2019 Queen’s Silver Jubilee Cup(G1・シャティン・芝1400m)
昨年の勝ち馬であり、現在香港最強のBeauty Generation(ビューティージェネレーション)が出走です。
スプリント路線から香港スプリント3着で前走スプリントカップ(G1)を勝ってきたBeat The Clock(ビートザクロック)、Beauty Generationに前走3馬身差で負けたものの、安定感抜群のConte(コンテ)、Beauty Generationに負け続けているSeasons Bloom(シーズンズブルーム)などなど。
普通に考えればBeauty Generation圧勝メンバーです。
Beauty Generationが好スタートを切った一方で、Beauty Only(ビューティーオンリー)が出遅れ。
Beat The Clockが先頭に立つも、すぐにBeauty Generationが先頭を奪います。
Rattan(ラッタン)、Conte、Seasons Bloomと続きます。
ラップは上に出ているので、特になし。速いですね。
4コーナーで後ろをしっかり離して直線に入ります。
Beat The Clockが2番手で粘りますが、差し切る感じもなく、「Hong Kong champion!」の実況とともにゴール。普通に負けませんでした。
1馬身3/4差で完勝。
2着Beat The Clock、3着にConteという結果に。人気通りです。
勝ち時計1:21.30。
これで7連勝。止まる気配がないです。
2019 Hong Kong Gold Cup(G1・シャティン・芝2000m)
香港ヴァーズの勝ち馬で前走センテナリーヴァーズ(G3)も勝ってきたExultant(エグザルタント)。
香港カップの勝ち馬で、前走センテナリーヴァーズで8着と大敗してしまったGlorious Forever(グロリアスフォーエヴァー)。
安定感はないものの、はまれば強いPakistan Star(パキスタンスター)、こちらも「はまれば」という前走センテナリーヴァーズでビリだったTime Warp(タイムワープ)、年明けのジャニュアリーC(G3)を勝利してきたフランケル産駒のSimply Brilliant(シンプリーブリリアント)。
スタートで外からTime Warpが積極的に先頭へ。当然か。
2番手にGlorious Foreverと香港カップ勝利した兄弟が先導をします。3番手にSimply Brilliant、離れてNorthern Superstar(ノーザンスーパースター)が追走します。
黄色い勝負服のSouthern Legend(サザンレジェンド)の外からまずは緑の勝負服Pakistan Starがグーンと上がります。
その後ろの白と黒の勝負服がExultant。こちらは残り1000m付近から一気に先頭まで行きます。その後ろの赤い勝負服がEagle Way(イーグルウェイ)。
直線は先頭で4コーナーを回ったExultant。
Eagle WayやGlorious Forever、Pakistan Starが伸びない中、後続を離します。
最後は大外から少し追い出しを待ったSouthern Legendが2番手に上がり、後ろから内をするするとDinozzo(ディノーゾ)が3番手に。
そんな後ろは相手にしてないという走りで勝ったExultant。
香港ヴァーズから3連勝。1馬身半差。勝ち時計2:00.87ですので、非常に優秀です。かなり強くなりました。香港の長めの距離では明確にエースです。
Pakistan Starはブービー。逃げたTime Warpはビリ。こちらはそろそろ厳しいかな。
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