ペガサスワールドカップが今月末に行われます。
アエロリットがPegasus World Cup Turf Invitational(ペガサスワールドカップ招待)に出走を予定しているため、いつもよりは関心が多いだろうと。
それを早めに書くことで、ブログの記事として頑張ってもらおうと。正月で少し時間もありますし。
The cost for owners or other stakeholders to secure an entry spot and enter a horse in either race will be $500,000. At that rate, $6 million of the $7 million purse for the turf race will be generated by entry fees and $6 million of the $9 million purse for the dirt race will be generated by entry fees. The $4 million total contribution to the two races from the track matches the amount committed to the 2018 Pegasus World Cup dirt race.
ペガサスワールドカップ招待は総賞金900万ドル(9億7000万円)。1着賞金が600万ドル(6億5000万円)。
ペガサスワールドカップターフ招待は総賞金700万ドル(7億5500万円)。1着賞金が300万ドル(3億2000万円)。
エントリーフィーは今までと半額となって50万ドル(5400万円)。
エントリーフィーだけで賞金は出せませんので、ガルフストリームパークが400万ドルを出します。これは、今までペガサスワールドカップだけに払っていた金額と変わりませんので、2つのレースになったので、その分スケールは小さくなったかなぁ。天津飯が四身の拳で1人分の力が減ってしまいましたが、そんな感じですね。
ペガサスワールドカップもまだ出走馬は確定していません。
3頭位は入れ替わる可能性もあります。
2019 Pegasus World Cup(G1・ガルフストリームパーク・ダート1800m)
Accelerate(アクセラレート)/3.25倍位
昨年のBCクラシックの勝ち馬です。
この馬の名を轟かせたのは2017年のサンディエゴハンデで、当時世界最強の名を欲しいままにしていたArrogate(アロゲイト)を破った所からでしょうかね。
G1を4連勝中。
ゴールドカップアットサンタアニタSを4馬身1/4、パシフィッククラシックで12馬身半、オーサムアゲインSで2馬身1/4、BCクラシックで1馬身。
ArrogateやGun Runnerと戦いながら、ここまでよく来たものです。
City of Light(シティオブライト)/6.5倍位
BCダートマイルの勝ち馬です。
これぞ1800mのレースですね。2000mの覇者と1600mの覇者が戦います。
もともと短い距離で走っており、マリブS→トリプルベンドと1400mのG1を昨年の今頃は連勝をしていました。
AccelerateとはゴールドカップアットサンタアニタSで走り、こちらは4着。とはいえ2000mですので、1800mなら違うはず。
ここの走り次第でドバイワールドカップかゴドルフィンマイルかになるでしょうね。
Gunnevera(ガンネヴェラ)/11倍位
色々走っていますが、G1は未勝利の5歳馬です。
BCクラシックを2着。昨年のこのレースは3着でした。
2歳時からG1でも走っており、ケンタッキーダービーも走り(7着)、ドバイワールドカップも走り(8着)、そしてBCクラシックも走りました。
昨年後半はウッドワードSではYoshida(ヨシダ)の2着→BCクラシック2着でした。
昨年唯一勝ったのはガルフストリームパークでの一般戦。最後方から捲って圧勝。
トップホースがこういうレースに出ればさすがに勝ち味が遅くても関係ありません。
Mckinzie(マッキンジー)/11倍位→回避決定
G1は3勝し、前走はマリブS(1400m)を大外突き抜けて快勝しました。
ペンシルベニアダービーを勝って挑戦したBCクラシックは12着と大きく負けてしまいましたが、きちんとマリブSで巻き返してきました。
まだ4歳馬で、ケンタッキーダービーなどは出走していないので負担も少ないはず。あのレース馬を壊すから。
1800mになることもマイナスにならないので、ここでどこまで走れるかな?
BCクラシックよりは相手が減るのはプラスだと思います。
Audible(オーディブル)/15倍位
4歳馬です。
昨年のケンタッキーダービーは3着でした。それ以外の3冠レースに出走はなし。
G1はケンタッキーダービー前のガルフストリームパークのフロリダダービー勝ちがあります。
前走は年末にG3を走り2着。
Bravazo(ブラヴァゾ)/15倍位
とにかく走って走って昨年は11戦2勝。
G1もケンタッキーダービー(6着)、プリークネスステークス(2着)、ベルモントステークス(6着)、ハスケル招待(2着)、トラヴァースS(3着)、ペンシルベニアダービー(7着)、BCダートマイル(3着)、クラークハンデ(2着)と8戦もしています。皆勤賞です。
勝ったのは今年初めの一般戦とリズンスターS。
Patternrecognition(パターンレコグニション)/17倍位
ずっと鳴かず飛ばずでしたが、昨年末から急上昇。
一般戦を勝利し、ケルソH(G2)を1馬身差で勝利し、前走はG1のシガーマイルを勝ちました。
北米のダート一線級とは初めての戦いなので、どんなものでしょうか?
Seeking the Soul(シーキングザソウル)/21倍位
昨年の5着馬です。
昨年はクラークハンデを勝ってここでしたが、クラークハンデは3着からここになります。
BCダートマイル2着もあるため、今年の方がいい感じで走れているような気がします。
2016年はベルモントステークスでラニと一緒に走って12着。よく成長したものです。
あんまりいい参考レースがないので、無し。
Something Awesome(サムシングオーサム)/51倍位
この辺りから勝つのは厳しくなる印象です。8歳馬。
G3とG2勝ちはあるものの、前走は5月のピムリコスペシャル(G3)でビリ。多分。
勝ち馬Irish War Cryから24馬身遅れてしまいました。参考レースは昨年の勝ったレースであるCharles Town Classic(G2)を勝ちました。2018年の4月です。
True Timber(トゥルーティンバー)/51倍位
重賞勝ちはありません。
秋から一般戦を2連勝し、秋にボールドルーラーS(G3)を2着した後、シガーマイル(G1)でPatternrecognitionの2着。
普通に考えると苦しい。
Tom’s d’Etat(トムズデター)/67倍位
昨年末の準重賞(?)のTenacious Stakesを勝ってきました。
全然わからない。
幾らなんでもBC上位陣相手にどうなるものでもないと思います。
Kukulkan(ククルカン)/100倍位
全然人気ないですが、注目の1頭です。
“Mexico’s undefeated Triple Crown winner”です。メキシコの無敗の3冠馬。ここまで14戦14勝。
騎手はデットーリ騎手で挑戦します。これは面白いです。
前走は準重賞を走って10馬身1/4差の圧勝。
力関係が微妙ですが、こういう馬が出走すると盛り上がりますね。
2019 Pegasus World Cup Turf Invitational(G1・ガルフストリームパーク・芝1900m)
まだ全然決まっていないようなので、ニュースもあまりなく、アエロリットのニュースが多いです。
まだ1回目ではありますが、時期が微妙なので、今後見直しもあるかもしれません。
馬場は1600mで1:35.5位の競馬場です。1900mだと、1:54.0位かな。香港と同じ位ですね。数字だけだと。
今の所、可能性のあるメンバーです。オッズとか分からん。
Bricks and Mortar(ブリックスアンドモータル)
5歳のジャイアンツコーズウェイ産駒です。
2017年のG2ではYoshida(ヨシダ)を大外から差し切っています。
その後長い休みを経て、昨年末に一般戦を勝利してきました。G1は未勝利。
Catapult(カタパルト)
昨年のBCマイル2着馬です。
その前にG2を2連勝し、G1でも好走しました。
芝のマイル路線では上位に位置していると思います。
Next Shares(ネクストシェア)
G1はシャドウェルターフマイルを勝っています。
BCマイルにも出走して13着。
Catapultには毎回負けているので、勝てるか?というと微妙。
Magic Wand(マジックワンド)
Chicquita(チキータ)の妹です。
G1がなかなか勝てない。オブライエン厩舎の4歳牝馬。
英オークス4着、愛オークス5着、ヨークシャーオークス5着、ヴェルメイユ賞2着、オペラ賞2着、BCフィリー&メアターフ4着。。。
昨年良く走りましたが、勝てませんでした。
昨年は2勝していて、Cheshire Oaks(LS)では後の英オークス馬Forever Togetherを、アスコットでのRibblesdale Stakes(G2)ではオペラ賞などG1を勝っているWild Illusionに完勝しているので、弱くはないのですが、勝ち味が遅い。
ドバイシーマクラシックも視野に入っているので、アーモンドアイとも戦うかもしれませんね。
Magical(マジカル)→多分出ない
こちらもオブライエン厩舎の4歳牝馬です。名牝Halfway to Heavenの仔。
2歳時から注目の1頭であり、G1では勝ち切れませんでした。
凱旋門賞では10着でしたが、英チャンピオンフィリーズアンドメアズステークスでは先に抜け出したLah Ti Darを抜き、猛追するCoronetから逃げ切りました。
その後、BCターフではEnableの2着。
こちらもここからシーマクラシックか?
Yoshida(ヨシダ)
日本で有名なハーツクライ産駒の北米の馬です。
芝ダート兼用なので、こういう選択ができますね。
前走はBCクラシックで4着とまずまず。その前はダートのウッドワードSを勝ち、昨年のは芝でターフクラシックも勝利しています。
このメンバーに入ると上位ですね。
芝になるのがそこまでプラスになる感じはしませんが、ダート上位陣とガチンコ勝負するよりはこちらの方が勝てるチャンスはありそうです。
Channel Maker(チャンネルメーカー)
5歳セン馬です。
昨年のBCターフ11着。
だからと言ってG1を勝っていない訳ではなく、ジョーハーシュ・ターフクラシック招待(ベルモントパーク/芝2400m)を勝っています。
どうだろう?
BCターフでは出番が無かったですし、距離も少し短い気がします。
昨年から好走しているのは2200~2400なので、ちょっと大変かも。
Delta Prince(デルタプリンス)
参考レースは昨年のアメリカのG1であるフォースターデイヴハンデキャップ(サラトガ/芝1600m)です。2着でした。
交わせそうで交わせないままゴール。
前走は昨年11月の7F戦のボールドルーラーS(ダート)で3着。
G1だとカナダのウッドバインマイルで4着があります。
「超強いです」的な馬じゃないので、紹介も結構難しい。そんな知らないし。
Pavel(パヴェル)
前走は日本に来ていますので、覚えていますかね。チャンピオンズカップで15着でした。
その前はBCクラシックで10着。
ダートしか多分走ったことないけど、ここに登録しています。
確かにペガサスワールドカップに出るよりはチャンスはあると思いますが…。芝がG1勝てる程走れれば、ですけどね。
最新のコメント