイウンコウセイに燃え尽き感のあるラブカンプー、この距離にまで出走することになったマルターズアポジーとやや人気薄の馬が並びます。

先行馬を見る形でディアンドルにミスターメロディ、イベリスとある程度前に行く馬がおり、中団にダノンスマッシュ、タワーオブロンドン、ファンタジスト。
後方にリナーテやアレスバローズ、レッツゴードンキなど。後方に久々ノーワンと追い込みのハッピーアワーという展開です。

道中の出入りはそんなにないレースですので、そのまま4コーナーに。
このレースの鍵は恐らくモズスーパーフレアの後ろにいそうなセイウンコウセイにラブカンプー、マルターズアポジーの3頭だろうと思っています。
昨年の力にないラブカンプーなどが4コーナー付近からズルズルと下がるようだと、後続が渋滞をし、結果外を回ったものが突っ込んでくる、というのは考えておきたいです。

モズスーパーフレアが先頭で4コーナーへ。
その後ろはやや手応えが怪しいと仮定します。
直線入り口で2馬身程度のリードを保っているモズスーパーフレア。後ろはやや渋滞している中、間からミスターメロディとイベリス、大外に持ち出したタワーオブロンドン。ダノンスマッシュは内でやや詰まり気味。リナーテも上手に外目へ。

逃げるモズスーパーフレアも坂を駆け上がった後にやや鈍る。
襲い掛かる春のスプリントチャンピオン、ミスターメロディ。そしてイベリス。大外からタワーオブロンドンがまとめて交わしにエンジン全開。

残り100mでモズスーパーフレアを射程に捉えたタワーオブロンドン。
ミスターメロディとイベリス、大外からファンタジストとリナーテ。内がようやく開いたダノンスマッシュ。ディアンドルもそこから伸びてくる。

最後はタワーオブロンドンがモズスーパーフレアを1馬身交わしゴール。
ゴールまでスムーズに走れたイベリスが3着、ミスターメロディが4着、5着だったダノンスマッシュ。
その後ろにディアンドルとファンタジストと続きました。

勝ち時計1:06.9。
レコードには届きませんでしたが、いい時計でした。32.5-34.4と高いレベルでの決着です。

ここまで妄想。

印はというと、、、

◎ ⑧タワーオブロンドン
○ ⑦モズスーパーフレア
▲ ⑮イベリス

△ ⑬ミスターメロディ
△ ②ダノンスマッシュ
△ ⑨ディアンドル
注 ⑯ファンタジスト

本命はタワーオブロンドンです。
内にモズスーパーフレアがいて、ディアンドルを挟んでラブカンプー、マルターズアポジーと前に行きそうなので、外目をしっかり追走できそうな位置にはまりそうな感じがします。
ペースが速くなりそうで、内が渋滞しそうな感じがしていますので、外からセントウルSのように伸びてきてくれるかな。
前走は圧巻の末脚で斤量も据え置き。押せ押せのローテではありますが、前走の走りはやや甘い部分があった馬が一気に強くなるサイクルに入った気がします。レースもしやすそう。

対抗には人気になってるモズスーパーフレア。
やはり中山実績に加えて、自分の後ろが調子が悪いのが並びそうというのは大きいです。
早い段階で並びかけられそうなイメージもなく、先に後ろがバテて勝手に壁を作ってくれそうで、4コーナーでは先頭をしっかり保ったままいけそうな気がします。
そのスピードは一級品。時計にも十分耐えられるでしょう。

3番手にイベリスを。
休み明けのセントウルSはいい走りをしていましたし、こちらも外からミスターメロディの斜めちょい後ろ辺りをしっかりと取れそうで、スムーズに事が運びそうな並びという印象です。
ボストンハーバーにロードカナロア。ここで走らなくてどうする。

△勢はほとんど順列はないです。

まずはミスターメロディ。
前走は案外でしたが、春の高松宮記念の時も阪急杯が案外でしたので、まぁ休み明けはこんなもんでしょう。
先行はしっかりできていて、見せ場がないってことはないかなと思います。種馬としてはかなり期待の1頭ではあるので、頑張ってほしいですが、1:07.0を切るイメージがないので最後はスピード負けしてしまうかも。

ダノンスマッシュは強いと思うものの、16頭の内で外から殺到されて自由がなくなる可能性を感じてこの位置に。
抜け出すまでに手間取ってしまい、掲示板までというシーンが想像できたので、ここまでにしかできませんでした。
高松宮記念みたいになってしまうんじゃないかなー。

3歳牝馬としては素晴らしい安定感のディアンドルはその後ろ。
持ち時計は詰められると思うものの、北九州記念と比べると相手強化ですし、最後はパワーでやられてしまうかも。
外のラブカンプー、マルターズアポジーが行きそうなので、前半はスムーズに運べそう。ミスターメロディと並ぶようにして4コーナーで馬群を縫えれば。

注にファンタジスト。
前走位キビキビ動いていればいいのですが、武豊騎手か。ちょっと無理でも出してほしいです。
流れに乗ってじっくりとかされると、届かないと思います。これほど勝っている騎手に言うのもなんですが、不安は騎手。

あとは今年の成績を考えるとリナーテは押さえておきたいですね。

 

昨年ほど荒れる感じはしないものの、チョイ荒れはありそうなので、やや手広く。
今年も取りたいな。