2016 St. James’s Palace Stakes(セントジェームスパレスS・G1・1 mile ・アスコット)
今年のアスコットミーティングで最も注目している1戦です。
英2000ギニー、愛2000ギニー、仏2000ギニーの勝ち馬3頭が揃いました。
The Gurkha, Awtaad, Galileo Gold & more will be aiming for St James’s Palace Stakes success at #RoyalAscot in 7 dayshttps://t.co/XUNEVogOb0
— Ascot Racecourse (@Ascot) 2016年6月7日
恒例の過去5年を。
Frankel(フランケル)が出た時は一緒にグランプリボスも走りました。Most Improved(モストインプローブド)は地味ですが、次からはDawn Approach(ドーンアプローチ)、そしてこのレースの勝ち方だけならFrankel以上の衝撃だったKingman(キングマン)、昨年がGleneagles(グレンイーグルス)とこちらもいい名前が並んでいます。
エントリーは以下の馬たちです。
3強対決です。
こないだ出たロンジンのレーティングでは3頭とも120ポンド。この直接対決は熱いと思います。
The Gurkha(ザグルカ) 3戦2勝 仏2000ギニー(プールデッセ・デ・プーラン)の勝ち馬
デビュー戦こそ3着に敗れましたが、次は9馬身差の圧勝後プールデッセ・デ・プーランでは全く後続を寄せ付けずに5馬身半差で勝利しました。
父はGalileoです。
ここを勝って一時期凱旋門賞のオッズが一気に1番人気位まで押し上げられましたが、マイル路線が濃厚のため、今はそうでもありません。
プールデッセでは、前半が1:02.00というスローペースでしたが、そこからの上がりは立派で、11.34-12.45-11.18 の3Fで駆け抜けました。
特にラスト1Fはスローと言え素晴らしい走りだと思います。
Awtaad(アウタード) 5戦4勝 愛2000ギニー勝ち馬
デビュー戦こそ3着に負けましたが、そこから4連勝で愛2000ギニーまで駆け抜けました。
着差も2馬身→5馬身→2馬身→2馬身半と全く危なげなく勝利していて、愛2000ギニーでは内を突いたGalileo Gold(ガリレオゴールド)を直接対決で破りました。
その分人気では上に来ています。
Cape Crossの産駒です。
Galileo Gold(ガリレオゴールド) 7戦4勝 英2000ギニー勝ち馬
英国の2000ギニーはこちらで書きましたので、省略します。
タイムも良く、後続をきっちり突き放したので強いと思います。
父親がガリレオじゃなくPaco Boyというのがこの馬の最大の特徴ではないかと。
この上位3頭の争いになると思いますし、そうなってほしいと思います。
関連でプリンスオブウェールズSもありますので、こちらもどうぞ
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