北米もチラホラと有力馬が出てきました。
ずっと追いかけるのも大変ですが、さっと振り返りです。
Holy Bull Stakes(G2・ガルフストリームパーク・ダート1700m)
私が「2017年に期待したい馬」で隠し玉で入れたIrish War Cry(アイリッシュウォークライ)が勝利しました。
日本の競馬は見る目が無いからって北米で当ててどうする、と思いますが、非常に良かったです。
圧倒的1番人気は昨年の2歳チャンピオンClassic Empire(クラシックエンパイア)、2番人気にG3勝ちもあるGunnevera(ガンネヴェラ)。
レースは終始先頭を走ったIrish War Cryが直線でフラフラしながらも3馬身3/4差の圧勝。
4コーナーで鞭の入ったClassic Empireは勝ち馬から8馬身程度遅れた3着。
2000年以降、このレースとケンタッキーダービーの両方を制したのはあのBarbaro(バーバロ)のみ。
Robert B. Lewis Stakes(G3・サンタアニタパーク・ダート1700m)
ロバート・B・ルイスステークスです。
過去にはI’ll Have AnotherとかPioneerof the Nileとかも走ったレースです。
こちらも少頭数で逃げたRoyal Mo(ロイヤルモー)の逃げ切り勝ち。
父はUncle Mo(アンクルモー)ということで、昨年Nyquistも出して非常に幸先のいいスタートを切った種牡馬です。
とりあえずここを勝利して10ポイント獲得。もう少し取れば確実でしょう。
Withers Stakes(G3・アケダクト・ダート1700m)
El Areeb(エルアリーブ)が3番手位から抜け出して圧勝です。
前走似たような相手に同じ競馬場で11馬身ちょっと突き放して勝っているので、まぁ今更という感じです。
今回は何度も後ろを振り返りながらの4馬身差。
父はExchange Rate(エクスチェンジレート)。
ケンタッキーダービーはフサイチペガサスの12着でしたが、その後G2勝利もあり種牡馬入り。Danzig産駒。
Las Virgenes(G2・サンタアニタパーク・ダート1600m)
牝馬限定のラスヴァージネスステークスです。
昨年はSongbirdが、かつてはBeholderやBlind Luckといったケンタッキーオークス馬も輩出しています。
勝ったのは芦毛のスーパースター候補、Unique Bella(ユニークベラ)。
ライバルは昨年のBCジュベナイルフィリーズを制したChampagne Room(シャンペンルーム)でしたが、何もできず。
芦毛のスーパースター候補の前にメタメタにやられました。
デビュー戦こそ1000m戦で2着でしたが、そこから次のレースは10馬身1/4差で初勝利を飾ると、年明けてサンタアニタのG2サンタ・イネスステークスで7馬身1/2差。
そして今回のレースで8馬身3/4差と手が付けられません。
破った相手も前走の3着馬がShane’s Girlfriend(シェーンズガールフレンド)とG3を勝利して私の期待した1頭ですし、今回2着だったMopotism(モポティズム)も重賞勝ちはないものの2歳G1のスターレットステークスの3着馬です。
あまりの強さに、無事ならケンタッキーオークスは昨年みたいな事になりそうです。
父はTapit。
母はUnrivaled Belle(アンリヴェールドベル)。
2011年のBCレディースクラシックで同年のケンタッキーオークス馬Blind Luckや、翌年はBCクラシックで4着したHavre de Graceなどを相手に勝利した名牝です。
次はサンタアニタオークスになりそう。
毎年なんやかんやこういう馬が出てきます。
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