前半
ファンファーレが鳴り響き、ゲートへ。
ファンファーレも生演奏は手拍子に釣られてペースが速くなってる気がします。むしろファンファーレ側が「手拍子に合わせなきゃ」と思っているような。
生演奏はずれるのが相場でしたが、今日はピッタリ合ってたので、恐らくいつもよりテンポが速いファンファーレだったのではないでしょうか。
ゲートはサトノダイヤモンドの両隣が少しゴネましたが、他は普通。
で、スタートです。
ディーマジェスティがやや外に出たのと、スプリングステークス同様にミッキーロケットが悪いです。ミッキー、これじゃいつまでも500万下のトップ止まりだぞ。強い馬なのにもったいない。
内のジョルジュサンクが好スタートから出を伺うも外の石川騎手のリスペクトアースがいい感じで前に。
リオンディーズもちょっと掛かり気味で追いかけている様子。ここは誤算でしょうね。前走より掛かっています。
エアスピネルも少し首を上げるシーンもありましたが、こちらは前走よりマシです。
マウントロブソンのベリー騎手がチラッと横目見ながらホームストレッチ。
リオンディーズは奇しくもデビューから4戦で7枠1回と8枠3回という外の馬ですが、前に壁ができないと、少し前に出すと行ってしまうのかもしれません。
エピファネイアに近いですが、あの馬は掛かっていたものの、ペースは守ってたと思います。
弟は追いかけられるだけ追いかけてしまっているように見えます。パワーがあのエピファネイアを上回る感じを受けるので、長い距離はこの走りを見てしまうと心配です。
リスペクトアース先頭で1コーナーへ。
リオンディーズが2番手で外からアドマイヤモラール。
内で好スタートのジョルジュサンク、マウントロブソンと続き、外目からエアスピネル。
やや離れてアドマイヤダイオウの外にサトノダイヤモンド。
ディーマジェスティが後方5番手位で、マカヒキはブービーの位置から1コーナーへ。
ペースは流れました。
最初の600m通過時に35.0切る位でリスペクトアースが行ったので、「これは流れるぞ」と思いましたが、リオンディーズが前なんか無視して溜めればいいもののドンドン追いかけてしまうので、リスペクトアースも落とすに落とせませんでした。
本心はここまで出すつもりはなかったでしょう。当然ながら。
1000m付近で並びかける力がリスペクトアースにあれば別ですが、待ってれば交わせる馬にあそこまで2番人気が絡んだら必然的に速くなります。
前半が12.0 – 10.7 – 11.5 – 11.7 – 12.5=58.4。
特に12.5とリスペクトアースが遅くしたら並ばれているので、イヤになったでしょう。結局4コーナーを待たずに終戦でブービーなのは仕方ありません。
ここまでプレッシャーをかけられたら、どんな逃げ馬だって潰れます。
ロゴタイプの時が58.0なので、時計だけ見れば近いです。
あの時もコパノリチャードが逃げ、クリノヒラヤマオー、ミヤジタイガ、ブービー人気だったラブリーデイといった馬が盛んに先行争いをして流れました。
向正面に入ってもリオンディーズは掛かり気味が直らず、対してエアスピネルは非常にいい感じに見えました。
アドマイヤダイオウも離れた中段できっちり走っていましたし、最内で前走よりこちらも大分マシに走っていたドレッドノータス。
その外のサトノダイヤモンドはこの馬は掛かるとか無いと思います。この感じだと。クビを使ったいい走りです。
その後ろのロードクエストはやや窮屈そうな走り。この馬もマイルの方がこれを見るといいですかね。多分。
後方グループだとやはり勝ったディーマジェスティの反応が目を引きます。
この馬は反応が悪かった共同通信杯のイメージがありましたが、スッと前に行ったのは驚きました。
マカヒキもいい反応でディープインパクトによく似た3~4コーナー。
他にはナムラシングンが良かったと思います。
サトノダイヤモンドに食らいつき、4コーナーでの加速に後れを取りませんでした。
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