GW最終日に行われるNHKマイルカップです。
今年はこの路線を生でほとんど見ていません。
特に上位人気馬は初めましての馬が多く、見られるのが楽しみです。
毎年メンバーが低調に感じがちなこのレースですが、今年は割と面白いです。
タワーオブロンドン、パクスアメリカーナ、カツジにケイアイノーテック。牝馬路線からテトラドラクマにプリモシーン。そしてロックディスタウン。
そしてペースを握りそうな馬があまりいません。
テトラドラクマが前走クイーンCで先頭で走り34.6-57.8。カシアスがニュージーランドTで逃げて35.2-59.1。
東京開催も3週目ですし、今開催は開幕週から内が粘るよりやや外差し傾向のある馬場に加えてタワーオブロンドンにカツジ、ギベオンなどが中団もしくは少し後ろ気味に構えるであろう展開が予想される中、あえて「激流」と考えるのは論理の飛躍がないと、ね。
ただ、こういう時「誰が見てもそんな流れない」という時に限って結構流れるのは何度も経験しており、辛めに予想してそこから0.5秒~1.0秒近く流れると予想した方がいいかな。このさじ加減が難しい。
逃げ :⑮カシアス
逃げ後:③テトラドラクマ、⑱ロックディスタウン
先行前:②ファストアプローチ、④フロンティア、⑯ミスターメロディ、
先行後:⑧ダノンスマッシュ、⑨ギベオン、⑩パクスアメリカーナ、⑭デルタバローズ、
中団前:①カツジ、⑥リョーノテソーロ、⑪ケイアイノーテック、⑬ルーカス
中団後:⑤プリモシーン、⑦タワーオブロンドン、⑰レッドヴェイロン
後方 :⑫アンコールプリュ
カシアスが逃げて、前走で少し前に行ったテトラドラクマに加え、ロックディスタウンも積極的に行きそうな気がしています。気合を付ける意味で。
アーリントンカップで前に行ったダノンスマッシュは少し下げての追走に。
フロンティアも新潟2歳Sは前でしたので、ここも少し出していくかなと。
ミスターメロディも前走下げていませんので、割と前目。
ギベオン中団に構え、パクスアメリカーナも先行馬を見る形に。
中団にかけてカツジ、ケイアイノーテックやルーカスが追走し、その後ろにタワーオブロンドンにプリモシーン。レッドヴェイロンとこの辺りはスタート次第の気もしますが…。レッドヴェイロンが読みにくい。
後方にアンコールプリュという展開です。
流れはカシアスが作れば勝手に逃げる流れでもないでしょうし、適度に後ろの離されないように付いていくことが予想されますので、クイーンCと同等位。34.7-58.0。
59秒まで落ち込むイメージはありませんが、57秒台も考えにくい。前の数頭が作る流れのレースで良馬場の東京マイル。さすがにこれ位では流れるイメージで考えたい。
前半1000mを58.0+上がり35.0=1:33.0付近が一番素直だろうと思っています。
先行集団で35.0を切れる位で上がりを出せる馬、真ん中で34.0付近が出せる馬、後方で33.5位の切れ味の馬。
4コーナーでぎゅっと凝縮し、内外大きく広がった直線。
逃げるカシアスに外からテトラドラクマが先に並びかける。
間からフロンティアとその外からミスターメロディ。
大外に持ち出したタワーオブロンドンの斜め前をケイアイノーテックにギベオン、パクスアメリカーナ。
更に外回してレッドヴェイロンも伸びてくる。
まだまだ粘るテトラドラクマに内からプリモシーンとダノンスマッシュがするすると。しかし外からミスターメロディが先頭に立つ。
しかしそれも束の間、大外からタワーオブロンドンが一気に襲い掛かり、間ケイアイノーテックが少しいい。ギベオンとパクスアメリカーナはやや遅れた。
最後はタワーオブロンドンが内で粘るミスターメロディを交わし、1馬身差でゴール。
2着にはケイアイノーテック、3着ミスターメロディ。
4着にプリモシーンでテトラドラクマとダノンスマッシュ。パクスアメリカーナは少し分が悪いか?という結果に。ギベオンはその後ろ。
勝ち時計1:33.0。後半の差し比べを見事制しました。
力的にはタワーオブロンドンがほんの僅か上にいると思っていますが、他は全く横一線。流れ1つで大きく変わるはず。
◎ ⑦タワーオブロンドン
○ ⑪ケイアイノーテック
▲ ⑯ミスターメロディ
△ ③テトラドラクマ
△ ⑩パクスアメリカーナ
△ ⑧ダノンスマッシュ
注 ⑤プリモシーン
注 ⑰レッドヴェイロン
本命はタワーオブロンドンです。
もっと極端なスローペースや極端な時計勝負とかになれば話は違うと思いますが、平均位で流れれば、京王杯2歳Sも切れに切れましたし、しっかり一叩きしてココ。
59.5位で通過できる位置に入れば、直線33.5位は計算できますので、大きく崩れるイメージができないです。
対抗にはケイアイノーテックを。
ケイアイガーベラの血が東京でどうなのか?は確かに考えてしまいますが、前走も外枠からしっかり走り2着。
先行集団を見る形で進められそうですし、外のアンコールプリュとルーカスがそんなに出して行かないと思うのもプラスです。
当日の馬体重次第ですが、5/3の計測で470kg。あまり減ってしまうのは…なので、問題なく輸送されれば良いですが、そこはゴールデンウィーク。
3番手にミスターメロディを。
穴っぽいですが、いかにも前で進められて粘りこみがありそうな1頭です。
極端なペースにならないと予想していますので、気分良く走れて粘れる馬は絶対にいるはず。内のカシアスについていけば、それなりの位置にははまりそうな気がします。
1:33.0を楽に切るレースになると時計負けしそうなタイプですが、ギリでそうはならないと予想していますので、それであればはまりそうと期待して。名前もなんか3着っぽいし。
△勢です。
テトラドラクマは△まで。
クイーンCからはイレギュラーすぎるというと、面子的に早めに先頭に立ってしまいそう。
比較的外差しの馬場という印象のある今の東京なので、内目早め先頭で残り400mを粘りこめるか?というと、最後の最後に捕まってしまいそうな気がします。
パクスアメリカーナも△。
似たような位置にいるであろう馬が周囲に多いので、上手に捌けるかも注目ですが、血統的に東京マイルは庭でしょうし、さすがに無視はしにくいです。
ケイアイノーテックとの位置取りですが、気持ち前に行きたいかも。
ダノンスマッシュも△。
辺りも前走見せ場があって怖いのですが、流れが悪いので、強気に△以上の印というのは躊躇います。
展開は内に入ってじっくりが出来れば、力の差は恐らく下位の人気になると思いますが、その数字程ないので、美味しいと感じる人は多いと思います。
前走最後甘かったので、しっかりと溜めるでしょうし、内のタワーオブロンドン、プリモシーン辺りを交わして道中中団に構えれば、一発あってもおかしくないかと。
プリモシーンがイメージだと4着ですが、注に。
桜花賞で詰まったのは事実ですし、実に穴っぽい1頭なのは誰が見てもそうです。東京マイルならテトラドラクマに勝っていますし。ただ、前走出遅れに近いスタートだったためにああなっていますので、信用に足る馬とは到底言えず、これ以上の評価にはしにくい。
桜花賞より気持ち流れ、直線で内外バラバラに離れ、とレース運びのしやすさは悪くないと思います。スタート次第の所もありますね。
もう1頭今回はレッドヴェイロンには注意を。
展開とかどうでもよく、なんせエリモピクシーの仔。
東京マイルならクラレントに安田記念で「やられた」というレースもありましたし、G1で見せ場のある事がどこかである血統です。まだ完成は先だと思いますが、前走追い込んだだけである程度前に行けるタイプだけに、先行してあっと驚く粘りこみも頭に入れておきたい。前に行った方が怖い。前走と同じ追い込みなら現状は大したことないです。
カツジは無印に。
最内枠なので、上手に捌けるか?というのが不安なのと、時計勝負になって実は足りませんでしたという可能性も感じたので。
先行馬は多くないですが、下げると中団から後ろに一気に下げざるを得ない状態になりそうなのが、ややマイナス。だからと言って出すというのも前走を考えるとプラスではないでしょうし。
ギベオンは無印に。
マイル戦で勝ち切るための力は不足している気がしないでもありませんが、走りそのものは大きくて良いです。
外出して、というと足りない気がして、だからといって内に入れると良さも出ない気もして予想が難しい。
9番ではありますが、内に入れてしまいそうな。そうなると、少し工夫が必要かも。そこは騎手で補う?
予想は難しいですが、上位陣は前哨戦できっちり上位人気で結果を出している馬ばかりなので、しっかりとトーナメントを勝ち上がってきた感じがします。
どのレースを上位に取るか?ですが、私はアーリントンカップを上位にしました。
レースはGW最終日です。当てたい。
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