今年最初の中央競馬のG1です。
テイエムジンソク、ゴールドドリームを筆頭にG1勝ちのある馬がずらっと揃い、さすがにG1らしいメンバーです。
東京のダート1600mというのは特殊というか「この舞台なら」という馬も多いと思います。
芝スタート、ワンターン左回り、比較的軽めのダート。
人気のゴールドドリームを筆頭にサンライズノヴァ、インカンテーション、ノンコノユメ、ベストウォーリアといったこのレースでの連帯実績のある馬は人気がなくても侮れません。
ペースのカギはノボバカラかニシケンモノノフか。
ケイティブレイブはやはりこの距離のスピード勝負で先手をとれるかというのと、テイエムジンソクもスローの上り勝負が得意なので、マイルとなると先手を取れるかというと…。
上位人気が外枠に入り、個人的には荒れる要素の少ないメンバー構成ですが、アウォーディー、インカンテーション、ベストウォーリアといった馬が少し復活するとちょい荒れの結果になりそう。
特にベストウォーリアは休み明け上等どころかぶっつけの方が走る馬なので、前走回避しても何もマイナスになりません。
馬場はこれを書いている時点のデータだと古馬500万の1400m戦で1:25.0。1600mで1:38.7。
どちらも勝ち馬が完勝していますが、このメンツのG1なら1:35.0付近の戦いになりそうな馬場です。
逃げ :①ニシケンモノノフ、③ノボバカラ
逃げ後:②ケイティブレイブ、⑥インカンテーション、⑩テイエムジンソク
先行前:⑦ララベル、⑪ロンドンタウン、⑬レッツゴードンキ、⑮ベストウォーリア
先行後:④アウォーディー、⑯サンライズノヴァ
中段前:⑧メイショウスミトモ、⑨キングズガード、⑭ゴールドドリーム
中段後:⑫ノンコノユメ
後方 :⑤サウンドトゥルー
としました。
レッツゴードンキとかケイティブレイブとかがわからないのですが、やや前掛かり。
昨年の武蔵野Sでインカンテーションがほぼ逃げ切りで35.1-60.0。昨年が34.0-59.0。
多少縦長の展開になり、テイエムジンソクを挟んで前後ろのレースになりそうな気がします。
テイエムジンソクは強烈なスピード馬ではないので、ここが60.5付近で通過。
そう考えると、逃げるニシケンモノノフとノボバカラ辺りが60.0を少し切る程度。
1000m通過は昨年とほぼ同じ感じで、大きくラップダウンがない流れの34.8-59.3位で前半が流れます。
少しバラバラっとした感じで4コーナーから直線へ。
逃げるニシケンモノノフとノボバカラに外からグーンとテイエムジンソクが並びかけます。
インカンテーションは抵抗しますが、ケイティブレイブの方が前に行き、2頭が並ぶ感じで残り400m。
外からベストウォーリアも顔をのぞかせ、ケイティブレイブを差してきます。
内からアウォーディー、そして外から4歳馬サンライズノヴァ。その後ろからゴールドドリームと大外からノンコノユメ。
残り200mで一気に先頭が入れ替わり、テイエムジンソクはバテてはいないものの、スピード勝負で一瞬遅れます。
サンライズノヴァが先頭に立ち、ベストウォーリアが2番手。
しかし外からゴールドドリームが並びかけますが、まだ先頭はサンライズノヴァ。
内から粘るテイエムジンソクとベストウォーリア、内からするするとアウォーディー。
ノンコノユメは大外から伸ばしますが少し距離がある。
最後はサンライズノヴァがゴールドドリームをクビ差退けての勝利。
勝ち時計は1:35.3。4歳馬の堂々たる勝利です。
2着にゴールドドリーム、3着にやはりこの舞台のベストウォーリア。テイエムジンソクは4着、5着にノンコノユメとアウォーディーが並ぶ感じ。
上位人気馬のガチガチ決着に少し人気薄が絡む感じの決着。まぁありがちですね。
◎ ⑯サンライズノヴァ
○ ⑭ゴールドドリーム
▲ ⑮ベストウォーリア
△ ⑩テイエムジンソク
△ ⑫ノンコノユメ
△ ④アウォーディー
注 ⑥インカンテーション
としました。
サンライズノヴァは東京マイルなら、の馬だと思っています。
モーニンや昨年のゴールドドリームもそうですが、東京マイルなら頑張れる馬は信用したいです。
外からすっとテイエムジンソクを前に、ゴールドドリームを後ろにおける位置に入れると思っていますので、目標を立てやすく、後続を意識できる位置を選べると思います。
ペースも速すぎず遅すぎずで流れそうな割に前後ろがしっかりしているので、大外スタートでも直線で大外ぶん回すとかもなく、スムーズに走れそうです。
対抗は昨年同様にゴールドドリーム。
この舞台なら崩れる姿が想像できず、こちらも外枠からコース取りも問題なくできそうで、出たなりに走ればいいと思います。
テイエムジンソク、サンライズノヴァと外から前を抜く馬が多いので、直線は少し外目に行かないといけない分、僅か及ばずかも。
3番手は穴をねらってベストウォーリアを。
実績は十分ですが、8歳馬で成績は下降気味。それは誰の目にも明らかで、加えてアクシデント明け。
それでもこの馬は中央のG1馬になれると4歳のころ思った馬ですので、やはり加えておきたいです。
こちらもテイエムジンソクをしっかり目標にできる位置に入るでしょうし、先行して5番手位の外目。
直線で見せ場は作れると思っています。
テイエムジンソクはその後ろ。
心情的には頑張ってほしいですが、この距離がどうかなぁ。
見た目以上に道中溜めて上がり勝負なので、激流はないとは思うものの、道中の脚の使い方はこの馬には合わない流れになりそうな予想です。
昨年みたいに明確に途中で緩めば違うと思いますが、今年はそうはならないと思いました。
ノンコノユメを次に。
追い込み馬なので、届くか否かです。
あんな鮮やかなレースが毎回続くわけもなく、16頭もいるG1だと4コーナーで少し鈍いのが致命傷になりそう。
届きそうな雰囲気こそ感じますが、ちょっとアテにできないのでこの位置に。
アウォーディーも人気が下がっていますが、思い切って弱者のレースができれば面白いです。
毎回王道レースばかりですが、外に有力馬が入り、自分の内側には逃げ先行馬。
スポットで内からするすると走れれば。ロスなく走ってどこまで。
注意はインカンテーションを。
この舞台なら切れない1頭です。前走負けていますが、東京の1マイルなら見直せます。
ケイティブレイブは外枠なら良かったのですが、内側でこの並びだと中途半端なレースになってしまうかもしれません。
思い切って行ってくれると面白いですが、マイルの芝スタートでどこまで行けるかな?
こんなこと言ってて、軸にするならゴールドドリームかもしれないけど。
しっかり買えば惜しい所まではいけると思っています。当たるかはワカンネ。
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