ジャパンカップの前にせめて重賞をやってほしい

同日にG1は(多分)スケジュール的に無理

色々とこの時期になると書かれるジャパンカップ。

今年は外国馬もほぼおらず、「アーモンドアイが勝つか?」が第一の興味となり、レイデオロに至ってはルメール騎手が確保できないとみるや早々に回避。
レイデオロは中山得意だと思っているので、有馬記念に行くこと自体はいいんですが、理由がね~。

色々とこの件については考えていますが、JC同日にカーニバル的にやるのは日本では難しいと思います。
もう諦めの境地です。

ジャパンカップの新しいあり方を考えてみよう

2016.11.21

ジャパンカップにはどんな馬が来れば満足なの?

2016.11.24

そもそも他の国際的なレースとの兼ね合いを考えるとかなり難しく、3歳馬は無視してジャパンカップはダービー同日位にぶつける位しかないのが現状です。それでも欧州勢はシーズン最中なので来ないでしょうし。

もう賞金を10億円位にしてどうなるか実験をして、2回続けてロクなのが来なければ形だけということにしてしまってもいい気がします。
ま、どちらにしても今年の欧州勢の2400m付近では2番手付近が来ても「うーん」って言われそうですけどね。
エネイブルかシーオブクラスかクラックスマンでも来ないと「これでは…」って言われてしまう切なさ。
仮に、予後不良になったザクリフスオブモハーがJCに来てたらどれだけの人が「やったー!」って言う?
残念ですが、カプリで満足できない人は、世界中ほぼすべての馬で満足できない。日本競馬ファンの目が肥えたのも原因でしょうね。

もしカーニバルをするにも動かせるG1は精々マイルCSとチャンピオンズカップ位ですが、マイルCSを1週後ろ倒しは香港マイルがここまでしっかり整理されてしまっている以上、反対される気がしますし、チャンピオンズCにしてもJBCと詰まるのもいただけません。

自分は「1日1つのG1で良い」と考えている側なので、あまり積極的にカーニバル云々はないです。混むし。

 

カーニバルは辛いと思う理由

混むから。
自分としてはこれに尽きます。

もう少し真面目に考えると、そもそも日本と各国では観戦のスタイルが違います。これははっきりと言っていい。
まず並ぶような輩はほぼいない。自分への戒めも込めて書いています。

JRAの肩を持つわけではないですが、G1を集中すると売上ダウンは避けられません。
日本は馬券が売れるからまだいいけど、海外の場合、それを補う位の入場料の高さが設定されています。

ドバイも3万円位払いましたし、ブリーダーズカップは2日で5万円位。比較的リーズナブルな方を選んでもこれ位は当然。
凱旋門賞の内馬場でビュッフェなどもある所に入れるチケットだと10万円位。普通のチケットでこちらも3万円位ですね。
ケンタッキーダービーだとこんなもんじゃ済まないですが、とにかくチケットがバカみたいに高い。日本の200円とか笑うしかない。

海外は比較的ゆっくり来てご飯とお酒を飲みながら競馬をする、というスタイルで自分とは正反対です。
凱旋門賞も11時ごろから競馬場に行って3時間飲み食いしてからレースですので、ちょっと違いますね。

日本は「馬券」「予想」がメイン。
海外は「観戦」「食事」がメイン。

ってな感じ。あくまでも個人の感想ですが。
別にどちらが優れているとかではないです。文化の違い。ただ、自分は競馬を楽しむなら日本の方が遥かに上だと思っています。

シャンティイの凱旋門賞では隣の人達は凱旋門賞のスタートが切ったのにも関わらず乾杯をしていて「あ、走ってる」的な反応でした。
ファンファーレもないですからね。仕方ないとはいえ何見てんだ?ゲートに入ってたろ?あんなのないわ。

BCに行った時も斜め前のカップルさんは「クラシックのみ」見に来ていました。
事情はあるかもしれませんが、席は1人3万円以上。あっちのお金持ちからしたら安いのかもしれませんが、せっかく来たのにゼニヤッタが更に負けるという、ね。

値段を上げてヨーロッパスタイルに憧れる気持ちも分からないでもないですが、そうなると一気に敷居が高くなり、日本競馬の良さが失われそう。
そこまで多くない海外競馬観戦ですが、日本と比較して「あー面白かった」というのはないです。

 

それでも同日にもう1つ重賞を組むべき

そんなことを言っていますが、ジャパンカップ同日にはもう1つ以上の重賞を組むべきだと考えています。
せっかくのジャパンカップ。これを有効活用してほしいという思いで。

動かすのは東京スポーツ杯2歳S以外にない。
来年のダービー馬候補を10万人近いファンの前でお披露目するだけでも価値があります。

競馬は記憶が大切です。
ジャパンカップを初めて見た人が、翌年のダービーをたまたま見て「ああ、あの時の。ジャパンカップの日に見たな。応援してみよう。」となるかもしれないじゃない。
あまり競馬をやらない人を取り込むにはそういう方法もあると思っています。

自分も割とニワカな動きをするタイプですので、そういうのがあるから「やっぱり今年もダービー行くか」となるわけです。ほとんど見てないならわざわざ行かないですよ。

ウェルカムS(JCの1つ前のレース)も芝1800mなんだから別にいいじゃない。それにしちゃえ。
どうしてもウェルカムSをやりたいなら、オリエンタル賞と入れ替えて、ベゴニア賞は花の名前だから季節さえ動かさなければ少しは動かしても大丈夫でしょ。東京スポーツ杯と入れ替えればいい。あのレースもそれ位の出世レースだし。今年もミリオンドリームズにルガールカムルと牝馬だけど素質ありそうなのが揃っています。

その週に重賞がないのが嫌なら、京阪杯をその日に持っていけばいい。阪神カップの前哨戦の重賞も整っていないので、スプリングステークスからの流れを作ってあげれば助かる陣営も多いはずです。
ジャパンカップ同日の京都に重賞がなくても仕方ない。マイルCS同日の東京だって重賞がないんだから。それ位は我慢してくれ。

東京スポーツ杯はホープフルSトライアルと銘打って、4着まで優先出走権を与えれば、少しは価値が出ます。

今年ならヴァンギャルドとヴェロックスが抽選対象から外れる訳です。
優先出走権が無ければフルゲートなら普通の抽選になるので、少し違うと思います。
いっそホープフルSの3着馬には皐月賞の優先出走権も付けてしまえばいい。

 

重賞にすべき理由

1日で2つ重賞があるのは今年はJBCがありましたが、ダービーの日だけです。
カーニバルはしなくてもいいけど、メリハリには欠けます。

重賞を重ねることで、「日本競馬の重要な日」ということを示してほしいですね。
1つ前が重賞だと見てる方もピリッとするでしょ。「1つ前は体力温存」とさせてどうする。畳み掛ける位の日があっていい。それがG1でなくても。

更に言えば、ジャパンカップの裏で京阪杯をするのはどうかと思います。
表彰式が少し延びると被ってしまい、逆に重賞の価値を下げています。
具体的にどのような目的で京都の重賞を後ろにするのかが分かりませんが、あれなら1つ前にしっかりやるべき。

「中央競馬で重賞が2つ以上あるのは日本ダービーとジャパンカップだけ。だから特別な日なんだよ。」ということをきちんとプログラムで示してほしいですね。

 

ということで自分が考えるなら、JC当日の東京のレース

1R:2歳未勝利(芝1400m)
2R:3歳上1000万下(ダート1600m)※シャングリラ賞除外馬限定、JC騎乗騎手以外限定
3R:2歳500万下(ダート1600m)
4R:2歳新馬(ダート1400m)
5R:3歳上500万下(ダート1600m)
6R:秋陽ジャンプステークス(障害OP/芝3110m)※中山大障害トライアル
7R:オリエンタル賞(3歳上1000万/芝1800m)
8R:シャングリラ賞(3歳上1000万/ダート1400m)
9R:ウェルカムS(3歳上1600万/芝1600m)
10R:東京スポーツ杯2歳S(G3/芝1800m)※ホープフルSトライアル
11R:ジャパンカップ(G1/芝2400m)

かなり重複していますね。。。
2Rはシャングリラ賞除外馬限定、JC騎乗騎手以外限定とかあってもいいけどなーって。面白そうじゃない。
シャングリラ賞は43頭登録ですからね。普通なら除外続出の救済をします。

2歳戦は減りますが仕方ない。
ここは特別な日、とするなら減らすのはそこにした方がいい。

なにはともあれ「特別な日」感を出すなら誰それがプレゼンターというのもいいですが、プログラムで特別感を出すのも競馬好きには良いのかなって思います。
その為には1つ前はせめて重賞にすべきだろうと。

2 件のコメント

  • 確かにそう思います。
    昔は有馬記念当日にホープフルステークスが行われていましたね。
    クラシックにつながる大切なレースだと思いながら馬券の参加をしていました。

    • コメントありがとうございます。
      クラシックにつながるレースをお披露目するのは価値があると思っていますけどね。
      難しいのかなぁ。有馬当日のホープフルSはそういう意味では大きかった。レイデオロもそこにいましたし。
      ただ、2レースあるのは有馬記念よりJCであってほしい、と今日切に思いました。有馬記念は身体がもたない。

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