Winx登場、北米ではGood Magicも登場。ついでにドバイ。




TAB Chipping Norton Stakes(G1・ランドウィック・芝1600m)

Winx(ウィンクス)が久々に出てきました。

「この程度の相手をこれ以上痛めつけても…」という感じのメンバーです。
2番人気がPrized Icon(プライズドアイコン)ですが、前走G2のアポロSで4着。豪州のG2でも最近は良い所もそこまでなく、2016年10月より勝利がありません。

他は言うに及ばず。
G1のレーティングを保つにはWinxの1頭の肩にかかっているという感じのメンバー構成です。ハッキリ言えば相手が弱すぎる。

そんなであるので、レースは調教風景といささかも変わりません。
「レースである」というだけ。4コーナーで外から上がってくる青い勝負服。

そして直線で一切手も動かさずに先頭に立ってから追い出し、離すだけ。
2着に7馬身差でした。

2016年は1馬身半、2017年は2馬身、2018年は7馬身差であっさりと3連覇。
自身は23連勝。G1を16勝目。
ここを勝った事実は認めるものの、こんな勝利を積み重ねてもね、というレース。絶賛するものじゃないです。

次はジョージライダーSです。

今回より相手は随分と揃いますし、トーセンスターダム、ブレイブスマッシュ、アンビシャスのどれかと戦う事になるはずです。ここらでストップさせてほしいですね。
少なくとも今回のレースなら勝つかどうかは別として、2着は難なく取れる馬達ですので、今回ほど楽にはならないと思います。
この結果次第でロイヤルアスコットに行くか決める感じに書いていますが、行く気はないんじゃないかな。なんとなく。

 

2018 Fountain of Youth(G2・ガルフストリームパーク・ダート1700m)

ファウンテンオブユースステークスです。

BCジュベナイルの勝ち馬で、それ以来となるGood Magic(グッドマジック)
G3を勝って2戦2勝のStrike Power(ストライクパワー)、2歳G1のブリーダーズフィーチュリティの勝ち馬であるFree Drop Billy(フリードロップビリー)といった所が上位人気です。

直前でFree Drop Billyがスクラッチ。

レースはこんな感じ。

逃げるPromises Fulfilled(プロミセスフールフィルド)が2番手のStrike Power、Storm Runnerを挟んでGood Magic。
4コーナーで外を回ったGood Magicの手ごたえはどうか?という中、直線でスイスイと差を保ったままPromises Fulfilledがゴール。
勝ち時計1:44.17は昨年と同じ位。普通です。

これで4戦3勝。重賞初勝利。
北米はこの辺りから徐々に戦いが始まるので、やってみないとわからないですね。
この後フロリダダービーでG1勝利を狙います。

3着に負けたGood MagicはブルーグラスSか?

 

2018 UAE Oaks(G3・メイダン・ダート1m1f110yds)

距離が微妙なのでヤードで書きました。

圧倒的1番人気はUAE2000ギニーの勝ち馬でThunder Snowの妹Winter Lightning(ウィンターライトニング)
ライバルとしてここ2戦2着だったRayya(ライヤ)です。2頭対決。

内側のオレンジシマシマがRayyaが先頭で走り、2番手の白帽子がExpressiy(エクスプレッシー)、3番手の外がWinter Lightning。

直線は余裕たっぷりで走るRayyaが後続を離します。

2番手Expressiyの外からWinter Lightningが伸びそうな感じもしましたが、突き抜ける感じもせず。
ゴールまで脚色衰えず2着に3馬身3/4馬身差快勝。3着にWinter Lightningは敗れました。
ここ2戦Winter Lightningに2連敗でしたが、ここで逆転です。

勝ったRayyaは父がTiz Wonderful。4戦2勝。勝ち時計1:59.66は悪くないです。